愛知HAPPY★あいちハッピー

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

沢尻エリカ映画手紙

2006年11月10日 | 映画に行こう

映画「手紙」見ました。
沢尻エリカかわいい。18才ぐらいでナオに片思い。それから24才で子供を育てる奥さんまで。(←思いっきりネタバレ)

きっかけは沢尻のかわいさだが、映画や原作の趣旨はまあまあ理解できる。


差別する社会と捉えるより、差別されて卑屈に逃げ回る主人公ナオに注目。

差別されてると感じている「心」にこそ私の共感するポイントがある。

犯罪者と血がつながっているリスクとして、心をみると確かに苦しい。
(やっぱり血は争えない…という中傷。)


大学、仕事、人間関係から逃げるのは差別という社会の問題ではない。

唯一の肉親を隠さなければならない心の傷、その弱さに涙だと、映画のメッセージを了解しました。


映画の出来は60点。泣けるストーリーは予告編を超えられていない。

小田和正の曲も良いけど、なんどもテレビで聞いてると曲の感動も麻痺します。

沢尻エリカ妊娠説があるのかなあ?ネットでそればっかりヒットします。

(子供産んでも)これからも芸能活動を頑張って欲しいです。


映画「NANA」を観て

2005年11月10日 | 映画に行こう
映画「NANA」を観て

ミュージシャンのナナ
●音楽をやる情熱と中島という存在
気分よくなると鼻歌を歌う、というのってあるよね。
歌うってもともと気持ちいい。
だけど、この映画(ようやく本題)のナナはプロの歌手を目指し
北国から上京。
その情熱は、なんか理解しづらい。
が、現実に熊本から上京して歌手になった中島ミカと
イメージが重なり、なんか納得はするけどね。
っていうか、中島ミカは、ナナを演るために芸能界入りしたんじゃない?
と思わせる配役だね。
十代の女の子があこがれる歌手のイメージってこんな感じなのかな、
と思いました。
メイクをおとした中島がかわいく思えてしまう映画の魔力だよね。
役の上でのイメージだからね。
冷静にみれば、ブスじゃないけど、華がない。
あの目の周りの濃いメイクは必要だったんだと思うね。

かわいい女ナナ
●女という生き方
宮崎あおい(もうひとりのナナ)は、よくいるかわいい女の子を好演。
けど、「かわいい」過ぎる。ありえない。
東京で仕事がつらくて苦労している場面がある。
僕も前、上京して苦労してたから、東京のつらさ、冷たさには共感したな。
でも、あの映画の設定は、ありえない。
若さと美貌を武器に楽しい仕事は簡単に見つかるはず。
女という生き方に、そんな先入観もってます(笑)。
所詮、いい男と結婚するのが夢なんだから、あえて苦労する必要ないし。
専業主婦になりたい女。
これをどう見るかねえ。
男の帰り待つ。
掃除、洗濯、料理をして。
これこそ、「一人前の女」だと、うちの母なんかは思ってたんじゃない?

でも、時代も変わって、今では、金に余裕があるエリートにだけ許される贅沢だよな。
女の人ってホントに働きたいのかな?って思う。
学校でて家事手伝いとか、フリーターでいいじゃん。
容赦なく労働の必要人員にされちゃうのは経済が厳しいからだと思うんだ。
貧しい家の女には、厳しい社会が待っている。
冴えない会社の貧しい男と結婚するだけの人生。
いい男をさがすには、いい学校、いい会社に…。

男に頼らないで生きていくってことを良しとする教育とかって、
なんか信用できない。
みんな男をつかまえて楽しい主婦、子育て生活をしたいはず。
それを、もうひとりのナナを見て思ったね。

要するに、映画のテーマの女の行き方に行き着くわけですよ。
プライドか愛か?みたいな。

ナナの舞台設定
●クスリ
ミュージシャンなので飲んでる薬はピル(中島ミカのほう)。
もっと、ドラッグ中毒になりながらも、必死に生きてる人。
酒びたりのアル依存症なんかを、ミュージシャンには期待するね、僕なら。
●芸術家
貧しさから抜け出すのには芸術が武器になるんかなあ?
ちょっとイカレタところがある人の作品に感動するとか…。
貧乏や恵まれない家庭も、イカレタという部分に入ってるんかもね。
歌手のナナの方は、それを表してるんだよな。
でも、イカレ加減が足りない。
その上、映画のラストの結局、「彼の腕の中」っていう展開は
ちと、気持ちいいけど、やっぱモノタンナイ。
一方で、かわいい方のナナの彼氏が美大生とこれも芸術がらみ。
美大なんて金持ちのボンボンとお嬢が行くところだよなあ。
魂の表現する理由がないと勉強してもイカンと、
僕は陽水をみて思うね。
●恋愛
原作も女性漫画だし、読者も女性だよね。
だけど、映画化には男性スタッフがほどよく入ってるなと思う。
恋愛の描き方が、きれいだけど色っぽさもアリ!
バスタブシーンは良かったなあと思い出したりね。
以上。


映画「タッチ」

2005年10月01日 | 映画に行こう
映画「タッチ」

映画の日で「タッチ」を見た。主演の長澤まさみを見たかったので、かわいい浅倉南を好演しているだけで満足。長澤の魅力が光るのは、やはり達也とのキスシーン。若さがたまらんですたい。(←どこの人)
あだち充の「タッチ」は昔、テレビで放送されていたアニメを、毎週楽しみにしていた。ストーリーはもちろん誰もが知っていると思う。アニメが一番ぴったりくるので実写映画は、正直期待してなかった。だが、見てみると脇役がうまい。ボクシング部の大男、野球部のキャッチャー孝太郎、上杉達也、和也の両親だ。他にも実力派で周りを固めていて見ていて楽しい。アニメのイメージを上回る出来だ。
ストーリーでは明青高校野球部に溶け込めない達也のピッチングを、南が体を張って受け止めるシーンに、なぜか感動した。不器用な達也に対する南の友情と愛情が感じられるからか?後半、試合、ピッチングの場面の盛り上げ方がうまい。映画ならではの効果音が効いてくる。
音楽は、タッチのカバーも、YUKIの新曲もいまいち。
「タッチ」原作漫画は、交通事故の場面が描かれている7巻が一番オススメ。1巻の時点で構想がどこまであったか分からないが、徐々に脇役たちが顔をそろえて面白くなっていく。
「タッチ」のその後の話。アメリカでメジャーに挑戦などは、忘れてしまって、映画に描かれる高校野球だけを楽しむのが一番いい。

高校時代のピュアな気持ちが懐かしく思い出されるような映画でした。


スターウォーズ感想

2005年09月25日 | 映画に行こう
「スターウォーズ、エピソード3」と私

アナキンスカイウォーカーが恋に落ちるまでが、エピソード2。
3は才能があるのに、ジェダイマスターに認められないアナキンの話。母を失った悲しみと愛する女性と二人で平穏な家庭生活を送れないストレスが大きいアナキン。
シスの暗黒卿が明らかになり、誘いに(なぜか)乗ってしまいダークサイドに墜ちるアナキン。オビワンとの戦いで瀕死の傷を負いダースベイダーに姿を変える。

見所はチャンバラ。時代劇好きなルーカスらしい。ジェダイって「時代」に由来してるんだよ。
ライトセーバー振り回すヨーダが特に面白い。勝ち負けが分かりきった勝負だから、純粋にチャンバラに集中できる。

見てる途中、ルークスカイウォーカーがジェダイになる話やダースベイダーとの親子対決などが頭を巡りましたよ。C3POやチューバッカもいい味だしてるよ。

ダークサイドには、私も弱い。健全、前向き、ポジティブな考えが必要なフォース。心の傷が暗黒面に誘われる鍵になってる。

心理ドラマではないから、深さはないけど、第一作目からの時間が自然と感慨を与えてくれる。

ようやく完結したスターウォーズに大満足な映画でした。


電車男と私

2005年08月02日 | 映画に行こう
電車男と私

ネット発の本が出版されるとして話題になった電車男。それを、実際に買って読んだ。テレビでは伊東美咲に激萌えw(←もう影響が現れている)。テレビより、活字で読んだほうが絶対に面白いと思った。読んだ感想は、奇跡だ!と、応援する2チャンネラーに感心。アパム弾、新型爆弾、香具師、顔文字、など独自の文化を初めて知った。内容も独身男性の私にはぴったりの内容だった。
テレビと本だけでは飽き足らず、映画も観た。エルメス役の中谷だが、恋愛をしているようには見えない。失望。演技力か?年齢のせいか?映画の感想としては、前半はスピード感があったが、後半、電車男が道でコケル場面が多すぎ。ちょっとだれた。でも、想像ではよくわからなかった服装など、興味深かった。一番印象的なのは本編ではなく、観客。私の左隣がカップル、右隣が、40歳くらいの独身男性。自分の将来の光と闇を暗示していると感じた。
さらに、ネット検索。「後日談」の存在を知る。抜粋しか読んでないので、よくわからないが、電車男に失望したという意見が多いようだった。
この奇跡のカギはエルメスにある。本では、最後にチラッと出てくる「エルメスは準ヲタ」というところ。エルメスが、オタクでオクテな男性とのリアルな恋愛を求めていたのが、真相だろう。
私は、得意分野のないオタクだ。一般人にも、オタクの仲間にも入れない。それが、一番多い現代男性像のひとつだと、自分を納得させている。_| ̄|○