皆さん今晩は。
今日は本当に暑かったですね…
今日は千葉市にいたのですが、街路の温度計は35度を指していました。これからまた気温が上がるのでしょうか。
さて今日は、全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会に参加して来ました。
研修会のテーマは、
①オンデマンド交通システムについて
②千葉県の観光戦略~カジノ構想について
の2点です。
どちらも大変興味深いテーマで、とても勉強になりました。
研修会の様子
まず、オンデマンド交通システムについて。
これは、主にバスを利用したオンデマンド交通システム導入についての講習でした。
システムを開発した企業から担当者をお招きし、その導入背景や、システムの概要、全国自治体の導入実績や、導入プロセス等を詳細にご紹介頂きました。
特に、実際にこの最新オンデマンド交通システムを導入した自治体の事例について動画等も用いて非常に詳しく解説して頂いたので、システムについての理解を深める事が出来ました。
全国の地方自治体においてコミュニティバスの効率的な運用が問題となっている中で、コミュニティバスを廃止し、デマンドバスやデマンドタクシーを導入しようとする自治体も増えて来ている様です。
コミュニティバスにもオンデマンド交通システムにもそれぞれ一長一短あり、一概にどちらが優れているとは言い切れませんが、勝浦市においても、将来的な導入に向け具体的な事例研究・検討をより深めて行く事も必要かと感じました。
次に、千葉県の観光戦略~カジノ構想について。
これは、成田空港周辺地域でのカジノ・MICE機能を含む複合施設の導入検討調査に関しての件で、担当である県総合企画部の方から大変興味深いお話を伺う事が出来ました。
現在、関連法案の法制化(つまりはカジノの合法化ですね)に向け超党派国会議員(IR議連)による具体的な検討も行われており、すでに水面下では全国各地でカジノ誘致に向けた動きが活発化している様です。
当然、千葉県においても施設誘致に向けた研究検討が行われている訳で、今回は研究検討の中間報告の様な形式で担当者よりお話を伺いました。
現状では、あくまで成田空港周辺のカジノ・MICE(多くの集客が見込まれるビジネスイベントの総称)等複合施設導入についてのお話でありましたが、
今後、県内各地での立地の可能性も検討する、というお話もありました。
現状、カジノ・MICE施設導入の目的は、成田空港という世界有数の国際空港の所在地、というメリットを活かした「国際ビジネスチャンスの取り込み」「海外富裕層の集客」が目的となっていますが、
誘致に当たってはもっと幅広い視野を持って頂きたいな、とも感じました。
特に思うのは漁業振興策との関連です。
現在、千葉県には全国から多くの外来船が来訪していますが、全国有数の港町である勝浦にしても銚子にしても(勝浦は特に)、漁師の皆さんの為の娯楽施設等が不十分であり、
将来的に、多少魚価が安くても娯楽の充実した漁港に外来船が流れてしまうのではないかという懸念があります。
過去記事「勝浦市水産業振興対策審議会に参加しました」でも述べましたが、
日本全国の漁船は、たしかに「より高く魚を買ってくれる港」を求めて漁業を行っています。
しかし、それだけではなく、「寄港した際の娯楽や安らぎ」を求める漁師の方々のニーズに応える事も漁港としての重要な役割でもあると思うのです。
もし大規模漁港の近くにカジノが存在するとなれば、外来船の誘致には絶大な効果があると思います。
交通の便の良い所、集客率の高い都市部、そうした場所を誘致の候補地として選ぶ事は当然だしもちろん大切ですが、誘致研究に当たっては視野を広く持って、かつ慎重に検討して頂きたいと思います。
とにかく、この若手市議会議員の会は、若く情熱に溢れた地方議員が集まる場所であり、参加するたびに新たな発見があります。
本当に魅力的で活動的な方が多く、学ぶ所も沢山あります。次回は懇親会にも参加してゆっくり皆さんのお話をお聞きしたいです。
皆さん、今日はお疲れさまでした!
追伸:
畑のオクラに綺麗な花が咲きました!
今日は本当に暑かったですね…
今日は千葉市にいたのですが、街路の温度計は35度を指していました。これからまた気温が上がるのでしょうか。
さて今日は、全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会に参加して来ました。
研修会のテーマは、
①オンデマンド交通システムについて
②千葉県の観光戦略~カジノ構想について
の2点です。
どちらも大変興味深いテーマで、とても勉強になりました。
研修会の様子
まず、オンデマンド交通システムについて。
これは、主にバスを利用したオンデマンド交通システム導入についての講習でした。
システムを開発した企業から担当者をお招きし、その導入背景や、システムの概要、全国自治体の導入実績や、導入プロセス等を詳細にご紹介頂きました。
特に、実際にこの最新オンデマンド交通システムを導入した自治体の事例について動画等も用いて非常に詳しく解説して頂いたので、システムについての理解を深める事が出来ました。
全国の地方自治体においてコミュニティバスの効率的な運用が問題となっている中で、コミュニティバスを廃止し、デマンドバスやデマンドタクシーを導入しようとする自治体も増えて来ている様です。
コミュニティバスにもオンデマンド交通システムにもそれぞれ一長一短あり、一概にどちらが優れているとは言い切れませんが、勝浦市においても、将来的な導入に向け具体的な事例研究・検討をより深めて行く事も必要かと感じました。
次に、千葉県の観光戦略~カジノ構想について。
これは、成田空港周辺地域でのカジノ・MICE機能を含む複合施設の導入検討調査に関しての件で、担当である県総合企画部の方から大変興味深いお話を伺う事が出来ました。
現在、関連法案の法制化(つまりはカジノの合法化ですね)に向け超党派国会議員(IR議連)による具体的な検討も行われており、すでに水面下では全国各地でカジノ誘致に向けた動きが活発化している様です。
当然、千葉県においても施設誘致に向けた研究検討が行われている訳で、今回は研究検討の中間報告の様な形式で担当者よりお話を伺いました。
現状では、あくまで成田空港周辺のカジノ・MICE(多くの集客が見込まれるビジネスイベントの総称)等複合施設導入についてのお話でありましたが、
今後、県内各地での立地の可能性も検討する、というお話もありました。
現状、カジノ・MICE施設導入の目的は、成田空港という世界有数の国際空港の所在地、というメリットを活かした「国際ビジネスチャンスの取り込み」「海外富裕層の集客」が目的となっていますが、
誘致に当たってはもっと幅広い視野を持って頂きたいな、とも感じました。
特に思うのは漁業振興策との関連です。
現在、千葉県には全国から多くの外来船が来訪していますが、全国有数の港町である勝浦にしても銚子にしても(勝浦は特に)、漁師の皆さんの為の娯楽施設等が不十分であり、
将来的に、多少魚価が安くても娯楽の充実した漁港に外来船が流れてしまうのではないかという懸念があります。
過去記事「勝浦市水産業振興対策審議会に参加しました」でも述べましたが、
日本全国の漁船は、たしかに「より高く魚を買ってくれる港」を求めて漁業を行っています。
しかし、それだけではなく、「寄港した際の娯楽や安らぎ」を求める漁師の方々のニーズに応える事も漁港としての重要な役割でもあると思うのです。
もし大規模漁港の近くにカジノが存在するとなれば、外来船の誘致には絶大な効果があると思います。
交通の便の良い所、集客率の高い都市部、そうした場所を誘致の候補地として選ぶ事は当然だしもちろん大切ですが、誘致研究に当たっては視野を広く持って、かつ慎重に検討して頂きたいと思います。
とにかく、この若手市議会議員の会は、若く情熱に溢れた地方議員が集まる場所であり、参加するたびに新たな発見があります。
本当に魅力的で活動的な方が多く、学ぶ所も沢山あります。次回は懇親会にも参加してゆっくり皆さんのお話をお聞きしたいです。
皆さん、今日はお疲れさまでした!
追伸:
畑のオクラに綺麗な花が咲きました!