goo blog サービス終了のお知らせ 

エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ブルース・ペリー教授の、ポケモンゲームのすすめ

2016-08-31 05:51:59 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 
分かち合うことは良いもんだとする確信
  意識して、仲間の扉を開いておきましょう。 The life cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』、p71の第3パラグラフから。  ......
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。10歳でも、25歳でも、65歳でも、心は0歳です。その情緒的な発達にピッタリ、が大事です。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.150の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 コナーが最後に自分を見失った最後のことです。ついでながら、それはポケモンに夢中になった結果でした。コナーはその友達を、他の青年達から守っていたんです。その青年たちは、その友達をカードのことで虐めて、カードを破ろうとしてたんです。ジェーンは、もちろん、あたふたしたのは、そのことを耳にした時でした。ジェーンは、「ポケモンゲームをドンドンやんなさい」なんて言わないで、と思ってたんでしょう。まるで、事故を怖がるみたいに、ポケモンゲームを嫌がってたんです。

 

 

 

 

 

 ゲームと言ったら、大人たちはすぐに「一時間だけね」などと、時間制限をすることと、「それよりも、勉強やんなさい」などと言いたい気持ちが起きてくるのではないでしょうか?

 子どもが、何かに夢中になる時には、大人には想像できない、尊い価値があるのが普通です。大人達は、子ども達が夢中にやっていことの価値を知らない。無知なだけ。

 ブルース・ペリー教授は、さすがです。子どもが夢中になっているポケモンゲームの価値を認めているみたいですね。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おそれ、緊張、感情をコント... | トップ | 集団療法の効能 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。