エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

穏やかに、しかも、ハッキリと、NOと言えるまで

2015-12-18 01:29:31 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
光は微笑み
  やり取りがあって初めて、子どもは、はじめて、オートノミー自律と意思を育むことができます。 p232の20行目途中から。  ...
 

 発達トラウマは、脱感作すれば、怖れるに足りません。でも、ゆっくりね。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.220の、下から3行目から。

 

 

 

 

 

 1人のクライアントは、大学生で、ひどい子ども虐待を経験してきた人でしたが、強盗プログラムのクラスを取りました。私が初めて彼女に会った時、打ちのめされ、落ち込み、人の言いなりになっていました。3ケ月後、クラスの修了式で、その女性は、攻撃してくる大男を上手にやっつけることが出来ました。その男は、床で泣き真似をするのを止めた(分厚い防具を身に着けることで、彼女の一撃から身を守ろうとした)のは、彼女がその男に会ったら、空手の恰好で身構えて、静かに、しかも、はっきりと、NOを言ったからでした。

 

 

 

 

 強盗プログラム3ケ月コースの効果は大きいですね。危機場面で緊張や不安を覚えな酸い時に、冷静に対処する練習が出来ました。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ≪垂れ流し≫だけの人生 | トップ | 子どものセラピー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿