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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#2歳の元凶

2024-11-11 07:40:50 | エリクソンの発達臨床心理

#広くて深いエリクソン
#遊びは偉大 #裏切りの始め #聖書の言葉 #単独者の恵み #たった一人の祈り #天を目指して #聖書の言葉 #1人豊か #人間  マハトマ・まど・みちおさんの言葉か..........


「発達トラウマ障害 Enpedia」 
情報操作が入りました。
それだけ、「発達トラウマ障害 Enpedia」の真実が大事。 
 Toys and Reasons『おもちゃ と 賢慮』 p.94の第2パラグラフから。


 毎日礼拝の第2の要素が,第1の要素と違うのは,快く進んでやる意志が自由であるほど,正しい選択ができる ということを強調する点です。赤ちゃんの時期の毎日礼拝は,何かを避けることは,親の責任でしたが,第2の毎日礼拝では,その子が「自分を見る」ように自分を躾なくてはなりません。この目当てのために,両親や目上の子ども等は,その子と,自分を見なかった場合その子がなる者を比べて,2つの対立する自己イメージを作ってしまいます。ですから,第2のステージに,「不甲斐ない私」の発生源がある訳です。この不甲斐ない私は,「人間を上下2つに分けるウソ」を良しとするイメージの肝です。と言いますのも,不甲斐ない私」は,自分じゃないもの,あるいは,自分がそうは見えないもの全てであり,しかも,将来そうなるかもしれないもの全てです。それに,獣や低俗な人種を呼ぶ 露骨なイメージや名前を呼ぶときに,下品な言葉使われます。獣や低俗な人種に似てはいけないのは,自分の仲間に認めてもらうためです。もちろん,この大嫌いな特徴の背後には,親たち自身も誘惑されてきた者のイメージがある場合が多いですから,うちの子どももそうなるかもしれないと不安になる恐れているイメージがあるものです。ですから,「力強い道」は,そうならないために,子どもらがイメージできるようにならなくてはならないものです。自分を疑う自分陰で自分を恥じる自分とは,自分の影を追い出さなくっちゃという気持ちとくっ付いていますが,この自分の影を追い出さなくっちゃという気持ちこそが,抑えつれられた激しい怒りを作り出すことになります。この抑えつれられた激しい怒りは,結局,自分を悪く言う親に対する反抗に化けることになりますし,回り回って,錦の御旗を掲げて人を悪く言うことに化けることになります。私がこのことを重苦しく描くのは,この1歳,2歳の時期に,善悪に分裂した自分」の源があるばかりではなく,「人間を上下(善悪)2つに分けるウソ」の源があるからなんです。


 そして,人間を上下(善悪)2つに分けるウソ」こそが,偏見と差別、暴力と殺人,パワハラと人権侵害,ジェノサイドと戦争の元凶です。
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