「ヒゲおじさん厨房に入る」の100回を記念して野村たかあきさんが二コマ漫画を挿絵に書いてくれました。この漫才コンビ、「ヒゲ&たか」というんです。
というわけで、豪華ではなく、いつも通り質素な料理となりました。いずれにしても、100回続いたのは読者の皆さんのおかげです。二人とも、感謝でいっぱいなんです。
<呆れ果てた万歳もどきは適当にしてもらってさ、青ジソのしょうゆ漬けの作り方に入らなくちゃね…>
今朝の朝日新聞に掲載された「ヒゲおじさん厨房に入る」です。画像をクリックしてポップアップ画面で読めるように2分割してます。
お話はね、100回を迎えるから前祝に飲んじゃえってことになって、ヒゲおじさんの料理でささやか宴会やったお話しなんです。写真はその時にいただいた素敵なケーキ…
これがね、ヒゲおじさんが用意した召し上がりものの一覧なんです。
7月22日に克子さんからキキに丸型つめみがきと一緒に、ナガユウガオが2本届いていたんです。珍しいから、ユウガオ料理が二品入りました。
<それで楽しく飲みまくって、くっちゃべって…、結局ただの酔っ払いになったんでしょ…>、「そうなんです…」、<青ジソの醤油漬け、早く紹介しなさい…>
使うのは、大葉でもよいけど、最近安く出回っている茎付を束にして売っている「青ジソ」、だいたい一束から80枚ほどの葉っぱがとれます。目方にして200gくらいかな…
こんな具合に茎の方に葉柄を残して、葉だけむしって良く洗います。茎は、記事にあるように、お風呂に入れるといいですよ、一束の茎を縛ってお湯に放り込んでおくと、シソのハーブ湯になります。
大きめの葉は二つか四つに切り分けておきます。大きいと食べるときに刻まなくちゃいけないですよ。
洗った葉はしっかり水を切ります。ヒゲクマは遠心力を利用した水切り器を使っています。しばらく拡げておいて、布巾でくるんで振り回しても同じこと…
漬け液の材料です。おろしニンニク大さじ1、おろしショウガ大さじ1、すりゴマ大さじ3、ゴマ油大さじ2、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、粉唐辛子小さじ1を用意します。
シソの葉の上面に漬け液を茶さじ四分の一ぐらい塗り付けて、保存容器に隙間のできないように詰めてゆきます。小さな葉や芽は漬け液を塗らずに入れて大丈夫です。
こんな具合に容器一杯になりました。もし、シソの葉が残ってしまったら、冷奴の薬味かなんかに使いましょう。
上面をラップで覆って、手で上から押します。葉っぱの間の空気を追い出しましょう。何度か押していると、そこの方に薄っぺらくなって収まります。
これを、冷蔵庫で2~3日寝かせて熟成させればできあがりです。
「豪華」でないですね。「質素」ですよね。漬けもんだもんね…。でも、ピリッと辛くて、ご飯が進むの、酒の肴にもぴったしですよ…
<これがね、「漬物八種と新牛蒡と牛肉の有馬煮、赤ヤリイカのみそ漬けの盛り合わせ」です。中央にあるのが青ジソのしょうゆ漬けですよ>
<左が「ユウガオとトマトの冷やおろし」、右が「アジの南蛮」なんだな…>
<これがね、「鮎寿司」、すし飯の中に新ショウガの千切りが混ぜてあって、ミョウガの梅酢漬けが上に散らしてあるの。鮎はね、三枚におろして酢締めにしてあるの…>
<それと、「ユウガオのワタのシロップ漬け・ずんだ餡添え」、ずんだ餡って、エダマメをつぶして作ったあんこです>
<前祝いはね、こんな料理を肴に、ああでもないこうでもないってお分けの分からないお喋りを5時間もやってたらしいんだ、大酒くらってさ…、付き合わされたお友だち、迷惑だったろうな…>
という訳で、「ヒゲおじさん厨房に入る」は100回を迎えました。読んでいただいている皆さん、作成に協力いただいている皆さん、ほんとうにありがとうございます。皆さんのおかげで、4年半も続けてきちゃいました…
昨夜、「梅の日干し2日目、あっこちゃんさんからお土産と宿題、Uさんの天津桃はコンポートに…」をアップしました。1本前です。こちらもみてくださいね…
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継続は力なり、素晴らしい!
青紫蘇が草に隠れて・・・ 眺めていてもと草むしり、姿を現しました、タイミングが良かった!(^^)!
へえ~、ラオスではドクダミですか、何かきつそうだな…
メイ太の母ちゃんさん
わが家の周りにも、スベリヒユはたくさん生えています。そちらで召し上がってください。
ノブとツナさん
食べることは止められませんから、その意味では「継続」ですわな
おゆきさん
こんなに長くなるとは思ってなかったんです。古典的家庭料理の世界ですから…
作ってみました。
カズさんにお裾分けしたら「ヒゲクマさんのにそっくりな感じ!」とコメントをいただきました。成功です(^_^)v