発達トラウマを抱えたままでは、「何のために生まれて」に応えられません発達トラウマがありますと、その愛着障害の子どもは、自分の意識ではコントロールすることができない、身体反応に苦しんでいます。一番よく見かけると申し上げている「表情が乏しい......
Chilhood and Socirty から。p.61から。
これらの心病む人たちは全て、依存症でも、うつ病でも、抑制タイプの人でも、子どもの頃の舞台を、1つか2つ、どこかでやり損ねてんですよね。ですから、こういう人たちは、子どものころのパターンから自分を守ろうとして、負けるもんかと思って、無駄骨とも知らずにやるんですが、結局、うまくやれずにいるんです。
赤ちゃんや幼子の頃の舞台でやるべきことをやらずに来ている人は、心の病気になることが、実に多い。今どきのニッポンで、子どもから大人まで、心病む人ばかりなのは、子どもが心豊かに生きられる社会ではないから、親が子どもと一緒にいる時間が、極端に少ない社会だから。逆に言えば、親が過労死するほど会社にいる時間が長く、賃金が安すぎるから、長時間労働になりがちだからです。
子どもの頃のパターンから自分を守ろうとしても、無意識にある感情色の体験に気付かない限り、無意識の慣性の猛烈な暴力に負けるのが落ちです。ですから、意識的に子どもの頃のパターンから自らを守ろうとしても、結局失敗するわけです。
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