護衛艦「いずも」の命名、進水式に参加しました

2013年08月07日 01時30分14秒 | 活動報告
皆さん今晩は。

広島の原爆投下から68年目となる今日。
各地で平和祈念式典が開催され、沢山の方が犠牲者に対する追悼の意を表されたことと思います。
私も8時15分に合わせ黙祷を捧げました。

平和は、自然に生まれ続いて行くものではありません。平和は自らの手で守るものです。
二度と戦争を起こさないために、68年続いたこの日本の平和を「どう守るか」を国民一人一人が真剣に考えなければなりません。

午後からは、ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で行われた海上自衛隊の護衛艦「いずも」の命名、進水式に参加しました。
「いずも」は平成26年に退役予定のヘリコプター搭載護衛艦「しらね」の代替目的で建造された新型護衛艦で、来年度末に運用開始の予定です。
日本の海を守る、新しい艦艇の誕生です。

その全長は248メートルと巨大なもので、多数のヘリコプターや物資を搭載できる能力があることから、離島防衛や災害時の拠点となることが期待されています。

いずも型護衛艦(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/19500%E3%83%88%E3%83%B3%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6

「いずも」は一見、空母に見えることからその運用を危険視する声も一部にありますが、固定翼機発進用のカタパルトやアングルドデッキも持たないので固定翼機の発着は事実上不可能。中国やアメリカの持つ攻撃型空母とは全く性質が異なります。

いずもの進水はマスコミによって報道の仕方もまちまちで、例えば保守系の新聞はその性能を冷静に評価するとともに「満艦飾のいずもは音楽隊の演奏や花火に彩られ、華々しく進水した」と肯定的に報道している一方で、
左寄りの新聞は「大型の新艦艇の登場は、周辺国を刺激する可能性もある」となにやら懐疑的です。一つの事象に対し立場によって見方が異なる良い例だと思います。

いずもはあくまでヘリコプター搭載型護衛艦であり、また海自艦艇の定数が増えたわけでもなく「更新」ですので、これを「軍拡だ、右傾化だ!」というのも間違いですし、また「これで日本に空母が出来た、F-35Bも載せられるし海自最強!」と鼻息を荒くするのも間違い。
いずもは我々国民の貴重な税金で作られた、日本を守るための大切な艦艇なのですから、マスコミの報道に踊らされることなく、その実態や今後の運用について、我々国民が冷静にしっかりと注視していくことが何よりも大切です。

いずれにせよ、日本の技術の結晶である新型艦艇の進水式。
その光景は本当に素晴らしく、また姿かたちが流麗でとても美しい艦艇で、進水を祝う多くの人々の熱気も相まって、本当に感動しました!

残念なのは機密保持の為、写真撮影がNGだったこと。

下記リンクから進水式の様子が動画で確認できます!

【命名・進水式】 新型護衛艦 "22DDH「いずも」" New class DDH-183 IZUMO(海上自衛隊チャンネル)
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