大人が真面目にやってることが、子どもの遊びに及ばない?遊びは、人間が、過去に自分の経験したことに折り合いをつけ、現在の課題や人間関係を自分でコントロールしようとする力を、人間らしく発達させるために、なくてはならないものです......
発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どものセラピー、態度で示す優しさや励ましが最も効果的です。
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.134
最後のパラグラフから。
レオンみたいに、コナーは典型的な核家族に育ち、表面上は発達トラウマがあるようには見えない幼少期を過ごしていました。コナーの両親は2人とも成功している、大学出のビジネスパーソンでした。レオンみたいに、平均以上のIQでしたが、レオンと違って、学校の成績は良かったです。私どもがコナーの心理治療の履歴をざっと調べてみると、様々な点で、自閉症を始め、10以上の神経精神科的な診断ができることが分かりました。すなわち、広汎性発達障害、小児統合失調症、双極性障害、ADHD、強迫性障害(OCD)、大うつ病、などなどです。
発達トラウマ障害(DTD)が、精神病の総合デパートであることを示す、コナー君のケースです。
私も、日々子ども達のサイコセラピーをしていますが、中学・高校になると、発達トラウマ障害(DTD)の子ども達が、発達トラウマ障害(DTD)をベースにして、うつ病や依存症、統合失調症、摂食障害、などなどに実際になっていますもんね。
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