お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

しば漬けって、塩だけで漬ける乳酸発酵食品なんですよ…

2008-06-22 21:46:00 | しば漬けの漬け方

今日は朝から雨、るなぱあくのお手伝いもできないので、

今年、初めてのしば漬けを仕込むことにしました。

京都の大原に由来する本来のしば漬けって、乳酸発酵食品なんです。

スーパーなんかで「しば漬け」という商品名で売っているのは、

調味液に漬けただけの味付け野菜です。表示を良く見てください。

『乳酸発酵食品』と表示されていれば、本来のしば漬けかそれに近いものです。

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使用した野菜は、シソ5束2.5kg(茎を除くと1.5kg)、ナス6袋3.0kg、地這いキュウリ5袋3.8kg(種を抜いて3kg)、生姜0.4kg、ミョウガ0.2kgです。

シソは茎と葉を取り分けます。キュウリは半分に割ってスプーンで種を取り除きます。

野菜のカットは一番右の写真のように切ります。

今回のシソ、ナス、キュウリは「直販ゆうあい館」、ミョウガとショウガは八百駒です。

キュウリは地這いキュウリが望ましいですが、最近、地這いキュウリの品種を棚作りして「地這いキュウリ」と銘うって売っているのがあります。

これは、困ったもので、みずみずしいのはやはり、ちゃんと地を這わせて作ったものです。

ミョウガはもっとたくさん使いたいのですが、まだ高いので気持ちだけです。

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今回は、約8㎏の野菜を使っていますので、塩は350gにしました。

それぞれの野菜を、振り塩しながら、層状に樽に詰めてゆきます。

キッチリ押して、空気を抜きながら詰めていくことが大切です。

重石は、野菜と同重量の8キロを使いました。

使った野菜の購入価格は約2500円、コレで8キロの本物柴漬け、

売っているの2500円買ったって、いくらもないですよ。

自分で作ると、本当に安く、美味しいものが食べられます。

  • Dscf1009
  • ゆうあい館で、地場のアンズを売っていたので、1kg買いました。
  • 見てくれ悪いけど、完熟で、なかなか、ジャムにしました。

しば漬けは、これから1週間ぐらいで乳酸発酵が進み、シソの真っ赤な色がキュウリやナスに染み付きます。素敵な酸味も自然とつきます。

乳酸菌さんって、本当に偉いです。

塩だけで、本物の柴漬けができるなんて信じられますか。

本当なんです、自然ってものすごく偉大です。

ヒゲクマはその恵みを少しだけ分けてもらってます。

       

(=^。^=) 『六月の電話』前売り券発売中!!(=^。^=) (=^。^=)  2 3

6月28日(土)19:00~  6月29日(日)14:00~:18:00~

前橋文学館ホール

「チケットほしい」って投稿してくれたら、ヒゲクマから連絡メールします。

       

(=^。^=)ヒゲクマがリレートークにでます(=^。^=) (=^。^=) 

6月29日(日)午前10時半~12時

フェスティバル『輝こう 群馬の女(ヒト)と男(ヒト)』のリレートークです

主催 群馬県女性団体連絡協議会


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