~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

身近なこと

2008年05月29日 | 日々徒然
一軒隣のかりんちゃんです。
散歩して最初に会うのがこのかりんちゃん。
かりんちゃんは、この窓辺がお気に入りみたいです。
一日に一回はここで会います。
この窓から、いったい何を見ているのでしょうね。
やっぱり、道往く人を眺めているのでしょうか?
私ともここで会うと、ずっと目があったままで、動かないのです。
暫し、じっと見つめあったままにらめっこ状態。
「おはよう、かりんちゃん。今日は、元気?」
耳をピンとして、聞いているようなしぐさにもなります。
私はここで、かりんちゃんを見ている時間が好きです。
「じゃ、散歩に行ってくるね。またね。」

私は、一度も、かりんちゃんをなでたり、抱っこしたりしたことはありません。
他所のお家の猫なのだから当たり前ですが、でも、とても可愛いです。
毎日顔を合わせているのですからね。
だから、この窓辺にいないとなんとなく寂しくなります。
名前を知っていて、一日一度は挨拶していますからね。

散歩をしていると、よく犬の散歩をしている人に出会います。
ルートはそう変えるものでもないので、同じワンちゃんに会います。
でも、あまり、挨拶することはありません。
いつも同じ道を通り、ワンちゃんも飼い主の方も分かっているけれど、黙って、すれ違います。
挨拶したくても、すれ違う時に大抵は下を向かれていて、楚々と小走りに行ってしまうのです。
もう少し、にこやかでもいいのにと思うこともあります。
「こんにちは」くらいは言えないものかと・・・。

田舎では、近所のお家の犬の名前も猫の名前も結構知っていました。
犬なら、側に駆け寄り、背中をなでてやりました。猫は、そっと近づいて、逃げなければ、やはり、背中をなでました。
でも、やたらにはできません。
名前を呼ばないと。自分の名前、ちゃんと分かってますから。

東京に住んでから、近所のことは、よく分からないです。
ご挨拶できるお家も少ないです。
3年ほど前、家の前の広い畑が分譲されて、家が立ち並びました。
引越しの時、何軒かの方が一度ご挨拶にこられました。それきり、どなたともお話ししたことはありません。
お会いしても、さっと行ってしまいます。
関係ないですからね。こんなに近所でも。
東京はきっとこうなんでしょう。
東京じゃなくてもそうなのかな。
田舎に帰ると、知らない人がいないくらいに思えるのが、不思議なのでしょうか?

ここ何週間かゴミの日に、近所のゴミがカラスの標的になり、生ゴミが散乱する日が増えました。
今は、個別収集になり、顔を合わせることはほとんどありません。
注意が薄れるのか、人への気遣いも欠けていくのか、カラスのすることだから仕方ないのか、なかなか改善されません。
家の前にもバラの花びらに混じって、鶏肉や魚の骨があり、ぎょっとしたりする日もあります。
隣の家には駐車場まで野菜の皮が入り込んでいます。
この同じ道を共有しているものとして、ゴミが散らかっているのをほっとくようなことはしたくないし、家の前にとんできたものは掃除しています。
でも、もし、庭先に出た時や、お会いした時に気持ちよく挨拶できているのなら、この気持ちを害するゴミも、もう少し、カラスのせいにして掃除できるのに・・・と思ってしまいます。

しかし、汁の付いたビニールやトレーの掃除はほとほと困ります。
匂いもひどいしたまりません。
ゴミを出さない工夫も大切ですが、生ゴミは汁気を切って、汚れたトレーは洗って水気を切って捨てるのがいいですね。
汚れたトレーやチューブは、リサイクルできませんから。
これも、小さなエコになるはずです。



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