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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今朝は,シリーズで訳しているところはお休みして,今日も,脳と身体の話。
「人殺し」という言葉を裏付けるために,日本の貧しい子育て環境が,脳をいかに破壊しているのかを知ってもらいたいと思うからです。そこで,脳の話の部分から,特に大切なところの翻訳をします。このまま,次の章に入っちゃいましょうねる
第4章。「逃げるのは命がけ 逃げ回る生き残り戦略の解剖学」p.70,ブランクの後の,最後のパラグラフから。
PTSDのある人々は,水門が大きく開いた状態です。フィルターがないので,常に感覚情報に溢れています。洪水のような感覚情報に対処するためには,PTSDのある人は,感覚を遮断しようとしますし,視野をトンネルのように狭くするようになるか,1点に過剰に集中するようになります。彼らが自然に感覚遮断できなければ,世の中を遮断するために,ヤクやアルコールの助けを借りることになります。この悲劇は,感覚遮断をするための対価が,喜びや愉しみの源も締め出すことになることです。
発達トラウマ障害DTDがある人は,自閉症によく似ていると常々感じてきました。私はもともと自閉症の心理療法から心理学を学んできたからです。でも,今朝のヴァン・デ・コーク教授の話で,視床がうまく働かないので,感覚情報が洪水のように入ってくる点で,自閉症と発達トラウマ障害DTDは,同じことが分かります。
自閉症の人たちの自伝,たとえば,ドナ・ウィリアムズさんや,森口奈緒美さんらの自伝に,洪水のような感覚情報の過剰に苦しめられ,その対処法がまさに,ヴァン・デ・コーク教授がここで記しているものであることが解かりますから。
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