雑学科学読本 身のまわりのモノの技術
http://book.akahoshitakuya.com/m/b/480614455X/
2012.8.1 発売の本:
夏休みで、子どもから質問攻めにあっても、答えることができる本。
リスクコミュニケーションWSでも話題に出た「難しい専門用語を分かりやすく説明する」の参考になるはず。
隠しておいて、「へぇ~」と言われるか?、一緒に読むか?、ちょっとした選択です!
説明文もそうですが、図解用のイラストの表現が絶品です。小学生や中学生に分かりやすく先端技術を説明できますよ。
以下、へぇ~と思ったところ■
○消せるボールペンは、消しゴムでこするときに発生する摩擦熱を利用
○放射線測定器
:半導体検出器(固体の電離作用を利用))
:ガイガーカウンター(気体の電離作用を利用)
:シンチレーションカウンター(装置に飛び込んできた放射線が検出機内の原子と衝突し、それを励起する現象を利用)
○電波時計
:「セシウムビーム型原子周波数標準器」が搭載
:1秒間に91億9263万1770回正確に振動する電磁波を吸収する性質があり、この性質と水晶発振とを組み合わせて、正確な時刻を刻む
○マルチタッチを実現した技術
:投影型静電容量方式
:アップル社が操作性の特許を申請中、成立するかどうかが問題となっている
ps1.
こんな業界用語も、簡潔に説明されてます。
・Wi-Fi
・Wi-Max
・LTE
・Xi
・FDMA
・TDMA
・CDMA
・OFDM
・IrDA
・赤外線通信
・G3規格
・スーパーG3規格
・ファックスの前制御
・ブロードバンドの「上り」「下り」
:通信回線を「両側4車線の高速道路」、回線上でやりとりされるデータを「時速100キロで走る自動車」で表現
・VoIP
・デジタル変調とデジタル圧縮
・なぜ、Blu-Rayなのか?
ps2.
参考文献を見てピンときました。やっぱり読みやすく分かりやすい本になるのですね。
こちらのブログでも、★★★★★頂いてました。
○図解でわかる多変量解析―データの山から本質を見抜く科学的分析ツール
○〈ゼロからのサイエンス〉多変量解析がわかった (ゼロからのサイエンス)
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