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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

私どもにも、希望がある

2016-07-15 08:13:05 | トラウマを負う≪本当の自分≫を取り戻す

 

 

 

 

 
本物の礼拝とは?
  ルターは、悪徳呼ばわりされることから、人間らしい力を得たのでした。 Young Man Luther 『青年ルター』p212の7行目途中から。   ......
 

 

 2年前(2014年)、心理臨床学会の招聘講演で、発達トラウマ障害(DTD)について講演した、Ruth Lanius ルース・ラニウスさんらが昨年出した本、Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self   consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること  意識、神経科学、治療』の翻訳。 最終章の第7章、p.275の第2パラグラフ。

 

 

 

 

 

 しかし、トラウマ研究者として、私どもは、トラウマを負わされた自分から自由になる希望がある、と知っています。発達トラウマ障害(DTD)から回復することは、出来ますし、踏みにじられてもメゲナイ心と勇気こそが、発達トラウマ障害(DTD)を生き延びた人たちの本質です。発達トラウマ障害(DTD)を生き延びた人であれば、男でも、女でも、トラウマを負わされた過去の傷を癒し始めますね。発達トラウマを意識した治療法では、トラウマ関連の変性意識(TRASC)のもたらす心理的な囚われや一人ぼっちから、本当の自分が自由になるために、発達トラウマ障害(DTD)の人たちは、治療をするのです

 

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の治療の要諦は、≪本当の自分≫を取り戻すことです。

 

 

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