緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

北海道旅行 その2

2010年10月19日 | 
北海道旅行の報告をなかなかできなくて、すっかり日にちがたってしまいました。

今回の旅行の一番の目的は、前に書いたように「北のアルプ美術館」訪問でしたが、もちろん初めての道東、いろいろ素晴らしい景色があるので、北海道の魅力を堪能してきました。

飛行機の便の関係で、知床斜里に近い女満別や中標津の空港着便がとれず、釧路空港着になり、帰りは帯広空港からということになりました。その間をどうやってうまく回るか、レンタカーで北海道を移動するのは初めてだったので、なかなかその広さに旅程が決められませんでした。なんとか、大事な観光スポットをはずさないようにと工夫して、まずは釧路に着いたらレンタカーを借りて、釧路湿原に向かいました。

広い釧路湿原、何箇所も展望台があります。今晩の宿の屈斜路湖になるべく行きやすい展望台、細岡展望台に向かいました。空港からわりにわかりやすい道で迷うこともなく細岡展望台の駐車場に着きました。
散策路のようになっている道を歩くと、木々の匂いがとても気持ちよく、ほどなく展望台に着き「雄大だね」と満足して帰りかけるともっと先の方角から数人のグループが歩いてくるのです。この先になにかあるのかね?とラムパパと話しながら駐車場に戻りかけて、どうも気になる・・・歩いてきた人に「この先になにがあるのですか?」 「展望台ですよ」???

えっ!では、さっきの展望台は違うの?どうやら手前にあった見晴台を細岡展望台と勘違いしたようです。危ない、危ない。でも、私達の前にいた女性は「ここが展望台ですよ」と教えてくれて、自分は写真をとるとさっさと車に乗って帰ってしまっていたのです。さっきの女性にも教えてあげようと思っても、もう車は見えず、気の毒なこととなりました。私達はもと来た道を戻り、さっきの見晴台を通り越し、やっと本物の展望台に着きました。やっぱり本物のほうが、もっと雄大で素敵でした。





細岡展望台から屈斜路湖に向かう道もとても素敵。途中で暗くなってきてしまいましたが、国道なので表示もわかりやすく、迷うことなく進むことができました。峠のようなところで、ふと空を見上げると満天の星、天の川も見えます。晴れていて本当によかったです。

翌日は、私達の住む稲城市と姉妹都市の大空町(前の女満別町、この名前のほうがいいですよね)に向かいました。キャー、大空町、きれいだよ。すごいね。まずはひまわり畑です。



黒澤明監督の映画「夢」の舞台にもなったそうです。



イタリア映画の「ひまわり」を思い出します。そういえば、この前主演したソフィア・ローレンが来日していたな。「マルチェッロ」はずいぶん前に亡くなってしまいましたが、彼女は元気そうですね。



つぎに向かったのは、同じ大空町のメルヘンの丘、どこだ、どこだ?と走っていると、国道沿いの何の変哲もないところに少し駐車スペースが作ってあります。そこに近づくと、ありました。メルヘンの丘!



絵のような風景とはこのことか。なんとも月並みな言葉しか出てきませんが、映画の1シーンのようでした。

その日のうちに、斜里のアルプ美術館、知床クルージング、知床五湖と訪ねる予定で、大忙しの一日でした。

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