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Forever & Always

主にTaylor Swiftの曲を和訳しています

Reputation -Here's something I've learned about people-

2017年12月12日 | Taylor Swift
人間について学んだこと

誰かのことをわかっていると思っても、本当はその人が見せようと思って作り出した姿を見ているだけだということ。
友達のことはある側面からはわかっているけれど、その友達の恋人がどう思っているかはわからない。
恋人がその人の友達と同じ目線でその人を知ることができないのと一緒。
母親の知る子供の姿は、ルームメイトが知る姿とは違うし、同僚が知る姿ともまた違う。
密かに憧れている人にとっては、光り輝く色を放ち、素晴らしい光景に見え、この世の者ではないように感じ、価値のつけられない存在と思え、まるでその人は複雑で繊細な夕陽に見える。
それなのに、通りすがりの他人にとっては人混みの中の同じような顔をした印象のない人になる。
人の噂を聞けば、それが本当だと信じてしまうかもしれない。
いつかその人に会えば、根拠のない噂を信じたことを馬鹿だったと思うかもしれない。


現代はインターネット上に記録した写真で人生の全ての物語を振り返ることができる初めての世代であり、
同時にその記録によって良くない影響を私たちはいずれ被ることになるでしょう。
私たちはネットに写真を投稿する上で自分を良く見せるために編集することで、
結局のところ第三者から思われたい自分を自分で作り出しているのです。
だけど目が覚めて鏡を見れば、顔にはシワや傷跡や気に入らない所や嫌な所が目につきます。
そんな朝の顔を見ても、未来を感じ、パートナーでありたいと思い、そして永遠を感じてくれるような誰かにいつか出会うことを誰もが願っています。
物語の全ての側面を知った上で、そして自分という万華鏡を様々な角度から見てくれた上で自分を選んでくれる、そんな誰かに。


そもそも問題なのは、私たちは人生における全ての人や物を単純化、一般化したがるにも関わらず、
人間は本来単純化することは不可能なものだということ。
単なる善人でもないし、単なる悪人でもない。
私たちは最悪な部分と最高な部分、誰にも言えない秘密と夜のパーティーで話すお気に入りの話が入り混じったようなモザイクでできていて、照明が当てられ盛れたプロフィール写真と運転免許証の顔色の悪い写真の間に存在しているのです。
自己中心的さと気前の良さ、義理と自衛本能、理性と衝動性が混じっているのが私たち。
私は15歳の頃から世間の目にさらされています。
その美しく、素敵な面は音楽を作り出すことで幸運にも生計を立てられていること、
そして溢れるほどの愛情をくれる人やエネルギーに満ちている人にたくさん出会えること。
その反面で、私の過ちは私を批判するために使われ、私の失恋は他人に面白がられるために取り上げられ、私の作詞作曲は「情報を公開しすぎだ」と一蹴され簡単に扱われてしまう。


このアルバムが公開されれば、ゴシップ関係のブログはそれぞれの曲をどの男性に宛てたのか、歌詞をくまなく調べ上げるでしょう。
曲のインスピレーションが親子鑑定のように簡単で単純なものだと言わんばかりに。
たくさんの写真が事実ではない出来事を裏付けるために作られるはずです。
今は2017年で、写真がなければ事実ではないと言われる時代だから。
そうでしょう?


後ろのほうにいる人たちのために、もう一度大きな声で言うわ…

誰かのことをわかっていると思っても、本当はその人が見せようと思って作り出した姿を見ているだけ。

説明は以上です。
あとはReputation(評判)が世に出るだけ。


New Year's Day

2017年11月19日 | Taylor Swift

Reputation の15曲目に収録されています。
最後の曲。
もうここまで聴くと、最初の方の曲と同じアルバムなの?という感覚になります。

落ち着いた、ピアノとギターのシンプルな曲。
taylorだ…という安心感がすごくて、大好きな曲です。

この曲のコンセプト。
家でのパーティーが終わった後に一緒に片づけをする人って、
一緒にいるのが当たり前のような大切な人ですよね。
家族だったり、親友だったり、恋人だったり。
そういった人に宛てた曲です。
(これはアルバムのコンセプト的におそらく恋人だけど)

うまいなぁ、と思うのは「女の子たちは靴を持って玄関ロビーに降りる」シーン。
みんなが帰っていくのを見送りながら、
あなたと私はぼんやりと片づけようとパーティー会場に残ってる。
描かれていないけど、そんな二人を対照的に引き出すフレーズだと思います。

あと、3回手を握りしめるのって、"I LOVE YOU"だと思うんですね。
日本でもアイシテルの5回のサイン、流行ったと思いますがそういう感じです。


語りだすと止まらないので、このあたりで。



◆ New Year's Day 歌詞 ◆


以下、和訳です。





床の上にはラメが散らばって
パーティーが終わり
女の子たちは靴を持って
玄関ロビーに降りてくる
溶けたキャンドルとポラロイド写真が
堅木の床の上に散らばっている
あなたと私は昨日の夜から一緒ね

だけど最後のページは読まないで
あなたが自分を失う時
私が怯えてしまった時
あなたが背を向けようとする時
それでも私は一緒にいるわ
あなたの真夜中を独り占めしたい
だけど空き瓶を二人で一緒に片づけるの
新しい年の始まりの日に

あなたが私の手を3回握りしめた
タクシーの後部座席
これは長い道のりになるって言えるわ
私はいつでも一緒よ
あなたが街の有名人になろうと
のけ者にされて家に帰るのがやっとでも

最後のページは読まないで
つらい時でも
間違っている時でも
お互いに過ちを犯しても
私はあなたと一緒にいるわ
あなたの真夜中を独り占めしたい
だけどあなたと空き瓶を片づけるの
新しい年の始まりの日に

思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
私もあなたを大事にするから

お願いだから
決して他人にはならないで
どこにいても笑い声だけで誰かわかるの
お願いだから
決して他人にはならないで
どこにいても笑い声だけで誰かわかるの

床の上にはラメが散らばって
パーティーが終わり
女の子たちは靴を持って
玄関ロビーに降りてくる
溶けたキャンドルとポラロイド写真が
堅木の床の上に散らばっている
あなたと私は永遠に…

最後のページは読まないで
つらい時でも
間違っている時でも
お互いに過ちを犯しても
私はあなたと一緒にいるわ
あなたの真夜中を独り占めしたい
だけどあなたと空き瓶を片づけるの
新しい年の始まりの日に

思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
思い出を大切にしてね
思い出があなたを繋いでくれるわ
私もあなたを大事にするから

お願いだから
決して他人にはならないで
どこにいても笑い声だけで誰かわかるの
お願いだから
決して他人にはならないで
どこにいても笑い声だけで誰かわかるの






今後はアルバムの最初の部分の和訳や
日本のツアーが決まればそのことについての更新になるかと思います♪


This Is Why We Can't Have Nice Things

2017年11月18日 | Taylor Swift

Reputation の13曲目に収録されています。

13といえば、taylorのラッキーナンバー。
いつもなんの曲がくるのかな?と楽しみにしています。

今回のアルバム、
taylorがおそらく初めて長く付き合ったCalvinについていろんな曲があるんだろうなって思って開いたんです。
するとラブソングは今の彼に宛てたものに思えるものが多くて。
なんだかびっくりしちゃったんですね。
この曲をよく聴いてみると、あぁぁ…となりました。

私個人の見解では、この曲はCalvinについてかなぁと思います。
付き合っている時は本当に楽しかった。
でもあなたは嘘つきでなんか怪しくて本当の友達がいない。
しかも私の文句を裏で言ってる(筒抜け)。

…こんな人いやです。笑
途中taylorの笑い声が聞こえますが、
笑いながらじゃないと許せないの、わかるわかる。笑

13曲目にしているのが、重要な気がします。
本当にtaylorが言いたかったこと、みたいな…



【用語解説】
(※)ギャツビー
毎晩豪華なパーティーを開いている、The Great Gatsby(1925)という小説の主人公。



◆ This Is Why We Can't Have Nice Thigs 歌詞◆

以下、和訳です。





大きなパーティーを開くのは素敵だった
バルコニーからプールに飛びこんだりして
みんながシャンパンの海を泳いでた
あなたがここにいる時はなんのルールもない
ベースの音がシャンデリアを揺らす
あの一年間はギャツビーの気分だった(※)

なのにどうして私の楽しみを台無しにするの?
私は頭を振りながら
門に鍵をかける

これが私たちが楽しくやれなかった理由よ
ダーリン あなたが壊しちゃったから
私が片づけをしなくちゃいけなかった
これが私たちが楽しくやれなかった理由よ
ハニー あなたの私に対する小言が
全部筒抜けだって思わなかった?
これが私たちが素敵な関係になれなかった理由よ

また友達になれてとっても嬉しかった
もう一度チャンスを与えたのに
私と握手をしながら裏では私を裏切っていたの
そういう嘘つきなところが問題なのよ
友達ならあなたを騙そうとしない
電話をかけて精神的に錯乱させたりしない
だから私は直したフェンスを斧で壊したの

でもあなたが最近失った友達は
私だけじゃないはずよ
あなたがそこまで疑わしい人じゃなければね…

これが私たちが楽しくやれなかった理由よ
ダーリン あなたが壊しちゃったから
私が片づけをしなくちゃいけなかった
これが私たちが楽しくやれなかった理由よ
ハニー あなたの私に対する小言が
全部筒抜けだって思わなかった?
これが私たちが素敵な関係になれなかった理由よ

私の本当の友達に乾杯
みんな世間の変な噂を気にしないの
私の恋人に乾杯
彼は最近の私の記事を読まないの
私のママに乾杯
ドラマみたいな騒ぎを全部聞いてくれたの
そしてあなたに乾杯
許すことって素敵なことだから
あはは!
真顔でこんなこと言えるわけないでしょ

これが素敵なことを手に入れられなかった理由よ
ダーリン あなたが壊しちゃったから
私が片づけなきゃいけなかったの
これが私たちが楽しくやれなかった理由よ
ハニー あなたの私に対する小言が
全部筒抜けだって思わなかったの?
これが私たちが楽しくやれなかった理由よ

私の本当の友達に乾杯
そして私の恋人に乾杯
みんな世間の変な噂なんて気にしないの
あなたの私に対する小言が
全部筒抜けだって本当に思わなかったの?
これが私たちが楽しくやれなかった理由よ





Dress

2017年11月18日 | Taylor Swift

Reputation の12曲目に収録されています。

この曲は、今の彼のJoeさんのことですね。
「丸刈りの頭のあなたとブリーチされた髪の私」
これでぴんときました。
Met Gala での二人ですね。



この時の二人はそれぞれ普段の髪型ではなかったんです。
Joeは兵士の役のために丸刈りにしており、
TaylorはVogueの撮影に合わせて髪を脱色していました。



この曲はこれまでにtaylorが出した曲の中で
最もセクシーな曲です。
断言できます。笑
タイトルの「Dress」は「脱がしてほしくて買ったドレス」のことです。
いやぁ、歌詞カード凝視しました。
びっくりしました。
もう27歳だもんね…

シークレットセッションの際、この曲を流す時だけ母親は退室したとか。
とってもプライベートなこの曲。
mama swiftなりの素敵な配慮です。




◆ Dress 歌詞 ◆


以下、和訳です。




私たちの秘密の瞬間
人がたくさんいるあなたの部屋で
誰にもわからないの
私とあなたのこと
あなたの形の痕があるわ
私に印をつけた
金色のタトゥーで

沈黙 忍耐 切望 期待
あなたに全部隠しているせいで
私の手が震えている…
沈黙 忍耐 切望 必死に待ってる
全部これのせいよ
私の手が震えている…

私の名前を言った途端
全ての時間が止まる
親友のようにはなりたくない
あなたに脱がしてほしくて
それだけのためにこのドレスを買ったの
ベッドの支柱にあなたの名前を刻む
あなたと親友にはなりたくないから
このドレスを買ったのは
ただあなたに脱がせてほしくて

逃げられない
逃げるつもりもないわ
火傷を負ったとしても
少なくとも私たちはびびっときたの
バスタブにワインを零してしまう
あなたが私の顔にキスをする
お互いに酔っているわ
みんな私たちのことを知っていると思う
でもみんな何も知らないの

沈黙 忍耐 切望 期待
あなたに全部隠しているせいで
私の手が震えている…
沈黙 忍耐 切望 必死に待ってる
全部これのせいよ
私の手が震えている…

私の名前を言った途端
全ての時間が止まる
親友のようにはなりたくない
あなたに脱がせてほしくて
それだけのためにこのドレスを買ったの
ベッドの支柱にあなたの名前を刻む
あなたと親友にはなりたくないから
このドレスを買ったのは
ただあなたに脱がせてほしくて

出会った時のことを思い出すわ
丸刈りの頭のあなたと
ブリーチされた髪の私
どん底にいる時でさえも
あなたは私のいいところを見てくれた
私の過ちを思い出すわ
立ち直って 地震を起こした
最悪な嘘をついている時でさえも
あなたは本当の私を見てくれた
ぎりぎりのところで目覚めた私
今あなたの横で目が覚めるの
私の手が震えている
どうしてか説明ができないの…

私の名前を言った途端
全ての時間が止まる
親友のようにはなりたくない
あなたに脱がせてほしくて
それだけのためにこのドレスを買ったの
ベッドの支柱にあなたの名前を刻む
あなたと親友にはなりたくないから
このドレスを買ったのは
ただあなたに脱がせてほしくて

あなたの形をした痕が残ってる
あなたのマークを残して
金色のタトゥー





Dancing With Our Hands Tied

2017年11月18日 | Taylor Swift

Reputation の11曲目に収録されています。

この曲もかなりお気に入り!


曲中の「25歳」は誰のことなんでしょうね。
taylorは25歳の時にcalvinと付き合いはじめました。
今の彼、Joeが25歳の時に二人は出会いました。
25歳という年齢に何かを感じただけかもしれませんが。


また、「見えないロケット」についてですが
ロケットは大切な人の写真を入れておくもの。
身に着けていたり、大切なところにしまっておきます。
そしてドラマの世界の話ですが、ロケットを見せて
この人が大事な人だよ、という紹介を結構よく人にします。
それが見えない…
つまりtaylorの心の中だけの秘密、という意味になります。
歌詞の一行目からも読み取れますね♪




◆ Dancing With Our Hands Tied 歌詞 ◆


以下、和訳です。




あなたのことを密かに愛してた
一目ぼれだった
そう 私たちは理屈抜きで恋に落ちた
あぁ 25歳
あなたが知った時どんな気持ちだった?

私の愛はずっと凍り付いていたわ
深い青色に凍っていたの
だけどあなたが金色に塗り直してくれた
あなたがしっかりと抱きしめてくれた
私が知った時どんな気持ちだったと思う?

私のポケットに手を入れたあなたと
永遠に過ごしていられるような気がした
あなたの顔写真を
見ることができないロケットに入れた
あなたは言ったわ
これを止められるものはこの世界にはないって
嫌な気分がしたの
あなたは私のベッドを神聖なオアシスに変えた
人々は話題にし始めるの
私たちの力量が試されたわ
わかってるの
世界中の誰も受け止められないって
嫌な気分だった

でも私たちは踊っていた
どうすることもできなくて 手を縛って
私たちは踊っていたの
それが初めてのことのように
そう 私たちは踊っていたわ
どうすることもできなくて 手を縛ったまま
そう 私たちは踊っていたの
私は気分が悪かったけど
踊り続けていたの

あなたのことを愛してた
世界が私たちを引き裂こうとすることを
心の底から恐れていたにも関わらず
だから ねぇ 踊らない?
世間の意見の雪崩をかき分けながら
お願い 言って 私たちは手に入れたと
私はもう滅茶苦茶になってしまったけど
あなたが望んだ展開だったんでしょ
あぁ 引力のせいね
私とあなたを引きとめているものは

私のポケットに手を入れたあなたと
永遠に過ごしていられるような気がした
あなたの顔写真を
見ることができないロケットに入れた
あなたは言ったわ
これを止められるものはこの世界にはないって
嫌な気分がしたの…

でも私たちは踊っていた
どうすることもできなくて 手を縛って
私たちは踊っていたの
それが初めてのことのように
そう 私たちは踊っていたわ
どうすることもできなくて 手を縛ったまま
そう 私たちは踊っていたの
私は気分が悪かったけど
踊り続けていたの

光が消えていくように
あなたにキスをするわ
部屋が焼け落ちるように
揺れながら
水が勢いよく流れ込むように
あなたを抱きしめるわ
…あなたとまた踊れるなら

光が消えていくように
あなたにキスをするわ
部屋が焼け落ちるように
揺れながら
水が勢いよく流れ込むように
あなたを抱きしめるわ
…あなたとまた踊れるなら

でも私たちは踊っていた
どうすることもできなくて 手を縛って
私たちは踊っていたの
それが初めてのことのように
そう 私たちは踊っていたわ
どうすることもできなくて 手を縛ったまま
そう 私たちは踊っていたの
私は気分が悪かったけど
踊り続けていたの