明け方まで降り続いていた雨があがって、前橋のまちは青空の下になりました。良かった、お祭の第2日は快晴の空の下です。写真は昼食休憩のとき、城四広場の隣の空き地で、子どもたちがバッタを追い、草を摘んで遊んでいました。こうでなくちゃ…
城四祭は城東町4丁目の秋祭り、山車を繰り出して町内を巡行します。
前橋まつりに協賛していますが、前橋まつりの会場へは出向きません。純粋に4丁目のまちのお祭りとして行われます。
主役はお囃子や引き手をしてくれる子どもたちです。
朝集まってきた子どもたちは、化粧してもらって、鉢巻をつけてと襷を締めてお祭支度を整えます。かわいいでしょう…
やっぱりお天気はいいです。子どもたちも昨日とうって変わって元気はつらつです。先導役の子、引き綱の先頭をを曳く子、お囃子の子、みんな笑顔です。
そろそろ出発の刻限、祭典委員長の自治会長と運行責任者の青年会長が定位置について声を掛けようとしています。これから約4時間、山車が町内を巡ります。
真っ青に晴れ渡った空の下、城四の山車が元気なお囃子を響かせて進んで行きます。
昨日は雨で設営できなかった休憩所です。子どもたちはミカンやジュース、お菓子をもらってお休みです。大人たちは、もちろん呑んでます。
ヒゲクマは休憩所の和んだ風景が大好きです。おちびさんの町内デビューもここに始まるみたいです。いいな、いいなでお酒をいただきます。
城東町4丁目は路地の町です。狭い細路地がたくさん、一方通行の道もいっぱいあります。山車はそんな路地をくまなく巡ります。みごとな梶さばきで山車を進める青年会の皆さんの腕とチームワークには本当に感心します。
綱を引く町内の皆さんです。和気あいあい、小さな子どもからお年寄りまで、みんなで同じ綱を引きます。
お昼休みはみんなでハンバーガーです。広場にシートが広げられました。昨日は雨の中、コロッケかじったんだよね…
広場の隣の空き地で子どもたちが遊んでます。ヒゲクマも参加、彼岸花のペンダントを作ってあげたら、この子、「ママのも作って!」だってさ、嬉しいね。
小太鼓をたたいているのは小学校に上がる前のオチビさんたち、後ろで介添えしているのはたぶん二年生の女の子、いいでしょう、こういうの、上手下手の問題ではないんだよね
この山車の前にいる白髪のおじさん、お囃子の指導者をしている大野さんです。実は少年時代のヒゲクマ同級生です。年とったいね、お互いに…
ついでにコチラの方もご紹介、右端、黄色の襷をかけて真顔しているのが、青年会長、出しの運行の責任者です。怪我人出さない、山車壊さない、みんが楽しく山車と一緒に巡行できるよう、気配り大変オジサンなのです。
前橋市立第二中学校正門前を行く山車です。第二中学校は来年の3月になくなります。第四中学と一緒になって新しい学校になります。学区の子どもたちの減少で、中学校としての適正規模を大きく下回ってしまったからです。
山車を引いている人たちの多くは、この学校の卒業生です。なんか、少し感慨に浸っちゃいました。
来年のお祭の時には、この校舎が新しい学校の仮校舎になっているはずです…
山車が、青空をバックに広場に戻ってきました。お祭は終わりを迎えます。
お祭に集まってくれた町内の皆さんに祭典実行委員長の自治会長がご挨拶です。大き手を広げて、歓びの言葉を述べていました。
そして、感極まった黛自治会長は涙声でお話を終えました。良かったな…、男だいね…
お祭の役員はすぐに後片付け、山車を格納し、町内の注連縄を片付け、広場を清掃して…
作業を終えたころ、西の空には夕焼け雲が出ていました。お祭が終わりました。
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次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」(朝日新聞群馬県版)は、10月16日掲載予定です
そうですね、うちの黛さんも言ってましたよ。「子どもたちにいい思い出を作ってやろうよ」って。ヒゲクマが少年期を過ごしたまちに祭りは無かったですね…
ノブとツナさん
お疲れ様でした。
お祭りはちゃんとできて当たり前、変なことがあればおしまいですよね。
ほっとしました。
我らが母校、前橋二中のことを取り上げていただいてとても嬉しく思います。
町内の回覧板等でご存じかとは思いますが、来春の閉校に向けて、数々の記念事業が開催される予定です。
詳細は前橋二中の公式HPにリンクが張られていますので、よかったらご覧下さい。ブログも公開しています。
来年の今頃は校名も変わり、多少風景も変わっているのでしょうね・・・。