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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

いろんな人から育てられるからこそ、この世は恵み深い、と感じられる

2016-04-12 06:07:52 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
人間の知性は無限?
  ルネサンス期の官能性は、身体の美なのかもしれませんね。 Young Man Luther 『青年ルター』p192の第3パラグラフの8行目途中から。&n...
 

 

 今のニッポン、保育士の職員配置を水増しして、保育の質を落として、定員も水増ししても、良い保育はできないし、子どものためにもなりません。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.237から。

 

 

 

 

 

 霊長類学者であり、進化論者でもある、サラ・ブラファー・ハーディは、『ニュー・サイエンス』とのインタヴューで、「政策決定者は、核家族こそが『黄金時代』の典型である、と思いがちだが、人間の家族という、深みのある歴史から言えば、ども達がその父母にだけ育てられる、というのは、異常なことです。他のものからの子育てにも慣れた子ども達は、人と人とが関係する世界を、恵み深いところだと見ますし、その見方に従って、生きていくものです」と言っています。

 

 

 

 

 

 ハーディという人は知りませんでしたが、一廉の人物ですね。赤の部分、すなわち、ども達がその父母にだけ育てられる、というのは、異常なことです。他のものからの子育てにも慣れた子ども達は、人と人とが関係する世界を、恵み深いところだと見ますし、その見方に従って、生きていくものです、と言えるのですから、それなりの見識の持ち主です。

 

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