あほねんのブログ

日々の出来事や関心のあることを綴ります。

高砂市公民館蔵書「美濃部親子文庫」と美濃部研究会

2011-08-25 17:53:20 | 戦争
今日は兵庫県高砂市出身の美濃部達吉博士の学術研究をされている美濃部研究会会長、宮先一勝氏の経営する行政書士事務所を訪ね、そこで美濃部達吉氏がここ靍砂町の出身であることを知りました。

美濃部達吉氏は戦前に「天皇機関説」を提唱したため、軍国主義の時の政府から「国体に反する」として公職追放、著書は発禁され、氏は右翼青年から右翼青年から狙撃される経緯をたどったことは戦前史暗部の一頁です。

「国民主権を唱えた氏は、自らの信念を貫いて権利の乱用に抵抗したところに美濃部達吉博士の素晴らしさがあり、博士の生き方や心意気をもっと知ってもらおうと、美濃部親子文庫の調査研究を中心に活動を続けています。ご遺族から頂いた大切な資料を保存して行くためにも「美濃部記念館」建設を行政にお願いています。」と宮先一勝会長(64)は語っています。

このブログを読まれ、「ブレない」気骨の憲法学者美濃部達吉博士に関心のある方、研究してみたい方は是非研究会にご一報されては如何ですか。

美濃部研究会 079-442-5772(宮先方)
美濃部親子文庫の問合せ先は、
高砂市公民館 079-443-5439

※天皇機関説
主権または統治権、すなわち国土・国民を支配する権利は、法人たる国家に帰属し、国家がその権利主体」であるとする国家法人説に基づき、天皇もまた法人たる日本国家の機関である。

※美濃部親子文庫
美濃部達吉博士の子息、美濃部亮吉元東京都知事の死去に伴い、高砂市公民館にあった美濃部文庫にご遺族からの関係資料、達吉氏の書簡を加えて、親子文庫と改称して現在に至っている。

※ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/美濃部達吉




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