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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

今日のお菓子2 & お知らせ

2006-02-09 | 文化・茶道
茶道のお稽古でいただいたお菓子

京都=笹屋伊織の「柚子羽二重」
(一つ食べたので数が減ってます)

和三盆がふられたモチモチの中に柚子の小さな皮が入っていて香りよく上品です。

常温で食べるのが普通なのでしょうが、少し冷えている状態でいただいきましたらとってもおいしかったです。 冷えてもモチモチは堅くなく変わりません。


さて、「茶の湯・表千家-茶道をたしなむ」という番組のお知らせです。

NHK教育TVの「趣味悠々」という番組で今週から毎週月曜午後10時、再放送翌週月曜午後(昼)0時30分、表千家の茶道を全8回で紹介しています。 

(毎年1~2回放送があるようですが)

今日のお菓子

2006-02-09 | 文化・茶道
本日のお茶のお稽古は基本のお運び

なのに、必ず何かしらヌケル私。。。
茶道習い歴・・・何年ですか?って聞かれたらそうとう恥ずかしいです。

さて、本日のとはいったものの、お稽古は火曜日、7日でした。

主菓子は「雪間」
緑の部分は[ういろう]のようで白はスポンジ状のしっとり生地です。
雪の間から芽がちょこんと出してきた姿でしょう。

お茶をしているとこういう小さなものから季節を感じることができます。
あ、もっとも季節物は早め早めの先取りなのでその気になるには
気が早いんですけどね~。

主菓子

2006-01-26 | 文化・茶道
今週のお茶のお稽古でいただいた主菓子
練りきりです

名前は 「冬椿」

ダイエット中ですが、お茶菓子は別
お抹茶をおいしくいただくために。。。


ダイエット中ですが、
昨日差し入れにCOZYのジャンシューを食べてしまいました
だって、断れないもん。。。
こんな時にこんなものを差し入れなんて「間の悪いヤツ」と思いながら


ダイエット中ですが、
今日はお仕事でお客さんとイタリアンのお店で新年会
やっぱ食べるよねー   飲むよねー
まぁ、接待だからそんな飲まないけどぉ(ホントよ)

「お客さんへのお土産買ったけど○○(私)ちゃんの分もあるからね」
こんな時に・・・「間の悪いヤツ」

感謝してるのよ、本当は
うれしいのよ、本当は
こんなに気をつかっていただいて
でもなんでこんな時に限ってなのー?
断れるわけないじゃん、食いしん坊な私が



来週月曜の健診までのガマン、ガマン

。。。それでいいのか?

初釜レポ2

2006-01-25 | 文化・茶道
写真は主菓子(懐石の後、お濃い茶の前にいただきます)です。
表千家は初釜の定番は「常盤(ときわ)饅頭」で白い薯蕷饅頭に中は白餡を緑に染めたもの。千年変わらないという翠の松に白い雪がかぶった様子らしいです。

なのですが、これは中が色とりどり。
常盤饅頭はけっこう大きめ(小ぶりな大福くらいの大きさ)なので懐石の後ではかなりつらい。 食べられない場合はお持ち帰りしてもOKなのです。

ちなみに裏千家さんは花びら餅(菱葩餅)。
白い求肥(又は餅)の中に紅の求肥がうっすら透けて見え、中心には味噌餡、甘炊きのゴボウが両端が出るように包まれています。もとは宮中のおせち料理の一品だったようです。 お正月限定で和菓子屋さんで見かけますよね。

他にもそれぞれ流派によってお好みがあるとか。

この後のお濃い茶のお茶碗は普通お正月のおめでたい時ですので「島台茶碗」といって大小重ねの楽茶碗で内側はそれぞれ金箔銀箔が張られているものを使いますが今年はなにぶん借り物揃えなのでお目見えしませんでした。

余談ですが、この金銀箔はお茶筅を使っている内当然薄くなりますので(これがかすれた感じがなかなか味が出て好きなのですが)そうするとまた箔を張りに出すのだそうで。金銀の華やかさは好き嫌いあるかもしれませんが、渋も派手も好みな私は好き。。。

初釜も含め、お茶事は私の中では「懐石」がなんといってもメインですが、本来は「お茶」がメインです、あしからず。 


さて、終わったあとは三々五々ってことで解散したわけですが、いつも同じ日にお稽古している3人でお茶をしに行きました。 どこにするかなー、と、久々に「新宿タカノ」フルーツパーラーに。

バイキングの方は40分待ちの大人気ですが、他の席はすぐ入れました。
バイキングのフルーツバーは男性だけのお客さんはダメなのです。 女性のみ、または女性同伴でないと入れないのですって。

お腹はもういっぱい!
のはずだったんですがメニューを見ていたら「イチゴおいしそー」
とついつい・・・

結局、得意の「別バラよねー」ということになり、苺のトライフル(カップの中に苺ゼリー、苺スポンジ、カスタードクリーム、クラッシュドパイ、生クリームが段々に入って、苺がトッピング)と紅茶、コーヒーセットにしちゃいました。 


さて食べよう、としていると誰かが肩をポンとたたくので振り返ると
先生とお社中ご一行様が・・・「それおいしそうね、私たちも同じのにしましょう」

柿傅からタカノは割合近いとはいえ、一同が集まるとは思いもしませんでした。
それにしても恐るべし女性の別腹


そして目の保養に1階のグッチ(バッグ)のお店に。
「高くて手が出ません~~~」
ここって黒コート着たお兄さんが常時ドアの前に2人立ってドア開けしてくれるのね。びっくり!(セツナイ仕事な気もする・・・)

着物でお出かけしてご飯食べてお茶飲んでデザート食べただけなのになぜだかひどくくたびれた一日でした。

初釜レポ1

2006-01-24 | 文化・茶道
初釜@柿傳
普段のお茶事は先生のお宅ですので一度に大勢はできず3日間にわけられます。今年は私が入門してからはじめて外での初釜でした。
裏方役を合わせて総勢25人ほどだったでしょうか?お社中ほぼ全員が顔を揃えることはなかなかないのでとても楽しい初釜となりました。


掛け軸は「蓬莱」
お花は蝋梅に侘び助

炉縁、お釜、紹鴎棚、他もろもろのお道具は持ち込むのが大変なためお店の借り物でした。

新年のご挨拶から始まって、炉のお炭をあらため(初炭のお点前)、そしてお楽しみの懐石です。

お料理は
白みそ仕立ての汁碗には結び生麩
お向こうに鯛のお刺身
お碗は蟹の入ったしんじょ
西京焼き、柿なます、穴子と京芋の炊きもの
箸洗いの子吸い物には土筆の塩漬けが入ってました
八寸は海老のウニ焼き、黒豆と白いままの長呂儀
そして香の物にあられの入ったお湯でご飯をすっかりいただきます。

お料理の写真は撮る余裕がなかったので想像してくださいませ~


さすが柿傳、おいしいしボリュームもたっぷりでした。
もちろんお酒もたっぷりいただきましたよ。

昼日中からおいしいお料理にお酒なんて幸せ~
飲める方飲めない方、いらっしゃいますが当然私の横にはいつも御銚子が待機(笑)

懐石が終わるとお菓子が出され、お菓子をいただいたあと普通は「中立ち」といって
一度お客は席をはずしてその後お濃茶、干菓子、お薄茶となるのですが、時間の関係で中立ちは省略となりました。

が・・・ほろ酔いの良い気分に超満腹。 正座はつらいわ、眠気もやってくるわで^_^;

つづく・・・(これってカテゴリー=文化でいいのかなー?)

初釜

2006-01-22 | 文化・茶道
新宿の「柿傳」での初釜でした。
前日は朝から街一面が銀世界、一日中降り続いた雪にどうなることかと思いましたけど、当日はみなさん行いがよろしいのか晴天。

が・・・家の付近の道は雪やら氷やらがたっぷり残ってます。
当然お着物に草履じゃあ非常に危険です。

どーするかなー?と思い悩んだ結果、着物姿に足だけスノーシューズ(笑える格好です)
恥ずかしいとか言ってる場合じゃないですもの。

かっこ悪いけど、なんにしても一日違いで雪の日にあたらなくてよかったわー。

一日遅れの鏡開き

2006-01-12 | 文化・茶道
1月11日は鏡餅を割って食べる「鏡開き」の日です。
昨日は私がお仕事の会食だったので我が家は一日遅れで今日になりました。

割るといっても我が家の鏡餅は餅型のケースに個別パックされた丸餅がいくつか入っているタイプのものでしたので、餅型ケースのパックを開けただけの「鏡開き」でした。

開くって意味では合ってるんだけどぉ。

お汁粉もお雑煮もお正月にたくさん食べたので、安倍川餅にしてみました。
丹波黒豆のきな粉をたっぷりつけて・・・ おいしぃ~~♪

そういえば、昔はカチカチになった鏡餅を割って揚げもちにして食べたんだったかなー?

お正月の厳かな気分もだんだん薄れつつあるし、スーパーもデパートも1日が休みなだけで営業してるからいつでもお買い物できるし(でも年末買いだめしちゃうのよね)、おせちを作ったり、しめ飾りしたり、七草粥、鏡開き、そういう文化が薄れていく傾向は強い気がして淋しさを感じます。

でも、高級おせちは売れてるんですってねー。 不思議。・・・って、私も始めて今年は注文品のお世話になったんだっけ。 私が買うくらいだから世間も不思議じゃないわけだわ(笑)

お稽古始め

2006-01-10 | 文化・茶道

今日は今年初めてのお茶のお稽古でした。

初釜はいつも先生のお宅で先生のお料理が振る舞われる懐石、お茶席となりますが、今年は初めて外の施設を使います。 という事情で日程の都合により初釜よりお稽古が先になりました。

久々のお茶室~~~。

お正月も自宅で和菓子&お抹茶しましたけど
なんでかなー、やっぱりいつものお茶室でいただくお茶は断然おいしい。

私のお点前はといえば、まぁボケボケでマヌケなことばっかり(あいかわらず)でしたけど。


北斎展

2005-12-07 | 文化・茶道
北斎ってすごい人気者だったのねー。

夏休みの宿題のごとく、長い会期の終了間際焦って行ってきました。
国内はもちろん海外からも合わせて500点もが集結されるとして注目を浴びた「北斎展」は超混雑で入場に1時間待ちということもあったようです。

上野にある東京国立博物館は普通17時閉館なのですが、金曜は20時まで延長です。 働く人にはうれしい配慮です。
ただし、仕事を終えて駆けつけると18時から2時間で見て回らなければならないせわしなさはあります。

人気の展示でも金曜の夜は穴場、とはいえ、会期終了2日前はさすがに行列できてました。
20分待ちと言われながらも15分程で入場するも場内もなかなか進まぬ列。
この日は閉館を30分延長してくれましたので何とか一通り見ることができました。 でも、2時間で見るのはキツイです。

でね、見応え十分です。 期待以上。
若い頃から老年になるまで時代の移りを考慮してもその多様さは狂人的(褒めてるつもり)。
北斎は号を何度も変え、75才からは画狂老人卍としたそうですがまさにぴったり。
版画、肉筆画、挿絵、漫画、とにかく面白いです。

500点といっても会期中に差し替えがありますので一度に展示するのは2/3程度でしょうか。ほとんどが版画サイズや俳句を詠む短冊サイズ、冊子サイズと小さく、他は掛け軸程度の大きさですが、何作も見てもちっとも飽きず大作をたくさん見たような満足度です。

これはと特に好きなものを挙げるのもここで説明するのも難しいので、おもしろかったものにしましょう。 百物語(怪談)の3点ほどが展示されていたんですが、おどろおどろしいのになぜかユーモラスでもある描き方に洒落心を感じました。 


こういう展覧会にはお土産グッズがつきもの。普通それにまつわる本やお菓子、絵はがきと思いますがTシャツやら手ぬぐいやらまであって、北斎も現代にいたらデザイナーとしても人気出たんじゃないかしら。

さて、北斎さんは60才に脳卒中で倒れたそうですが、柚をお酒で煮詰め溶かしたものと焼き味噌、それにクワイを食べ続けて元気になり90迄精力的に描き続けたとか。

そこで、柚の砂糖漬けを買って帰りました。 これがまたおいしい!

やっぱり最後は芸術より食い気に走ったのでした。

華麗なる伊万里・雅の京焼き@表慶館(上野)

2005-12-05 | 文化・茶道
11月末、上野の国立博物館で開催されていた伊万里と京焼き展に行きました。
どちらも江戸時代のものです。

表慶館は大正天皇が皇太子のとき、ご成婚を記念して建てられたものだそうです。
正直展示物よりも建物に感心して眺めてしまいました。

時代を追って伊万里、そして京焼きの名品の数々が紹介されています。

名品はいろいろ展示されてるのですが、感想は「なんでこれ一緒にやったの?」です。
時代を追っての紹介のわりにはなんだか薄いなーという感じで焦点がおけず、
どうせやるなら別々に集中してもっと色濃くやって欲しかったように思います。

2ヶ月前に鍋島を見て、その内容がみごとだったし、伊万里に行って来たばかりだから
よけいに伊万里はものたりなかったのかもしれません。

やきものも茶陶となるとすごい集客になる場合があるんですが、それを想像していたら
拍子抜けです。 同時期に別棟で開催されていた「北斎」の方は大人気で行列が
できていました。  北斎も行かなくちゃねーーー 

というわけで、次は「北斎」です。(伊万里・京焼、北斎ともに会期終了)