今のニッポン、保育士の職員配置を水増しして、保育の質を落として、定員も水増ししても、良い保育はできないし、子どものためにもなりません。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.237から。
霊長類学者であり、進化論者でもある、サラ・ブラファー・ハーディは、『ニュー・サイエンス』とのインタヴューで、「政策決定者は、核家族こそが『黄金時代』の典型である、と思いがちだが、人間の家族という、深みのある歴史から言えば、子ども達がその父母にだけ育てられる、というのは、異常なことです。他のものからの子育てにも慣れた子ども達は、人と人とが関係する世界を、恵み深いところだと見ますし、その見方に従って、生きていくものです」と言っています。
ハーディという人は知りませんでしたが、一廉の人物ですね。赤の部分、すなわち、子ども達がその父母にだけ育てられる、というのは、異常なことです。他のものからの子育てにも慣れた子ども達は、人と人とが関係する世界を、恵み深いところだと見ますし、その見方に従って、生きていくものです、と言えるのですから、それなりの見識の持ち主です。
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