本の紹介。
『戦後史の正体』 孫崎 亨 [著]
第2次大戦後から現在まで
日本がどういった対米外交をしてきたのか
詳しく書いてあります。
米国の世界戦略によって日本の役割も変わり
戦後の占領時代から
米ソ冷戦によるソ連(共産圏)への防波堤にすべく
日本に経済力をつけさせた。
ソ連が崩壊し今度は日本の経済力が
脅威になっていく。
そこでプラザ合意により
一方的な円高に誘導。
厳しくなった日本企業は海外に進出し
空洞化が始まった。
米国との外交は【対米追随派】と【自主派】で
首相が分類される。
重光葵、田中角栄、宮沢喜一など
米国の圧力に屈しなかった人も
けっこういたんだな・・・
僕にとってはかなり難しい内容だったが
孫崎さんに興味を持ってたので購入。
よくぞここまで書いてくれた~って感じ。
現在の日本を知る意味でも
一読の価値があると思いますよ。
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