今の時期、スーパーでも八百屋さんでも、真っ赤ないちごがお出迎えしてくれますね。
明るくてよいわ~~
おいしそうないちごは
とちおとめ
今日は、一日サラ・ブライトマンを聴いていました。
世界中にその、美しいソプラノの響きが愛されていますね
アンドレア・ボチェッリとの「TIME TO SAY GOODBYE」は日本でもずいぶん流れていました。
皆さんの中にも大好きだという人がいることでしょう。
私が繰り返し聴いている曲は『私を泣かせてください』です。
この曲は、ヘンデル作曲のオペラ『リナルド(RINALDO)』の第2幕に登場する有名なアリアです。
敵の魔術師アルミナーダに捕らわれた女性アルミレーナが恋人を想って自分の悲運を嘆くシーンで歌われます。
実は、この歌を語るのです。チェロの調べと共に。
ものすごい難題を与えられてしまいました
しかも、明日、米寿の誕生のお祝い会でです
それで、何度も何度も聴いています。
ヘンデルの響き、サラブライトマンの響きに、この祈りを重ねて。
アリアを語るのは初めてです。
嘆きの内の心からの救いの祈り。
う~~ん。難しい
他に立原道造の詩を三つ。
とても美しく純粋な詩です
『夏の弔い』『のちのおもひに』『溢れひたす闇に』
この詩をリクエストされたのは、もちろん米寿を迎える素敵な紳士
もう、自分を試されているような感じです
今までの想いをハートに押し込めて語ります。
今日一日ずっとこのアリアと、この詩と向かい合い、お祝いする紳士のことを考えていました。
今日の終わりにふと思いついたのは、
「そう、彼は、小鳥が好きな優しい人、胸にいつも鳥笛をぶらさげている!」
私は、ナイチンゲールのように軽やかに語ろう!
そう思いました
~美しいものになら ほほえむがよい
涙よ いつまでも かわかずにあれ
陽は 大きな景色のおちらに沈みゆき
あのものがなしい 月が燃え立った~ (『溢れひたす闇に』冒頭より)
はちみつ大根飲んで寝ます。
明日、いい声がだせますように