この本は、全米で300万部を超えたベストセラー。そのことは、うーんと随分前に話題になりました。
お読みになっている方もきっといるでしょう。
リチャード・P・エヴァンス作 笹野洋子訳 (講談社)
私は、このタイトル、また、装丁がとてもきれいで、いかにもクリスマス向きという感じに、勝手に季節物だろうと推測し、本屋で見かけはしましたが、今まで読んでいませんでした。 忘れていました。
ここ数日、讃美歌やクリスマスソング、くるみ割り人形を聴きながら、クリスマスシーズンに向けて、子どもの会から大人の会までのお話し会のプログラムを考えています。
少しずつ気忙しくなりつつあるので、静かに歩いたり本を読んだり、また、お菓子を作ったりして、落ち着いた時間をとも思う日々です。
クリスマスの準備はまだもう少し先だと思っていたのですが、
この本を読んで、思いがけず、クリスマスと向き合ってしまいました。
クリスマスに気持ちが向かって行ってしまったのです。
読んだ後、温かい気持ちが一番に湧いてきます。
深い嘆きや悲しみから、教えられることがあります。
大切なものを手渡されたように思いました。
私にとって、クリスマスは、何か嬉しい気分になります。
この気持ちを届けたくなったり、分かち合ったりしたくなってきます。
子どものころに味わった匂いがそのまま甦ってきます。
小さい頃の、家でのクリスマスの夜を思い浮かべると、ただ、楽しい行事でした。
父は、元僧侶。仏教の人。
でも、クリスマスイブは、父が、踏み台にのり、家の梁にキラキラリボンをつけ、もみの木に飾りをつけ、ライトアップして、ケーキやチキンを食べてパーティーをしました。
朝、目覚めると、もみの木の下に、サンタさんからの贈りものが届いていました
りかちゃん人形のお家のセット、オセロ、竹馬やミニトランポリンと、覚えてますねぇ。
小学校6年生の時、「禁じられた遊び」の映画を観て、ギターで、あの曲が弾きたいといっていたら、白いギターが届き本当に驚きと感激がありました。
後にも先にも、私のレパートリーは、その1曲なのですが・・・。
安心して、楽しいクリスマスの夜を過ごしていた私。
信仰的な思いは別として、父と母がその時間を楽しい時間にしてくれていたのでしょう。
この『クリスマス・ボックス』は、初めて小説を書いた元広告代理店の役員だった男性が、娘のために残したくて書いたものだといわれています。
この作品の中での「わたし」が、「クリスマスの最初の贈りものは何か」という問いを見つけていくのと同じに、私も、クリスマスの真の意味にたどり着き、その答えが知りたいと思いました。
頭の中では、妙なる調べが鳴っています。
文体は平易で簡素ですが、だからこそ、すっと心に入り、この作者の想いと同じ心で、感じることができるのでしょう。
それにしても、この時期に読んで良かったです。
どんなに忙しくても、かけがえのない時間だけは欠かすことはできません。
これからの時期は、やはり、クリスマスの私からの贈りものとして語りたいです。
一番の原点にもどり、「愛を込めて語る」ですね。
愛依の風になって皆さんに優しい時間をお届けしたいです
これから、小さな子どもたちから、お年寄りの方まで、様々なおはなし会が開かれます。
スタイルはみんな違いますが、私の心にあるクリスマスボックスを大事に持っていきます
「世界中の子どもたちが優しい時間に包まれますように。」
お読みになっている方もきっといるでしょう。
リチャード・P・エヴァンス作 笹野洋子訳 (講談社)
私は、このタイトル、また、装丁がとてもきれいで、いかにもクリスマス向きという感じに、勝手に季節物だろうと推測し、本屋で見かけはしましたが、今まで読んでいませんでした。 忘れていました。
ここ数日、讃美歌やクリスマスソング、くるみ割り人形を聴きながら、クリスマスシーズンに向けて、子どもの会から大人の会までのお話し会のプログラムを考えています。
少しずつ気忙しくなりつつあるので、静かに歩いたり本を読んだり、また、お菓子を作ったりして、落ち着いた時間をとも思う日々です。
クリスマスの準備はまだもう少し先だと思っていたのですが、
この本を読んで、思いがけず、クリスマスと向き合ってしまいました。
クリスマスに気持ちが向かって行ってしまったのです。
読んだ後、温かい気持ちが一番に湧いてきます。
深い嘆きや悲しみから、教えられることがあります。
大切なものを手渡されたように思いました。
私にとって、クリスマスは、何か嬉しい気分になります。
この気持ちを届けたくなったり、分かち合ったりしたくなってきます。
子どものころに味わった匂いがそのまま甦ってきます。
小さい頃の、家でのクリスマスの夜を思い浮かべると、ただ、楽しい行事でした。
父は、元僧侶。仏教の人。
でも、クリスマスイブは、父が、踏み台にのり、家の梁にキラキラリボンをつけ、もみの木に飾りをつけ、ライトアップして、ケーキやチキンを食べてパーティーをしました。
朝、目覚めると、もみの木の下に、サンタさんからの贈りものが届いていました
りかちゃん人形のお家のセット、オセロ、竹馬やミニトランポリンと、覚えてますねぇ。
小学校6年生の時、「禁じられた遊び」の映画を観て、ギターで、あの曲が弾きたいといっていたら、白いギターが届き本当に驚きと感激がありました。
後にも先にも、私のレパートリーは、その1曲なのですが・・・。
安心して、楽しいクリスマスの夜を過ごしていた私。
信仰的な思いは別として、父と母がその時間を楽しい時間にしてくれていたのでしょう。
この『クリスマス・ボックス』は、初めて小説を書いた元広告代理店の役員だった男性が、娘のために残したくて書いたものだといわれています。
この作品の中での「わたし」が、「クリスマスの最初の贈りものは何か」という問いを見つけていくのと同じに、私も、クリスマスの真の意味にたどり着き、その答えが知りたいと思いました。
頭の中では、妙なる調べが鳴っています。
文体は平易で簡素ですが、だからこそ、すっと心に入り、この作者の想いと同じ心で、感じることができるのでしょう。
それにしても、この時期に読んで良かったです。
どんなに忙しくても、かけがえのない時間だけは欠かすことはできません。
これからの時期は、やはり、クリスマスの私からの贈りものとして語りたいです。
一番の原点にもどり、「愛を込めて語る」ですね。
愛依の風になって皆さんに優しい時間をお届けしたいです
これから、小さな子どもたちから、お年寄りの方まで、様々なおはなし会が開かれます。
スタイルはみんな違いますが、私の心にあるクリスマスボックスを大事に持っていきます
「世界中の子どもたちが優しい時間に包まれますように。」
代々木公園は本当にきれいでしたよ。クリスマスというとすばらしい想い出がありますね、、僕にも。
あの子供時代の幸福感というのは、なんだったんでしょうか・・・天国というところがあれば、ああいうところなのかもしれません。
僕は海外にいたとき、クリスマスはよく教会に行きました。すごく入りやすいんです、海外の教会は。
でも、家庭のない子供たちや、家族のない人々など、世間の喧騒の影に隠れてひっそりと過ごしている人々のもとにも届くといいですね、ぬくもりが。
僕は横浜に教会でも探していこうかな・・・今年は。
誰にもある子ども時代。
純粋に無邪気だったですよね。
私に何ができるだろう・・・。