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#感情の嵐 #悪者探し #自分の間違いに気が付かない現世考: 岡田尊司さんは,なぜ「発達トラウマ障害(DTD)」と言わないのか? 発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.c......
「発達トラウマ障害」Enpedia と
発達トラウマ障害を英語で・英訳 ‐ 英和辞典・和英辞典 Weblio辞典
をご参照ください。
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第19章。「応用神経科学:恐怖に急き立てられた心を脳にもう一回繋ぎ直す/コンピュータ関係工学」から。p.326,第2パラグラフから。その前もご一緒に。
トラウマはいかに脳波を変えるのか?
ニューロフィードバックの実験室で,トラウマ・ストレスに長い間苦しんだ人で,既存の治療法が,歯が立たなかった人を何人も見守りました。その人たちの脳波パターンは様々でした。右側頭葉が活動しすぎな場合が多かったんです。右側頭葉は脳が恐怖を捉える中枢で,しかも,前頭葉があまりにも働かない,ということが同時に起こります。つまり,興奮しすぎた感情脳が心を支配している状態です。私どもの研究によれば,恐怖を感じる脳中枢を静めれば,トラウマが元になった様々な課題は減りますし,上等な頭の回転も進みます。これは,患者さんのPTSD得点を減らすのに役立っただけではなくて,頭がスッキリとするのにも役立ちますから,些細なことでも引き出されて動揺したその動揺を静める力を増していきます。
トラウマを負わされた他の患者さんたちは,目をつぶると多動になるパターンがあります。自分の周りがどうなっているのかが分からないと,トラウマを負わされた患者さんたちはパニックになり,脳波も狂ってきます。私どもは,トラウマを負わされた患者さんたちの脳波がリラックスするように訓練します。しかし,別のトラウマを負わされた患者さんたちは,様々な音や光に過敏でして,(訳注:感覚刺激を受け取る脳幹である)視床が,要らない情報を取捨選択することができません。このような過敏な患者さんたちの中には,後頭部の脳のコミュニケーションパターンを変えることに集中する人もいます。
私どものトラウマ・センターが,長期にトラウマ・ストレスに晒された人を上手に治療する治療法を探すことに夢中になっているとき,アレクサンダー・マクファーレンは,戦闘場面に晒されると,普通の脳がいかに変わるのかを研究していました。オーストラリア国防省は,アレクサンダー・マクファーレンの研究グループに,イラクとアフガニスタンで戦闘場面に配属されたことが,脳波のパターンも含めて,心理的,生理的に機能にいかに影響するのかを調べてほしい,と言ってきました。
結果はまた明日。
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