天才は1パーセントの閃きと99パーセントの汗からできてる、と言ったのは、かのトーマス・エディソン。昨日ノーベル物理学賞に、3人の日本人が選ばれた、と言うビック・ニューズが入ってきましたが、3人の受賞者の内、私が知ってたのは中村修二さんだけでした。他のお二方は初めて知る方です。3人とも、1パーセントの閃きを得るために、どれだけの汗をかいてきたかは、想像を超えるでしょう。
この中村修二さんのことを何故私が知ったか? それは、青色発光ダイオードの発明に関して、会社の日亜化学を相手取って、発明(で日亜化学の会社が得た特許)の対価を法定で訴えて、それがニュースになったから。結局和解で800000000円ほどの対価が中村さんに日亜化学から支払われています。その時も、中村さんは満足したかと言うと、日本の研究者の研究環境の劣悪さと、待遇の劣悪さを訴えていましたね。アメリカの研究環境と比べれてば、確かにそうですし、中村さんはそのUCサンタバーバラに移ってますもんね。何百、何千億稼いでいる会社の方が断然得したはずなのに、それを独り占めしようというんですから、中村さんの意見も傾聴に値するでしょう。
その後日本はどうなったのか? 中村さんが望んでいた方向に変わったのでしょうか? わが安倍晋三首相は何したのかな? 昔「青い地球は誰のもの?」と言う美しい旋律を聴いたことがありますが、わが安倍晋三首相の奏でる旋律も、それだけ美しいのかな?
いま、わが安倍晋三首相がやってるのは、真逆です。発明で得た特許は、会社が独占しよう、ってんですね。ここでも、わが安倍晋三首相がどちらを向いてるのかな? だけは確かですね。
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