
いろんな人から育てられるからこそ、この世は恵み深い、と感じられる人間の知性は無限? ルネサンス期の官能性は、身体の美なのかもしれませんね。 Young Man Luther 『青年ルター』p192の第3パラグ......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.173, エピグラフの後から。
2002年の春,私は性的虐待をされた,と訴えている若者を検査してほしい,と頼まれました。その若者は,カトリック司祭,ポール・シャンレーが育てられたんです。ポール・シャンレーは,マサチューセッツ州ニュートンの教区の司祭でした。今は25歳の彼は,性的虐待されていたことをすっかり忘れてたんですね。それが,その司祭が,男の子たちを性的虐待したかどで取り調べられている,という話をその若者が聴いて,思い出したんです。私に突き付けられた課題は次のようなものでした。それは,その若者は,性的虐待されたことを,性的虐待されなくなってから10年以上「抑圧」していたけれども,その若者の記憶は本当のことなのか? その事実を判事さんの前で証言する準備があるのか? ということでした。
ヴァン・デ・コーク教授は,発達トラウマ障害(DTD)のケアの最前線で働き続けたことが,こういうことからも分かりますね。ローマ法王が,司祭たちの性的虐待について,「神さまも泣きます」とおっしゃっていましたけれども,司祭たちの性的虐待の歴史は長いのですね(https://books.google.co.jp/books?id=qNQKDAAAQBAJ&pg=PT145&lpg=PT145&dq=%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC&source=bl&ots=9rr3AtG7Vo&sig=dM1joukNIzXJXPLnGB-7fU55qDk&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwijhrK1-Z_TAhVJqJQKHRZ6AGQQ6AEIGjAA#v=onepage&q=%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC&f=false)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます