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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

困った・・・

2006-05-24 | 文化・茶道
昨日はお茶のお稽古でした。
お部屋に入ってご挨拶をするやいなや先生が
「akikoさん、今度のお茶事でご亭主やってくださる?」

先生の「やってくださる?」は問いかけでもお願いでもなく"絶対強制"です。
青天の霹靂(へきれき・・・へ~、こういう字書くんだぁ。自分じゃ書けないわ)
真っ昼間のほほんと散歩してたらいきなり銃を突きつけられた気分です。
いいえ、いきなり撃たれたくらいかも。

茶道をたしなまれる方は説明するまでもないでしょうが、お茶事の「ご亭主」とは、お客様を招いて食事を出したりお茶を点てたりともてなす主人のことです。

これが信頼のもとに抜擢されたのならまだいいんですが、そういうわけじゃなく
「ご亭主一度しかやってないから。他の皆さん二度ずつやってらっしゃるのよ」 
・・・回数ですかい。
「一度もしてない方もいるけど○○さんはまだ無理だし」
・・・私だって全く無理ですってば。

お茶事までお稽古する時間はもうないんです。そりゃあ風炉は炉より楽ですし、お棚は丸卓(まるじょく)だから難しい動作はないけど、せめてもうちょっと早く決めてくれてれば。いえ、それでも結果は同じなんですけど心構えってもんがね。

この話で動揺するし、今日の炭は線香花火のようによく飛んでえらい怖いし、スカートに穴が空くか?顔に火傷するか?気になってお点前はボロボロでした。 
こんなんで当日大丈夫なわけがないですってー。

この夜先生は他の人にも電話で
「○日のご亭主やってくださる?」 
「半東(ご亭主の補佐役)お願いできないかしら?」
と、ミサイル攻撃のように依頼をしていたのでした。

+ + + + +

さて、気をとりなおして「本日の主菓子」

豆腐田楽・・・じゃなかった。「木の芽田楽」です。
フワフワソフトな蒸し生地に木の芽の田楽味噌

動揺しながらもしっかり写真撮影しました。
喰籠(じきろう=茶道では蓋物のお菓子器)のお魚模様がかわいいでしょ。

風炉の季節になりました

2006-05-10 | 文化・茶道
写真はGWに荒川をお散歩したときの風景。
川岸のさわやかな緑(このあたりはきれいに整備されちゃってますが)、高いビルが本当なら違和感があるはずなんですが、見慣れてしまうとこれが都心に近い川の風景なんだなーと普通に感じてしまうんです。


+ + + + +

さて、5月に入りお茶室は炉から風炉の季節です。

10年も(くどいようだけど10年は本来この世界では"まだ""しか"です)やってるのにちょっと雰囲気が変わるととまどってしまう・・・ダメダメな私です。 しかも最初っから苦手な炭点前とは。 とほほ

こんな暴露話を書いてはいけないのかもしれませんが、去年あたりから使っている炭の質が落ちたようで、生焼けなんでしょうか、茶室に白い煙とこげ臭さが漂うことがしばしば。つ・・・つらいっ。 炭も高いらしいですから先生も大変なのよね。 炭点前まではなかなかできないところもあるらしいですから贅沢言えない。


明日は女3人で久々の飲み会で~す♪


今日の主菓子

2006-04-28 | 文化・茶道
さすがにGW前後は非常に忙しくお茶のお稽古にだいぶ遅れてしまいました。

炉は今月で終わり。 来月からお風炉になります。
お茶を習い始めたのはたしか新緑の5月でした。 何年たったのかなー?
10年になるのかな? 


今日の主菓子は味噌餡のおまんじゅうでした。
遅れていったので写真は取れなかったんですが、お腹空いてるとこにちょっと大きめのお饅頭がうれしかったです♪



=青まる=
これは私が先日旅した仙台のお土産
「萩の月」の"菓匠三全"の系列店"青ざし"というお店で買いました。
似たような"ずんだ茶寮"という店が東京大丸にありますが、これも系列店です。
これは仙台限定販売品だとか。

まわりはけっこうすごい緑色ですが、お抹茶の色のようです。
中身は薄緑色のずんだ餡。
お濃い茶のおともになりました。



=加賀の白峰=
金沢のお土産だそうです
「佃煮」と箱に書いてあったので、「え?お抹茶に佃煮?」と
思ったんですが、外は胡桃形の最中の皮、中は加賀の「じろ飴」で煮た胡桃です。
じろ飴は俵屋さん製で砂糖を使わず米と麦芽で作られた水飴。
胡桃好きな私にうれしいお菓子です。

今日の主菓子

2006-04-19 | 文化・茶道
今日のお茶のお稽古

主菓子は「青陽」(せいよう)
中は黄味餡のようでした。

青陽の意味は春の陽光、または春そのものの異名だとか。

写真はピントがなかなか合わずちょっとボケてしまいました。

6月のお茶事が決まりました。
また定例のお料理持ち寄りの会です。
さて・・・私の担当はまた強肴かなー?
何を作るか、今から考えなくちゃ。

GWはお料理研究と練習の日々になりそうです。

今日の主菓子

2006-04-05 | 文化・茶道
昨日のお茶のお稽古は
釣り釜(天井から自在や鎖でお釜を釣ってます)での炭点前と
旅箪笥でお濃い茶

旅箪笥はこの時期に使うお棚(水差しや茶器を飾って点前をする棚)の一種です。
前面の一枚戸が取り外せる縦長の箱形で、中は板が2つあり3段に分けられます。利休さんは小田原の陣の折りにお茶道具一式をこれに運んで、棚に用いたとか。 
なんだかおままごとセットを思い出しちゃうんですが、不謹慎でしょうか?
といっても見たことない方にはわからないですね。すみません。


主菓子は「桜餅」
2枚の小さめな桜葉で包まれた桜餅。道明寺粉の蒸し加減も程良く、甘さに桜の塩気がちょうど合います。 いい香り。

桜餅の葉は一般には「大島桜」の葉を半年塩漬けしたものを使うそうです。
食べられる柔らかさは大島桜ならではなのかもしれません。
ちなみに、「桜湯」の桜の花の塩漬けは「関山」という八重の品種。

鯛の桜蒸しなんていうのもいいなぁ~

って、結局お茶の話しじゃないじゃないの。

今日の主菓子

2006-03-29 | 文化・茶道
昨日はお茶のお稽古

いつも一緒にお稽古している方々が忙しくてお休みだったので
1人で集中稽古

と思っていたら、あんがい先生と楽しくおしゃべりしながらのリラックスタイムでした
あはは、いいのかなー?

さて、今日の主菓子は「早わらび」
先月の「雪の小草」と同じ薯蕷饅頭に早わらびの模様です

今日のお菓子

2006-03-15 | 文化・茶道
取り損ね・・・
今日のお菓子=お茶のお稽古に遅れていったので主菓子をカメラにおさめる機会がありませんでした。 ということで代わりの写真は・・・?


3月のお稽古は「釣釜」
天井から釜を吊すので炉中には五徳を用いません。
なので、釜の蓋や柄杓を置く「蓋置き」は五徳の形をしたものを使います。

炉を深くして火を遠ざけ、また少ない炭で湯が沸くようお釜も小ぶりな細身の釜を使うようです。 春に向かい暖かくなるのでそういったことへの心づかいと聞いた覚えがあります。

ゆるやかに揺れる釜の風情がとてもいいです。(催眠にかかっちゃったりして。。。)



さて、写真はまったく関係ないものなのですが、
これ、何だと思います?


お着物♪

2006-03-13 | 文化・茶道
昨年末に仕立てを頼んでおいた着物ができあがりました。

上品な付下げでしょ?


これ着ておでかけしたいなぁ

でも、どこに行こう?
あんまりカジュアルな場所じゃもったいないし

(・・・着ていく場所がない)


着物屋さんに「あるとき払い」にさせていただいてる借金も
あと5万ちょっとになったので
気が楽になりました

「どうせまた払い終わる前に買っちゃうんでしょ」
と家で言われてます

・・・・返す言葉がない

今日のお菓子

2006-03-01 | 文化・茶道
2月最後のお茶のお稽古は苦手な炭点前、とお濃い茶でした

基本の動作ですら順番がぁ・・・何年やってんだか

ま、さほどひどい失態はなかったのでよしとするか。。。と自分で言ってどうする


さて、今日のお菓子は
「雪の小草」
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)です

お薄茶にはお土産物の京都・俵屋吉富の「菊華仙」と金沢・森八の雛あられ
菊華仙は"金箔"付きです
表は菊の焼き印、裏に金箔がどっぺり
おぉーーーーー、贅沢な!
ありがたや、ありがたや・・・(手をすりあわせる)

金を見ると目が血走る
あさましいですねー

+ + + + + +
来月からは[釣釜]でのお稽古になります
字の通り天井から鎖で釜を吊します=広間(小間は自在)
これについてはまた来月 来週はお稽古はお休みです

昨日のお茶菓子

2006-02-22 | 文化・茶道
昨日は1人でお茶のお稽古でした。

いつもは3人でお稽古なんですが、みなさんご都合悪く。
ということで、先生と一対一

これで緊張するかと思ったら
図太い神経ですね、私
堂々と茶杓を忘れたり
どうやってお茶入れるのよーーー

あいかわらずマヌケなことばかり・・・です

おいしくお菓子食べてお茶を飲んで帰りました


さて、お菓子は
主菓子=雪餅きんとん  
餅は入ってないんですが、中に黄色いきんとん餡が隠れてます。おいしいです~

お薄にはロイズのバーチョコ(クランチタイプ?)と
差し入れのお手製「夏みかんの砂糖漬け」
これ、最高においしいんです。作り方教えてもらったんですが、手がかかりすぎるので断念しました