今日は千葉県でも大きな余震が続きました。
幸い大きな被害は無いようでしたが、いったいこの余震はいつ収束するのでしょうか。
そんな混乱のなか、千葉県では県議会議員選挙も終わり、ここ勝浦市でも市議選に向け各候補が活発に動いているようです。
勝浦市の選挙は依然として保守的で、昔ながらの地縁血縁重視の選挙となってしまっています。
私も何度か有権者の方に「ウチは親戚が出てるから」と門前払いをされてしまいましたが、これはすごく悲しいです。
政策や人となりを吟味した上で「ダメだ」と思われるなら納得も出来ますが、話すらさせてもらえないのは悲しいですね。
しかし、私の政策パンフレットを読んで事務所までご連絡下さる方もたくさん居られます。
これは、凄く嬉しいです。
政策や理念に共感して頂き「応援するよ!」と激励してくださる方、ご不明な点を質問してくださる方、
また、内容について「なっとらん!」とお叱りを受ける事もあります。
しかし、それが激励の言葉であろうがお叱りの言葉であろうが、政策についてご意見を頂けるというのは、私にとって本当に嬉しいのです。
というわけで、今日はパンフレットに掲載しきれなかった政策提言や、その補足をお伝えします。
中でもご質問が多かったのが、産廃についての意見、地域振興策についてでしたので、今日は下記の通り私の考え方を記載しておきます。
①産業廃棄物処理施設についての考え
産廃建設には絶対反対です。
そもそも私が政治家を志したのは、小さい頃、無駄な公共事業によってあっという間に暗渠と化してしまった浜勝浦川と汚れてしまった勝浦の海を見て、
「政治の力で環境を悪化させる事が可能なら、逆も可能に違いない、政治家になって勝浦市の自然環境を何とかしたい」と、子供心に思ったのがきっかけです。
産廃の存在は、環境悪化だけでなく、勝浦の観光業、漁業・水産加工業におけるブランド力を低下させ、産業に大きな風評被害をもたらします。
日本全国の漁港や加工地が、躍起になって衛生管理に重点を置き、漁業・水産加工業のクリーンイメージ確立を目指している中で、それらを基幹産業として持つ勝浦市が時代に逆行して産廃施設などを受入れれば、かならず漁業・水産加工業の衰退をもたらすでしょう。
また、観光業にとっても影響は深刻です。単純に考えてみても、産廃業者のトラックが頻繁に行き来する観光都市などあり得ません!
法的に対抗する事が難しくなっているいまこそ、議会・市民一丸となって反対運動を盛り上げて行かねばなりません。
②漁業振興策について
漁業は勝浦の基幹産業です。
責任ある立場にある議会や首長が率先して取り組まなければならない課題が、漁業振興と港湾の再整備です。
まして、気仙沼など東北の主要漁港が被災した今、ここ勝浦漁港の重要性は益々高まっています。しかし現状では、対策は不十分です。
本来なら議会の中に漁業関係者が4、5名居たっておかしくない、というか居なければおかしいと思うのですが・・・
議会は港湾整備や周辺環境整備、漁業後継者の育成、外来船誘致に全力で取り組まなくてはなりません。
そして、港湾行政の充実を図り、漁業を生業とする方々が働き易い体制を創っていく事が大切です。
私は、水産加工協同組合で事務局長として勤務した経験を活かし、漁業・水産加工業のより良い未来を実現する為の政策を考えて行きたいと思います。
③地域活性・朝市について
現在朝市では、観光客もその出店数も減り続けています。
この状況を打破する為には、原点に立ち返り、朝市を「市民に愛される地域密着型の市場」としてよみがえらせなければなりません。
観光客の誘致はもちろん大切です。しかし、それ以上に大事なのは、朝市としての本来の役割、つまり市民の生活に密着した生鮮市場としての役割を取り戻す事なのです。
理由は下記の通りです。
地域で生産し、地域で消費する。そうすることで市内でお金が回るようになります。まさに地産地消の考え方です。そしてなにより、安心安全な勝浦産の海山の幸が、低価格で手に入る。
それこそが観光客の求める市場の姿でもあります。いかにも観光客目当てのガツガツした市場ではなく、地域に愛される市場こそ観光客のニーズに合うのです。
例えば、沖縄那覇の「農連市場」。その地元密着型で懐かしさや暖かさに溢れる雰囲気に惹かれ、全国から観光客が訪れています。
その地域に愛される飾り気の無い市場は、いまや観光地と化した「牧志公設市場」をしのぐ人気スポットとなっているのです。
農連市場について書かれた記事
http://members.jcom.home.ne.jp/koza-tora/ichiba.htm
地元に密着し、市民に愛される魅力ある市場であれば、目の肥えた観光客はきっと朝市に魅力を感じて訪問してくれるでしょう。そしてかならずリピーターになってくれる筈です。
市民に愛される→活気が出る→市内でお金が循環→朝市が充実→観光客が魅力を感じる→市民も観光客もリピーターへ、というような好循環の流れを創らなければ。
困難の今こそ、地産地消を実践し市民に愛される「第6次産業」の拠点として、朝市を再整備していかねばならないと考えています。
告示日まであと数日、
選挙期間中は法令によりブログも更新出来なくなるので、しばらくは政策提言を続けて書きたいと思います。
ね、ねむい。
幸い大きな被害は無いようでしたが、いったいこの余震はいつ収束するのでしょうか。
そんな混乱のなか、千葉県では県議会議員選挙も終わり、ここ勝浦市でも市議選に向け各候補が活発に動いているようです。
勝浦市の選挙は依然として保守的で、昔ながらの地縁血縁重視の選挙となってしまっています。
私も何度か有権者の方に「ウチは親戚が出てるから」と門前払いをされてしまいましたが、これはすごく悲しいです。
政策や人となりを吟味した上で「ダメだ」と思われるなら納得も出来ますが、話すらさせてもらえないのは悲しいですね。
しかし、私の政策パンフレットを読んで事務所までご連絡下さる方もたくさん居られます。
これは、凄く嬉しいです。
政策や理念に共感して頂き「応援するよ!」と激励してくださる方、ご不明な点を質問してくださる方、
また、内容について「なっとらん!」とお叱りを受ける事もあります。
しかし、それが激励の言葉であろうがお叱りの言葉であろうが、政策についてご意見を頂けるというのは、私にとって本当に嬉しいのです。
というわけで、今日はパンフレットに掲載しきれなかった政策提言や、その補足をお伝えします。
中でもご質問が多かったのが、産廃についての意見、地域振興策についてでしたので、今日は下記の通り私の考え方を記載しておきます。
①産業廃棄物処理施設についての考え
産廃建設には絶対反対です。
そもそも私が政治家を志したのは、小さい頃、無駄な公共事業によってあっという間に暗渠と化してしまった浜勝浦川と汚れてしまった勝浦の海を見て、
「政治の力で環境を悪化させる事が可能なら、逆も可能に違いない、政治家になって勝浦市の自然環境を何とかしたい」と、子供心に思ったのがきっかけです。
産廃の存在は、環境悪化だけでなく、勝浦の観光業、漁業・水産加工業におけるブランド力を低下させ、産業に大きな風評被害をもたらします。
日本全国の漁港や加工地が、躍起になって衛生管理に重点を置き、漁業・水産加工業のクリーンイメージ確立を目指している中で、それらを基幹産業として持つ勝浦市が時代に逆行して産廃施設などを受入れれば、かならず漁業・水産加工業の衰退をもたらすでしょう。
また、観光業にとっても影響は深刻です。単純に考えてみても、産廃業者のトラックが頻繁に行き来する観光都市などあり得ません!
法的に対抗する事が難しくなっているいまこそ、議会・市民一丸となって反対運動を盛り上げて行かねばなりません。
②漁業振興策について
漁業は勝浦の基幹産業です。
責任ある立場にある議会や首長が率先して取り組まなければならない課題が、漁業振興と港湾の再整備です。
まして、気仙沼など東北の主要漁港が被災した今、ここ勝浦漁港の重要性は益々高まっています。しかし現状では、対策は不十分です。
本来なら議会の中に漁業関係者が4、5名居たっておかしくない、というか居なければおかしいと思うのですが・・・
議会は港湾整備や周辺環境整備、漁業後継者の育成、外来船誘致に全力で取り組まなくてはなりません。
そして、港湾行政の充実を図り、漁業を生業とする方々が働き易い体制を創っていく事が大切です。
私は、水産加工協同組合で事務局長として勤務した経験を活かし、漁業・水産加工業のより良い未来を実現する為の政策を考えて行きたいと思います。
③地域活性・朝市について
現在朝市では、観光客もその出店数も減り続けています。
この状況を打破する為には、原点に立ち返り、朝市を「市民に愛される地域密着型の市場」としてよみがえらせなければなりません。
観光客の誘致はもちろん大切です。しかし、それ以上に大事なのは、朝市としての本来の役割、つまり市民の生活に密着した生鮮市場としての役割を取り戻す事なのです。
理由は下記の通りです。
地域で生産し、地域で消費する。そうすることで市内でお金が回るようになります。まさに地産地消の考え方です。そしてなにより、安心安全な勝浦産の海山の幸が、低価格で手に入る。
それこそが観光客の求める市場の姿でもあります。いかにも観光客目当てのガツガツした市場ではなく、地域に愛される市場こそ観光客のニーズに合うのです。
例えば、沖縄那覇の「農連市場」。その地元密着型で懐かしさや暖かさに溢れる雰囲気に惹かれ、全国から観光客が訪れています。
その地域に愛される飾り気の無い市場は、いまや観光地と化した「牧志公設市場」をしのぐ人気スポットとなっているのです。
農連市場について書かれた記事
http://members.jcom.home.ne.jp/koza-tora/ichiba.htm
地元に密着し、市民に愛される魅力ある市場であれば、目の肥えた観光客はきっと朝市に魅力を感じて訪問してくれるでしょう。そしてかならずリピーターになってくれる筈です。
市民に愛される→活気が出る→市内でお金が循環→朝市が充実→観光客が魅力を感じる→市民も観光客もリピーターへ、というような好循環の流れを創らなければ。
困難の今こそ、地産地消を実践し市民に愛される「第6次産業」の拠点として、朝市を再整備していかねばならないと考えています。
告示日まであと数日、
選挙期間中は法令によりブログも更新出来なくなるので、しばらくは政策提言を続けて書きたいと思います。
ね、ねむい。