愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

立読み・女性の品格

2007年05月19日 | 映画に行こう

ベストセラーの「女性の品格」を立ち読みしてみた。
かなり凹む。私は目次を読んで、最終章の恋愛について少し読んだ。女性から見た男性をライオンや孔雀のオスに喩えてある。強くて(妻に)優しいオスを選ぶことが女性の役割だという。自分の子孫を残すために強い遺伝子を求めるってこと。ツライけど本当に現実だなって思う。この本は金持ちのお坊ちゃまをゲットしてセレブになろう!って発想を知的に言い換えてるだけだよ。お坊ちゃまをモノにするための指南書だよ。
ツライのはこれからだ。私は全くお坊ちゃまでもお金持ちでもない。けど、この本に書かれた事を実践してる女性がいればきっと好きになる。それがツライのだ。相手にとって自分は対象外なのに、そんな女性を好きになる悲劇。
だったら対象になるように努力しろ!って声が当然ある。それにも、素直に頑張れない最近の私なんです。

つまりは、あきらめるか挑戦するか、しかない。が、本当にそうか?世の中には、親の金や遺伝で普通にしてるだけで、モテる男が確かにいるのだ。そんな本人は自分の努力で成功を手に入れたように思っていて、
「お前には努力が足りない」
って言ってくる。

世の中にはひがんだ人もいるのだ。金持ちや美人なお嫁さんを持つ男性は謙虚にしてないと、ひがまれるよ。



見たい・主人公は僕

2007年05月19日 | 映画に行こう

映画「主人公は僕だった」を見たい。が、まだ見てない。

この自分の行動を描写する声が聞こえる主人公という設定。当然だが、その声が聞こえる人は、心を病んだ人の一例だ。空想やおとぎ話でなくて、現実に声が聞こえる人はいるのだ。その幻聴は古代は神の声が聞こえる巫女とも呼ばれただろう。現代なら即入院だ。幻聴に従って行動して罪を犯すこともある。危険な病状だ。自分が主人公という幻覚も現実によくある話。キリストの生まれ変わりと自認する人が世の中に多いのだ。
よくある病状を一般人が理解して共感できるストーリーにまとめたなら、ぜひこの映画を見てみたい。雑誌で取り上げられてる割には名古屋で上映館が少ない。残念です。



鈍感力を読んで

2007年04月28日 | 映画に行こう

話題作「鈍感力」を読み始めました。

叱られてもへこたれない強さを「鈍感力」と呼んでいる。

弱者や目下の人が、職場の人間関係(特に上司との関係)をガマンするときにぴったりです。

が、世の中「鈍感」な上司が多すぎる。部下の特質や希望や心情を敏感に感じとって、部下の能力を引き出していくのが上司の役割だと、私は思う。

鈍感な上司ばかりでは部下のやる気は出ない。

まあ、上司は鈍い部下を鍛えるのが「鈍感力」だと勝手に思ってるんだろうな。

上に立つなら部下の不出来を嘆く前に自らの鈍感力を反省してほしい。



映画「東京タワー」

2007年04月14日 | 映画に行こう

良かった(b^-゜)
泣けたよ。

リリーフランキーの原作もテレビドラマも見てない。それだけに余計感動しました。

私も愛知県の田舎町出身で上京した経験があります。リリーの学生時代のように堕落してました。

いまでも中途半端な立場で親に心配かけてます。

まあ、でも才能もないし、松たか子のような彼女もいないし。

早めに東京をあきらめ帰ってきて今は両親と同居してます。


まああまり共通点もないけど感動しました。大スクリーンで悲劇的な音楽でオダギリジョーが泣いてればつい泣いちゃうよ。


オカン樹木希林の若い頃を演じる女優はホントそっくり。
オトンの芸術の才能を引き継いだなって話もいい感じ。個性的なオトンも最後の方ではいい人に思える。

炭鉱って時代も場所もわかんないけどリリーフランキーって一体何歳?

井上陽水の出身も炭鉱町だったようだけど、年齢だいぶ違うよね。

ぬか漬け食べたいなあ。

いつかは私のオカンも死ぬ日が来るけど、それまでに強くなれるかな。今のまま母が末期ガンになったら全く対処できません。


病気もこわいけど死期が近づくと精神的に異常をきたすっていうのもこわい。

場所とか状況を理解できない様子は見ていて辛かった。


私はだいぶ平凡幸せコースを外れてるとか思ってましたが、今は十分幸せな生活かも。


死ぬほど深刻な病気だと私や家族も心配した病気も別にたいした不幸じゃなかったなあ。


東京タワーの見える病院の入院費を稼ぐリリーフランキーはすごいなあ。


まあ、いい話でした。



映画「蟲師」後悔

2007年03月24日 | 映画に行こう

映画「蟲師」が公開されました。携帯ではムシの漢字が出てきません。
オダギリジョーは頑張っていた。蒼井優もすごくかわいいし和服姿も良かったです。
原作は250万部売れた漫画だそうです。監督はアニメ映画「AKIRA」の監督だそうです。
この2人のファンなら楽しめたのかも知れません。
が、私はミーハーに蒼井優が見たかっただけでした。そんな私にはこの映画は完全に不向きでした。
スタートの深い山奥の霧を見ただけでこの映画と合わないって直感しましたが、チケット代が惜しいのと蒼井優を見たかったのでガマンしました。


そのまま2時間ガマンでした。蒼井優は日本人らしい美しさで欧米でもウケる顔だとは思います。また日本の歴史的雰囲気もヨーロッパの好奇心をくすぐるかもしれません。

ですが、現代日本のミーハー映画ファンには見て後悔しかないでしょう。
せっかく今輝いている蒼井優さんが台無しです。ヨーロッパ向け芸術映画はアニメで作って下さい。

強いて褒めてみると…
テーマはある程度分かるよ。ひとつは人間の弱さと自然への畏れ。
もう一つは障害者の悲しさ。話の中は障害者だらけです。

迷いがあってすっきりしないのも、その蟲のテーマ性です。
タイトルにもなる蟲をどう捉えるか?

私なら蟲は心を病んだ人間の幻覚・幻聴と捉えますね。精神を癒す薬を作り出そうともがき苦しんだ人類の歴史ですよね。

高貴な血筋のお方が遺伝的な病に苦しみ、ついに治らず諦める。
せめて後世の役に立てばと何千という症例を集めた淡幽を訪れる。

そういう話にまとめれば少しは感動できたかも知れません。
ああ後悔。


ナイトミュージアム

2007年03月17日 | 映画に行こう

映画「ナイトミュージアム」見ましたあ。
夜になると博物館の飾りものが動き出す。このアイデアに尽きる。
そこに主人公の男の活躍をプラスして面白くストーリーを作ったねえ。
アメリカのコメディってちょっと難しいよ。面白いかもしれないけど笑えないギャグが多い。アメリカの映画文化の背景や世界史を知らないと笑えないのかなあ?

アメリカは歴史が浅い国だ。それゆえ歴史には特別な劣等感があるのかもしれない。アメリカ人にとって当たり前の歴史が日本人にとっては当たり前じゃあないんだよね。

一番分かりやすいギャグはアジアの古代人のむちゃくちゃ言葉だ。英語が通じない彼等が感情たっぷりのむちゃくちゃ言葉をしゃべる。

さらに面白いかったのは、その古代人を主人公がなぜかカウンセラーもどきの態度でなぐさめる場面だ。古代人の幼児時の体験を言い当て
「泣いていいんだよ」とか言うのだ。


全体的に笑いにくいコメディだ。けどバカバカしい映画で気楽な感じで良いね。



おんたけスキー場

2007年02月11日 | 映画に行こう

今日は早朝からおんたけ日帰りスキー場ツアーでした。
おんたけは雪もたっぷり!広いゲレンデで滑りやすい。午前は小雪混じり。午後は景色も楽しめました。
帰り道は温泉も入って、権兵衛トンネル経由でのんびり帰りました。

伊那ではローメンまんを発見!!温かいものが食べたくて名物ローメンに惹かれ…。


また騙されました。ローメンまんって旨くない。300円もしたのに。焼きそばパン以下のお味にがっかり。
名物にうまいものなし。ってか、一度伊那でローメン食べて不味かったじゃん!学習しろよ。って自分にツッコミ。


今日のドライブ400キロ。運転本当にお疲れ様でした。



フラガールで泣いた

2007年01月10日 | 映画に行こう

映画「フラガール」で泣いた!

2006年邦画マイベストはフラガール!!!

常磐ハワイアンセンターという実在の元祖スーパー銭湯の開店当時を描いた娯楽作品。

役者がいい。っていうか、蒼井優かわいい。福島訛りってかわいいなあ。以前、スイングガールで注目された東北訛りの女の子の魅力はここでも大活躍。
松雪なんとかはどうでもいい。まあ、プライドだけ高くて、くたびれたダンサーには彼女ははまり役。
冨司純子は最高。国を守る炭坑を守るというコチコチの保守派を演じていて、貧しかった日本を、頑固なおばちゃんを、見事に表現していた。
蒼井のフラダンスに見とれていただけで、終わらないのがこの映画のすごいところ。「泣き」である。フラダンスを反対されたり、南海きゃんでぃーずのしずちゃんのお父さんが死んだり、松雪先生が出て行こうとする場面、ハワイアンセンター開店前の苦労話には涙、涙のオンパレード。
特に反対派の冨司純子が一転してハワイアンセンターを応援しようとストーブをリヤカーに乗せて集めてまわるという一見、コメディーにも思える不思議な場面の涙が、観客のもらい泣きを誘うのだ。

気持ち良いもらい泣きでポロポロ泣ける名作です。



志賀高原スキー

2006年12月30日 | 映画に行こう

志賀高原熊の湯ゲレンデに来ている。
天候は雪と霧。体感寒さはやや寒い程度。
フカフカな雪はちょっと初心者には滑りにくい。

朝からガンガン斜面を攻めるはずが1時間くらいで早々にダウン。
情けない。
が、胃がムカムカして気持ち悪い。
胃腸風邪?
ノロウイルス?

とびくびくで食堂で一人安静待機中です。

いやあ、いかんいかん。運動不足でマジで体力落ちてるわ。
旅先でノロウイルスは恐すぎ(≧▽≦)


ちなみに熊の湯ゲレンデはスキー限定。小さいながらも熱心なスキーファンでいっぱい。
駐車場は熊の湯ホテル前に小さい無料駐車場が便利。レンタルと更衣室も熊の湯ホテルでOK。

ああ休んでたらちょっとパワー回復してきたo(^-^)o



映画『大奥』と私

2006年12月23日 | 映画に行こう

今日公開の映画『大奥』みたよ(^-^)/
仲間なんかは南国顔すぎて着物が似合わない。大奥総取締って役割がよくわからん。テレビの方はみてないんで。
どうやら女同士の醜い争いを売り物にしたいらしい。ってあんまり共感ポイントないわ(*^-^)b
最近は現実のイジメが毎日新聞に載ってるからなあZZzz....
欲求不満30才女性も新しい話題じゃないし。
純愛を貫く歌舞伎役者もうまく描かれてなくてカッコよくないし。
政治家のスキャンダルも現実の方が醜い争いで。





何よりもこの映画、濡れ場がないじゃんY(>_

8代将軍吉宗の前はこんなんだったのかなあ…って日本史を思い出すぐらいかなあ(-.-)zzZ

日本人が昔から好きだった有名な江島生島事件って何なの?感動するポイントが分かんないよ(・ω・)/
この映画採点するともう少し頑張りましょう…かな。



犬神家の一族を観て

2006年12月16日 | 映画に行こう

映画「犬神家の一族」2006版を観てきたよお。
「すべては偶然。」
いやあ深いねえ。偶然に偶然が重なったことも最後の妙に明るい終わり方も毎週やってるサスペンスドラマの大モトかと思うと味わい深い。

深キョンかわいいねえ。幼い脇役を演じたら最高。
キャスティングがなにより良い。富司純子の時代がかった芝居はたまらなく良い。尾上菊なんとかも歌舞伎と現代映画のコラボだね。

一番印象的なのは音楽だ。しっかり聞いたことはなかったけど、これまでもテレビで聞いていたのかも。何回、流れてきても感動する条件反射モノ。

全体に古典すぎて笑えるようなコテコテサスペンス。
「世が世ならお殿様だ」とか「復員」とか歴史的キーワードが散りばめられてる。

主役金田一と対照的なぼんくら警察官は織田裕二の「事件は会議室で起こってるんじゃない!」の刑事ドラマに受け継がれてるしね。
コメディを全員大真面目に演じてる楽しい映画でした。


NANA2を見て

2006年12月10日 | 映画に行こう
ちょっと間延びしたけどまあまあかな。
前作の宮崎あおいがすごく良かったので、今作に出ないのは残念でした。
中島美嘉のナナは分かりやすい性格になっていた。
ハチ公は馬鹿ながらかわいい子だった。

伏線で悪い男のはずが彼女の妊娠がわかったら、すごくいい人でびっくりした。

出演者がまともな人ばかりで詰まらん。いい曲かくけど知恵遅れとか、クスリにおぼれる弱い男とか、金のためにレコード会社に無茶な要求されるとか。
もっとドロドロして欲しい。
結局は男はビジネスで成功を目指さなきゃ生きる価値がないのかな?でかい車を乗り回すような男は精力的に仕事もして人間として優秀だから、いい女が寄ってくる社会の仕組みは否定しようがない現実。


「一色」は最高!
TAKUROは才能あるなあ。


一緒に行った友人が東京出身でアルタ前や新宿ビル街を懐かしがってたよ。


長澤まさみ涙そうそう

2006年11月17日 | 映画に行こう
長澤まさみ主演「涙そうそう」映画を見て。
良かった。長澤まさみ本当にかわいいなあ。純真なイメージで見ていて気持ちが良かった。麻生久美子は有頂天ホテルでも良かったけど、またまた良い仕事してる。

ストーリーなどはネットで知ってたし、沖縄の季節感に戸惑うという話も聞いた。

どこに感動するか?
家族っていうつながりに感動した。
親、子、孫、結婚。
私は両親と暮らして呑気な毎日だ。が、祖父、祖母のもとを離れて慣れない土地で若いうちから夫婦ふたりきりだった両親。一生懸命、私と妹を育ててくれた。ずいぶん苦労もしただろう。親(祖母)と離れて暮らすのは辛いことだったろう。

映画でも母の他界や父の蒸発。残された子供はさぞ不安だったろう。高校入学から卒業まで兄弟で暮らした時期は映画の二人にとって掛け買いない宝物になるだろう。
カオル(長澤)もやがて結婚するだろう。そのときは温かい家庭を築きたいと願い、にーにーとの3年間を思い出すはずだ。
しかし、人の心は複雑だ。大好きなにーにーと離れて一人で暮らすカオル。謎だ。好きなら一緒にいればいいのに。毎週でも会いに行けば良いのに。

いつかは会えなくなる家族。会えるうちにいっぱい会った方が良いと思う。

独身男32才は思う。子供のときの楽しい家族の記憶が鮮明なうちに結婚して家庭を築きたかったなあ。


こんな親に甘えっ放しだから独身のままなんだな。


映画短歌・黒谷友香

2006年11月11日 | 映画に行こう

映画「短歌 TANNKA」見てきました。

主演の黒谷友香の大人の成熟した肢体とかいうキャッチコピーにまんまと乗っかりました。


官能シーンとベリーダンスと時々、短歌の朗読。

まあ、金曜深夜にテレビでやってる感じの映画でした。
33才の大人の女ってかわいくないなあ。
と33才間近の独身男性は思う。


まあ、内容に共感とかはあまり感じません。強いて言うと、俵万智がシングルマザーとしての生きる決意宣言でしょうか。

恋愛と文筆業、平凡でない生き方を選んでしまう性(サガ)。

そこに阿川や宇崎や黒谷は感動したんですな。
平凡に生きたいけど異端者になってる私は、感動したという結論に(無理やり)しておく。

ベリーダンスショーを目の前で見るレストランって名古屋にもあるのかなあ。行ってみたい。
恋とか愛って見るより「する」方が楽しいんだよなあ。若い男のエネルギーも大人の男のいやらしさも併せ持ってるのに相手がいない(泣)。