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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

無知と虐待

2016-07-08 06:33:47 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
今どきの日本の家族は?
  人は、特に子どもは、人の心を見抜く直感力を持っています。ですから、相手の本音の態度に従って、やり取りを楽しむこともできれば、反抗することもできます。 Young M......
 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の子ども。エドワードは小さい時から、大変な目に遭ったみたいでしたね。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.347のブランク後の、第2パラグラフから。エドワードの昔語りの続きです。

 

 

 

 

 

 「ティナは、続け様に、私にいくつも質問したんです。私はだんだんイライラしてきて、苦痛なことのまわりを囲っている盾をティナがつつきまわすことに腹が立ったんです。するとティナは、「医者たちが、ぶすぶす刺して来れば、痛かったでしょう?」と言いました。

 

 

 

 

 

 ブルース・ペリー教授が取り上げたジェーンにしろ、ヴァン・デ・コーク教授が取り上げたティナにしろ、発達トラウマ障害(DTD)のみならず、子どもの発達について無知な人しか、発達トラウマ障害(DTD)の子どものまわりにいないことの方が、遥かに多いのです。

 その場合、その無知な大人がやることは、アメリカ虐待専門家協会などが、「してはならないこと」=禁忌とされることを平気でやる虐待をしている場合がほとんどです。

  

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