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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

トラウマ記憶が活性化すると,日常生活がいろんな点でできません

2017-05-07 06:35:20 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
競争ばかりじゃぁ、サモシイ人間しか生まれませんよ!
   子どもの日に 子どもにとって「楽しい」時間を是非  子どもの日です。 子どもの日に、子ども1人1人が、いただいた命を感謝するようになってもらいたい......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.178, 第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 もちろん,トラウマを負わされた経験の間に何があったのか,直接見聞きすることは出ませんが,実験室でトラウマを活性化することはできますね。それを第3章と第4章にあるように,脳を輪切りにして観察します。もともとあるいろんな音,いろんなイメージ,いろんな感覚を記憶が辿った道すじが活性化する時,前頭葉が働くなくなりますから,これまで見てきましたように,いろんな気持ちを言葉にすることができなくなりますし,場所を時間に位置付けることもできませんし,入ってくるいろんな生の感覚情報をまとめる働きをする視床下部も働きません

 

 

 

 

 

 トラウマを負わされた,発達トラウマ障害(DTD)の子どもも大人も,日常生活がいろんな点でできなくなりますね。たとえば,五感が捉えた情報をまとめることができませんと,「ミラーボールがチカチカシタ中で黒板に集中しなさい」と言われているみたいに,黒板に集中しずらくなりますから,注意欠陥・多動性障害(ADHD)が疑われてしまいます

 

 

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