建設経済常任委員会行政視察に行ってきました

2011年10月15日 20時26分49秒 | 議会報告
みなさんこんばんは。

13日、14日の2日間、長野県上田市へ行政視察に行ってまいりました。
今回の視察目的は、「新エネルギー活用施設設置費補助制度について」。
上田市では、地域新エネルギービジョンを策定し、風力・太陽光・バイオマス発電等の新エネルギー導入に向けた施策に取り組んでいます。
この「新エネルギー活用施設設置費補助制度」は、市民の新エネルギー導入を促進するため、太陽光発電や太陽熱利用設備を設置する際に一定額の補助金を支給するシステムです。

太陽光発電システム導入については1キロワット当たり26,000円(上限4キロワットまで)の補助金を支給、
太陽熱利用システム導入については上限30,000円の補助金が支給されるとの事。
平成13年にこの補助金制度を導入してから、これまでに合計で1477件の支給実績があるとの事です。確かに、街並のなかにもソーラーパネルを多く見かけました。

勝浦市でも、「住宅用太陽光発電設備導入促進事業」の予算が9月議会にて承認されています。
上田市と同じ様に、個人住宅に太陽光発電システムを導入するための補助金です。
勝浦市の場合は、1キロワット当たり20,000円(上限3.5キロワット)の補助金が支給される予定です。
今後の勝浦市での導入に向け、実績のある上田市の施策を学ぶ事が出来、大変勉強になりました。

また、上田市議会も見学してまいりました。

上田市役所はかなり古い建物であり、議場もだいぶ年季が入っていましたが、照明やレイアウトに工夫がなされており、非常に明るく開放的な印象を受けました。
勝浦市の議場は天井が高い為か、良く言えば重厚な、悪く言えば重苦しい雰囲気であるのと対照的でした。
他にも、上田市議会は議会のケーブルテレビ中継やインターネット中継、代表質問等も導入されており、議会改革の面でも先進的に取り組んでおられました。
なにより、職員の方の対応が紳士的で笑顔が多く、感心しました。

いすみ市、我孫子市、木更津市、袖ケ浦市、北杜市、綾部市、京丹後市。

前職が外国人実習生事業だったこともあり、また議員となってからは行政視察等でお世話になる事もあり、
これまで各地の市役所の方々と仕事をしてきましたが、やっぱり他市市役所と比べて、勝浦市役所は落ち着き過ぎているというか、何だかちょっぴり雰囲気が暗い気がします。
明るく活気のある市役所を目指して、全体の雰囲気づくりや、我々も含めた職員の意識改革をしていかなければならないんじゃないかなと、他市に行くたびに強く思います。

上田市役所の様子。明るいです。


今回の行政視察については、また報告書が出来ましたらここでUPします。

委員会委員の皆さん、議会事務局の皆さん、お疲れさまでした!

そして上田市職員の皆さん、本当に有り難うございました!


追伸:
長野県上田市は、戦国武将真田幸村の故郷でもあります。
街中に幸村公をアピールした商品や広告が溢れ、市民の皆さんが本当に幸村公を愛しているんだなというのが伝わってきました。
下記のようなちょっとゆるーい感じのイベントも、良いですよね。
「幸村公募集!」
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/shokan/0500/20100915164848890.html
コメント
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