今朝の聖書の言葉はεἰρήνη,エイレネ,平和,和解,安全,健康,福祉,などの意味があります。
さっき,NHKの朝のニュースで,今の憲法に「平和」という文言を取り入れたのは,もともと東北帝国大学教授で,戦後に社会党から衆議院議員となり,憲法草案作りにも関わった,鈴木義男だ、と伝えていました。(http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry?quote=201a72506798e007298265b0757106c3)εἰρήνη,平和をこれまで,取り上げたか、確かめましたら、まだ、取り上げてなかったのは,私自身意外でした。
本田哲郎神父様によれば,平和とは「『抑圧から解放をもたらす正義』(ディカイオシュネー δικαιοσύνη)を土台とした,すべての人が『人として大切にされる』(アガペー ἀγάπη),『喜び』(カラー χαρά)のある平和」だと言いますね。
鈴木義男さんも,東北学院大学出身のクリスチャン,とのこと。日本の憲法にある「平和」も,実は,ヘブライ語のシャロームの意味での平和なのでしょうね。この平和こそ,本田哲郎神父様が教えてくださる平和です。
この平和は,「まあまあ」などと言って,ごまかして,弱くされた人たちがガマンを強いられる様な妥協の産物ではありません。
憲法記念日を2日後に控えた今日,聖書の平和,憲法の平和に想い,信頼してあゆみを起こしたいところですね。
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