愛知HAPPY★あいちハッピー/榊せんせの君子生活

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

隠し砦の三悪人・長澤まさみ・松本潤

2008年05月11日 | 映画に行こう
隠し砦の三悪人

観てきたよ。長澤まさみさんかわいかったあ。
実は昔、黒澤明監督版を見たことあります。前半はまあまあ面白かったけど、後半長すぎ。DVDで早送りして結局内容分かってなかった。

今日、長澤まさみ版見てようやく納得。
やっぱりストーリーは前半の方が面白いね。

祭の場面は良い感じでした。映画のせいか演技のせいか分からないけど長澤まさみファンから見ると松本潤がなんとも苦々しい。初めて体験する祭の踊りのあと
「2人で逃げよう」
とか言いやがる。

俺の姫に気安く触るんじゃねえ!!と勝手な焼き餅を焼いたりしまして。

まあ、姫が民衆のつらい生活を知り驚くとこがかわいいね。
祭をみても
「これほど踊り狂わねばならぬほど苦しんでおるのか?」
「すべて私のせいだ…」
って落ち込むとこが頭の良すぎる姫らしさです。


ネタバレ御免。




「姫には明日、結婚してもらう。我らの国の子を産むのだ」

時代劇の定番なのかなあ?
私の世代ならルパンのカリオストロの城を思い出すね。

難しく言えば、男女の性の不公平さを感じるってことでしょうか?

女性は社会や一族の財産として強い男に与えられ家族になることで絆を強めて、お互いに生き残っていく。あるいは乗っ取られていく。


こんなイメージを今の女性は否定するだろうが、真実の一面であると私は思う。
ちょっと脱線かな。

映画は画面が暗く、テレビの年寄りくさい時代劇とは違うと表現している。が、私は普通の暴れん坊将軍みたいな方が好きだなあ。


長澤まさみ以外には阿部寛もまあまあの仕事だが、彼の持ち味のユーモアが全くないのが残念。


三悪人の最後の軽い男が一番良い仕事してたね。

ジョージ・ルーカスが黒澤明版から取り入れたのは筋書きよりもスターウォーズの凸凹ロボットの2体のコミカルな演技だって読んだことあるけどねえ。松本潤くんはかっこいい役をやりたかったのね。


裏切り御免っていうけれど映画への期待はそれほど裏切られなかったよ(^-^)ノ~~

いま、「いま、会いに行きます」

2008年05月05日 | 映画に行こう
4年遅れで映画「いま、会いに行きます」を観て

主役の竹内結子と中村を振り返ると、
普通の「泣ける」映画という感想だけでは語りきれない。

みなさん、とっくに観ているという前提で書くと
長いキスシーンが3回もあって、ベッドシーンもある。

映画では中村の片想いと思わせて
竹内の方も実は思いを寄せているという構成。
中村は頭の出来がちと足りなくて、フォレストガンプ風な男を演じている。
実際、歌舞伎の御曹司で竹内と結婚して
調子に乗りすぎて、結局離婚されるという実生活から見て
中村も賢いわけじゃないな。

でも、映画の撮影現場では
役の上の素朴さと実際のモテモテ遊び人の男でギャップがある
中村に惹かれてしまう催眠術のような体験を
映画監督が仕向けていたようにも思える。


竹内は
「愛ってすばらしい」
「子供が欲しい」などと思って、
共演者の中村に過剰な思い入れを抱いたという心理が想像される。


この映画の後の竹内は実に激動の私生活だが、
いまだに人気も美貌も衰えていない。


日本中の観客を魔法にかける映画は…
演技者自らが映画の魔法にかけられるという奇跡がおきた映画でした。

映画と役者という視線のあとに、


映画と私という視線で観ると、

中村の演じる司法書士事務所に務める事務員という職業が私にとって理想的に思えました。

私も素朴な人間関係の下手な男で
仕事も出来ないし、あの
「いろんなことが人並みに出来ない男」
にはすごく共感してしまいました。

実際には見た目や家柄や高校生活での様子も全く違うけど、
弱い男というのは私のことだああ、って思ってみてました。

くちゃくちゃな家の中。
うんうん、ありうる。
両親が死んでから、汚くてゴミ箱のような家に住む私の将来の様子が
想像できる。


そのとき、どんな仕事に就いているだろう??
司法書士事務所の事務員かあ。

出世とか昇給とかないし、
責任は司法書士さんも責任だから事務員は私でも務まるかも。

実際の事務員さんの様子を知らずに、この映画の一場面を観て想像しただけの
失礼な意見で実際の事務員さんの方は不快でしょうか…申し訳ありません。

映画と私の接点は
学生時代に私の隣にいた女性などではありえません。
「弱い男」が幸せになるってことが一番心にしみました。
良質のファンタジーだねえ。


次はセカチューだあ。

映画「魔法にかけられて」と私

2008年03月16日 | 映画に行こう
映画「魔法にかけられて」と私

話題のディズニー実写映画「魔法にかけられて」を観てきました。
すごく面白かったです。
アニメをパロディーにしてるって聞いて面白そうって思ったけど、
想像以上に面白いです。
ディズニーが生きていたら、きっとこういう映画を作るはず。
王子とお姫様が現代ニューヨークに来ちゃう話。

実写のリスが話せないの。
話せない分、パントマイムをするんだけど、
それが、最高にかわいい。

ゴキブリの実写はよくないけどね。

あ、ここで断っとくけど、吹き替え版みました。
吹き替えでみるつもりはなかったけど、なりゆきで。
それもそれで楽しいよ。

歌を歌うんだけど、日本語の歌詞がまた分かりやすくていい。
音楽もヨーロッパの伝統を踏まえてるんだなあって思うね。

日本とは伝統が違う。

もちろんNYでも、お城そっくりの美術館や高級マンションなどが
あるっていう設定で、それも伝統なんだなって思う。
NYは行ったことないけど、なんか町中がディズニーランドのように
描かれてました。

歌を歌いだすと、町中のみんなが音楽を奏で、歌い、踊る。
現代でも魔法の国はあるかも、ってNYを神話化してしまう。
田舎もんです。


舞踏会も衣装も伝統っぽい。
クレジットカードが魔法みたいなのも納得。

アニメキャラにそっくりの実写俳優も実にいい。

最後のドラゴンは千と千尋を思い出すね。
竜は日本の方がいい。

若くて純粋な女の子と結婚したいなあ。

結局、おじさんの結論はソコデス。

映画・陰日向に咲く

2008年02月01日 | 映画に行こう

映画・陰日向に咲くを見ました。

宮崎あおい主演、岡田准一も出てます。
宮崎と岡田のラブストーリーが気になります。
いくつかの話が絡み合い進みます。

西田敏行は確かに良い仕事してます。

岡田准一は背が低いなあって思いました。

宮崎あおいのかわいさはこの映画最大の魅力です。

原作や監督の良さはあまり伝わりません。


人間は弱い。何もかも『こわれもの』の上に眠るか弱い存在だって感想です。



劇団ひとりは今、バラエティー番組でちやほやされているが、心にこんな闇や不安があるとは意外です。


まあ、飲み屋さんの冗談を集めて作ったような話だけどね。

宮崎あおい最高。

■ミッドナイトイーグルと私■

2007年12月01日 | 映画に行こう

竹内結子を目当てに映画ミッドナイトイーグルを観てきました。
いいと思うよ。理性的に見れば10年前位のハリウッドふうな映画だけど。素直にハラハラドキドキしたよ。コンタクトレンズのせいか涙がじわじわしちゃった。途中で休めない緊迫感でなんか疲れてしまうぐらいドキドキ。

話は単純で映画紹介にあるとおり。特殊爆弾を積んだステルス機が雪山に墜落して、目撃したカメラマンが巻き込まれ、日本の危機を救う。

一部の勇者が全国民を救うって日本じゃ珍しいタイプの映画だよね。

まあ、竹内結子のかわいさは十分溢れていた。

バンクバンドの主題歌もそれなりにいい。なんかいつもの桜井節だなぁって思いながらもいつも通り感動しちゃう。


以下ネタバレします。




ポイントは主役の大沢と竹内結子の関係だ。竹内の姉と大沢が結婚していたが、その姉は病死。どうやら大沢と竹内は内心では好き同士なのになぜか姉と結婚してしまったという不思議な関係。離婚した中村と親権を争う竹内の様子を映画で連想させてくれる。

竹内は雑誌記者で男の部下を持つ。なんかかっこよく描いてある。けど、父親である大沢から1人息子を奪った割には子育てがおろそかだよ。その辺りも竹内結子さんこんなに働いて子育てできるの?というファン心理と同期しているよねえ。


無線を受けたオタクくんがずいぶん可哀想な描かれ方だったなあ。雪山の大ピンチの大沢の声をしっかり録音して竹内に届けたのは、話のキーなのに。

こんな事態がこの日本で起こってるのに!!!国民はなにも知らされない!って主張はなんか虚しい。
同じように、「この国がどうなろうと関係ないが俺の子だけは守りたい」ってメッセージもなんだかピンとこないな。だいたい戦争って愛国心がなくては成り立たないものだよね。一部に国全体が惑わされた結果の愛国心にしても。アメリカのイラク戦争がそうだよ。アメリカは戦争しても国内に反対派もちゃんといるからバランス感覚はいいと思う。
日本と北朝鮮の戦争って考えると難しいよね。拉致被害者って確かにひどいって思うけど、数十人の人権に縛られて国家間の交渉が先に進まないのは、良くないと私は思う。けどこんな考えって新聞には出ないよね。そここそが日本の全員一致を強制される心理的な弱さだと思う。もちろん、拉致被害者を見捨てろって主張じゃないよ。日本全体が同じ意見じゃなくてもいいじゃないか!っていう喩えだよ。




仮想敵国の工作員(テロリスト)は北朝鮮を意識してるよね。あんまり現実的でないけど。
そのなかで日本を救うパスワードを教えてくれた工作員も意味がわかんないや。特にその内縁の妻。知的障害者にしか見えないよ。あれじゃなんかすっきりしないなあ。


文句ばかり書いたけどすべて《理性的》に見たら…の話。流れに逆らわず映画にどっぷり浸かってドキドキするほうがお得です。



椿三十郎・黒澤

2007年11月11日 | 映画に行こう
椿三十郎

主人公三船は39歳浪人の役らしい。
椿が咲いているお屋敷で
「椿三十郎、もうすぐ四十郎になります。」
浪人の悲哀がでてくるわけよ。
「本当にいい刀は鞘に入ってるものですよ」と
奥様に言われてしまうのは
三船自身もズシンと響いている。
剣の腕も合戦の頭もあるが、戦国の世ではない。
侍といってもお城勤めの平凡な生活ができなくては仕官はできない。
世の中の元軍人の不器用なサラリーマンを暗示してるってことかな。

1962年、戦争が終わって17年。
20歳で愛国に燃えていた戦士が、戦後の仕組みに入れない。

これをバブルが終わって株価低迷、低成長、高齢化社会での
フリーターを意識させるわけよ。

フリーターって悲しいもんねえ。
レジ打ちとかベルトコンベア仕事や使い捨て仕事しかもらえずに
スキルとは無縁の生活を強いられてるわけ。

正社員は安定した人生設計を立てて、結婚して、子供育てて
と、忙しくも幸せな日々を過ごしているのに、
浪人フリーターは明日は、ネット難民かって。

椿三十郎はバッサバサ人を切ってかっこいいが、
実際のフリーターは活躍の場はない。

若い9人の侍たちはお坊ちゃんよ。
フリーターになっちゃいけないって親に言われて
世の中の好景気を味方に正社員として
年上のフリーターを使いまわすわけ。


まあ、暗い話は置いといて映画自体はいいよ。
ストーリーも面白いし、コミカルなシーンがいっぱい。
用心棒の続編として軽く見られてるみたいだけど、
軽くて面白くて娯楽快作だね。
映画の若侍でキャラがあるのは田中邦衛だけだね。
三船と仲代のコンビが美味しいとこすべて押さえてるんだもん。
決闘の名シーンも、血の吹き出し方は笑える。
不謹慎な気もするがあれは笑わす演出じゃないの?
あってもなくてもいいような決闘だしね。
名シーンっていうようなもんかね?

織田裕二さんは三船さんの後だからさぞ、誇らしい気持ちで
気持ちいい映画を撮ってるだろうけど、どうだか?
ユーモアのセンスを生かした映画に仕上げてあることを期待してますよ。


映画・恋空

2007年11月10日 | 映画に行こう

観客は女子高生だらけ。熱気あるよ。始まる前から
「ハンカチ用意~」っていう声が聞こえる。

新垣かわいいなあ。ちょっといいとこのお嬢さん。それが携帯をきっかけに金髪野郎のモノになる。金髪野郎のせいで人生台無しだよ。金髪野郎は女の扱いうまい。けど元カノがひどい。それも金髪野郎のせいで言いがかりつけられてたわけだから。憎々しい野郎だ。
ああ、あんな金髪野郎に生まれて新垣を抱きしめたかった。



最後は予想通りで良かった。ちょっと泣けるね。金髪野郎に同情するわけじゃなく新垣のかわいさに泣けてくるわけさ。


ナレーションの新垣の声は映画NANAを思い出したよ。よく似てるわなあ。

終わってから
「ミカンキャラメルんとこ、もう少し長くして欲しかったねえ」
って声が耳に入る。
あれ?小説ではちゃんと意味があるの?普通に観ると金髪野郎がダジャレ馬鹿にしか見えないけど。

女子高生ってこんなにバカ純真なのかなあ。過ぎた青春を思い出しても女子高生と話した記憶がないやワシ。映画みたいな青春したかったなあ。



ミッション インポッシブル 1996 いまさらネタバレ

2007年11月04日 | 映画に行こう
ミッション インポッシブル 1996

トム クルーズ主演の痛快スパイアクション映画。

テレビで以前見て、よくわかんなかったので、
久しぶりにDVDで見てみた。

結局、リプレイでようやくすこし分かる。
そしてネットでネタバレ検索をしてようやく分かった。

例のあやしいおっさんとトムが再会して真相を話すシーン。
言ってることと、映像が違う。
これが味噌。

いやあ、あれっ??とは思ったけど、
スルーしてたよ。
そうか、そういうことかああ。
ヒロインがトムを誘うシーンの続きを想像して
イヒヒッヒとニヤけているうちに肝心なストーリーを
取り逃がすとこだった。

音楽最高。
ネットや聖書は暗号の基本ですよね。
この11年でネットも身近になりましたね。

ネタバレの検索すると、すごい。
本当に丁寧に書かれていて
私のような鈍い観客には助かります。



文化の日・名作「東京物語」

2007年11月03日 | 映画に行こう
1953年の今日は東京物語公開日。

名作らしい。ってことで観てみたら、
意外と退屈な展開で。
中盤で一旦DVDをとめてネット検索したら、
笠なんとかって俳優は48歳で72歳のおじいさん役を演じているのだとか。
これは信じられない!!
おじいさんの演技がうますぎ。
原なんとかていう女優さんは戦前には軍人の妻を演じていたそうな。
この映画では美人で優しい未亡人。いい役です。

終盤、ようやくいい話になってきてGOOD。
ちょっと悲しいけど、いいお話でした。

市役所勤めだったおじいさん。開業医の長男。人気美容師の長女。
って、お金持ちの日本を切り取ってるんだろう。

美容師のおばさん。なかなか現代的でドライで好きだな。
原節子の古風な優しさもいいけど、
合理的で活発なのも悪くない。
東京で暮らしていたら、あのぐらい強くならなきゃね。

国際的に有名なのは、昔の日本がうまく表現されているからかなあ。


心情としては、大人になるってこんなことなのかな。

私の両親は、割とお坊ちゃん、お嬢さん育ちなので
ちょっと共感しました。
両親が祖父、祖母の晩年から危篤、葬式の時に味わった寂しさを
想像できました。

「親孝行 したいときには 親はなし
されとて墓に布団は着せられず」

これは世界中に共通するメッセージだからね。

小津監督の集大成。って声があるから
きっと後期の作品なんじゃないかな。
もっと若々しく、出世作みたいな作品も見たいな。


映画・クワイエットルームへようこそ

2007年10月26日 | 映画に行こう

内田有紀主演の映画「クワイエットルームへようこそ」を観てきました。
松尾スズキ(1962年生まれ)の芥川賞ノミネート小説を作家自ら映画化。

出演は他に工藤官九郎、蒼井優、りょう、ハリセンボンの2人。キャスティングが最高にいい。
とくに大竹しのぶの怪演にはびっくりするぐらい感心しました。本当に演技力あるなあ。すごく病人らしくてリアルで、それでいてコミカルな重要キャラクターでした。


ストーリーは
アルコールと睡眠薬の過剰摂取(OD)で内田が精神科の閉鎖病棟保護室へ強制入院となる。内田の半生と病棟での人間模様が描かれてます。

女性だけの病棟で過食症や拒食症の患者ばかりです。精神科といった独自の狂気は大竹が一手に引き受けてます。

テレホンカードやお笑い番組がちょっと古臭い印象でした。別に現在進行中である必要はないけどね。
入院直前の混乱が徐々に明らかになっていくのが上手な展開でした。


いろいろ見どころがあってあっという間の2時間です。病人や病棟のマイナスイメージを深刻すぎないスタンスで描けている名作です。

まとめると
キャスティング最高!に尽きます。



クローズド ノート

2007年10月21日 | 映画に行こう

沢尻エリカ主演の映画『クローズド ノート』見ました~♪
監督は行定勲だったかなあ。映像美は評判通りばっちり。
ストーリーは中だるみはあったけど、ちょっと泣ける、いいお話しでしたあ。


沢尻エリカより竹内結子の方がずっとかわいいなあ。

けど竹内はバツイチ、沢尻はあやしげな芸術家とデート。映画の中と女優のプライベートが交錯するキャストでしたね。

竹内結子が演じる小学校の先生が実にいい♪こんな先生なら小学生になりたいよ。←さすがに彼女にしたいとは言えないのが弱いねえ。


沢尻の恋のお相手が伊勢谷友介。芸術家の役なんだけど、ハチミツとクローバーとかぶるね。芸術家は見た目がこんなぐらいカッコ良くないと作品も見てもらえないんだろ~なあ。ってプチ芸術家志望のある私は絶望感に浸りましたね。


写真は万年筆タイプのサインペン。沢尻エリカがバイトしてるお店が万年筆専門店。絶対、万年筆欲しくなるよ。万年筆は高いけど万年筆タイプなら170円弱。


プチ芸術家気取りで絵を描こうかな。



好きな映画

2007年09月17日 | 映画に行こう

好きな映画

●少年期
ドラえもんのび太と恐竜
ルパン三世カリオストロの城
天空の城ラピュタ
●思春期
刑事コロンボ逆転の構図
チャップリン黄金狂時代
スターウォーズ
●学生時代
氷の微笑
バックドラフト
忠臣蔵・片岡知恵蔵
●社会人
千と千尋の神隠し
少林サッカー
スターウォーズ・エピソード1

●中年期
電車男
フラガール
ダヴィンチ・コード
●今年
東京タワー・僕とオカンとときどきオトン
そのときは彼によろしく
しゃべれどもしゃべれども

●喜劇編
バブルへGO!タイムマシンはドラム式
有頂天ホテル
木更津キャッツアイ

●今、注目してる俳優

沢尻エリカ
長澤まさみ
阿部寛



ハリポタ・不死鳥

2007年07月20日 | 映画に行こう

映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」観てきたよお。

ハリーの秘密って?
映画見終わっても分かりません。

謎だらけで、わかるシーンはあんまりない。前作の魔法のほうきの空中サッカーのような場面がないよ。

魔法省の役人や大臣など現実の風刺や

ハリーのチャイナ好きはわかるよ。

キスの感想を聞かれ
WET」って?

ああ~キスしたい~。と、映画の筋を忘れかける。

やっと正気に戻っても
映画の「学園もの」やバトル場面はあんまり興味はない。
私のツボは魔法の呪文!

「苦しめ!」
なんていうのを不思議な言葉で言うのが面白い。

あと現実のロンドンと行き来するのも不思議だ。

魔法の意味を考えてみると

心理戦

に尽きる。

過去の嫌な思い出が一気に蘇るフラッシュバックが短いシーンの連続で表されてるのが効果的。
心理を相手に操られて幻覚に苦しめられることが魔法そのもの。
そのほかの空を飛んだりするおとぎ話的な魔法とは違う。



裸足の不思議少女はかわいいね。
あの子にもハリーは惚れてるね。

ハリーは浮気癖ありそうです。



そのときは彼によろしく

2007年06月09日 | 映画に行こう

映画「そのときは彼によろしく」
観ましたああ。
ええ、話や。
作りものの世界の作りものの話なのに、ええ話や。
もう公開して日が経ってるから多少のネタバレは堪忍なあ。
うぅ…涙。
おとぎ話なんだけど、原作者と監督の力やね。
長澤まさみさんは美しい。けど子役の女の子がすご~くかわいい。いや、決して少女が好きな訳じゃないよ。子役の子が純粋な子供時代を想像させてくれるんよ。


「お嫁さんになりたい」
って純粋さが感動なんよね。←ちょっと変な訛り?

大人になると好きと結婚の間にいろいろ邪魔があります。

仕事で(お金払ってるから)優しくしてくれる女性に、つい本気になっちゃう男とかね。そんな寂しい現実をふと、忘れさせてくれるんよ。
実際には小さな頃から話がうまくてスポーツが得意なかっこいい男の子がバレンタインにチョコレートとかもらっていてオイラは
「チョコなんかいらんもんっ」
って覚めたガキを演じてましたわ。

けど、そんなことも忘れかけた33才。自分に都合のいいきれいな思い出を映画に合わせて勝手に想像しちゃうわけよ。

映画は監督の演出がうまい。くさい話をうま~く見せてくれますよ。
リプレイがポイント。いやあ、くさいとうまいは紙一重だね。


オススメです。
少なくとも団塊ジュニアで長澤まさみのファンなら絶対オススメ。



しゃべれどもしゃべれども

2007年06月02日 | 映画に行こう

映画「しゃべれどもしゃべれども」を見ました。
落語家役を国分太一、落語を習いにくる生徒役が香里奈です。
私は落語は好きで、聞いたことあるし、本も読んだので落語自体は
「ああ、あの噺か」
と毎度お馴染みのものばかりでした。

落語って普通のお笑いと違って、古典っていうのが特徴です。意外な笑いよりお約束通りの笑い。
「ここは、こうくるか。うまいねえ」
みたいな見方です。



普段、面白いことしゃべらないのに落語覚えてる大人っているかもね。
真面目で無口な人が隠し芸で落語やるとかね。

子どもの頃、お正月におじいちゃんの家で親戚どおしの隠し芸大会とかやったなあ。たしか手品とか当時やったかも。
大人になってからは引っ込み思案が強くなってまともにしゃべることもないけどね。子どものときのほうが頑張ってしゃべったり、友達作ろうみたいなパワーがあったなあ。



映画はそこそこ、ハートウォーミングな話で楽しかったよ。関西弁の子役がなかなかいい。

名古屋出身の香里奈がヒロインなのも大事。芸達者とは思えない香里奈をうまく映画に使ってる。
香里奈って美人かも知れないけど愛嬌ないなあってイメージが付いちゃいますね。
私は、この映画以外のドラマなどでの香里奈を見たことがないのです。が、名古屋出身ってだけで応援したくなります。

国分太一はこの映画で評価されるとは思えないので、香里奈のための映画って感じです。



東京の浅草のほおずき市とかが映されているのも見どころですな。田舎もんの私から見ると東京って昔からこんな賑わったお祭りがあったんだな、すごく都会だなあ、って感心したね。

都電が何回か出て来て短い東京生活を思い出したよ。

東京と名古屋に思いいれがある私にはぴったりの、気楽な作品でした。

ラストはあまりにも工夫のない終わり方で逆にびっくりです。

写真は名古屋の映画館にあったサイン入りポスターです。

さみ楽しい1人映画でした。