ブルース・ペリー教授は、「自分の直感が語ることと、子どもが語ることにいつでも耳を傾ける続けることが正しい、って信じた」、と言いますでしょ。 私なども、あの無知な「専門家」の言うことに、ウソくささを感じましたからね。「くさいなぁ」って。もともと鈍感な私ですが、子どもとのやり取りのおかげで、だいぶ鍛えられてきたみたい。直感が冴えて来たみたいですからね。それで、その無知な「専門家」がやる、授業を見たんですが、下を向いてたり、なんか目がよどんでる子どもがほとんど…。その授業が、子どもに役立ってないのは、その子ども等の瞳がよどんでいることにハッキリ感じましたね。10分で十分でしたよね。
でも、まだ、その無知な「専門家」にすり寄ったほうが「得」だと思い込んだ人がいるみたい。餌(本ダスヨ)に釣られて、クンクンと犬になってんですね。はやく犬は卒業して、「自由な人間」になってほしいところですね。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」に入ります。p.231。
癒しのやり取り
私は、この本で皆さんと分かち合って来た、いろんな物語の子どもたちの治療をしてきたことは、本当に名誉なことだったんですね。しかも、私は、その子ども等から、本当にたくさんなことを教えられてきたんです。私はいつも驚かされてきたのは、大人だったら耐えられないような状況に、その子ども等が対処してきた、その勇気、その強さ、その力なんですよ。神経連続的な治療法(訳注:ブルース・ペリー教授が開発した、発達トラウマの治療法。http://lakesideconnect.com/trauma-and-trauma-informed-care/bruce-perry’s-neurosequential-model-of-therapeutics/参照)みたいな緊急の治療法は前途有望だけれども、私の経験から言えば、研究からも言えることですけれども、トラウマを負わされた子どもたちが生活する上で一番大事な癒しの経験は、セラピーそのものからは生じない、ということです。
こう言うと、ブルース・ペリー教授は、セラピーを否定しているように誤解しますけれども、そうじゃあありません。いつでも、トラウマを負わされた子どもにとって大事なのは、やり取り、やり取りのある関係だ、ということです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます