今晩も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の33日目。
今晩は、妥当性と信頼性の章の5日目。
家族の特色 : 発達トラウマ障害にまつわる、いろんな症状や出来ないことのリスクが世代間伝達するという証拠は、症状がハッキリしない段階での研究でも、臨床研究でも、明らかになってきています(べヴァンとヒギンズ、2002、エヒューダ、ハリガン、グロスマン、2001、テイチャー等、2006、田島、2002)。
遺伝的危険因子 : 発達トラウマ障害の遺伝的研究は、これまで1つとしてなされていない。しかしながら、虐待やネグレクトに晒された子ども達に関する環境とのやり取りによって、遺伝子が関係するかもしれないという、潜在可能性の証拠を示す研究がハッキリと示しているのは、その候補となる遺伝子と関係性が、発達トラウマ障害と一致する、虐待やネグレクトに関係する症状に対する遺伝的危険性をもたらす、ということです。
発達トラウマ障害は、エリクソンのライフサイクルの理論で言えば、根源的不信感に大きく傾いた心の在り方です。世代間伝達する方が普通です。すなわち、発達トラウマ障害は、その子育てを通じて、親から子へと、引き継がれるのが非常によくあるパターンだ、ということです。もしかしたら、そこに、虐待やネグレクトによる脳の変質が、遺伝子情報として、発達トラウマ障害の世代間伝達を手伝っている可能性もあるかもしれない、という段階らしい。
そうはいっても、発達トラウマ障害にとって決定的なのは、小さなことの繰り返し、環境要因です。
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