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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

バカな「専門家」とお役所仕事が、間違いの元

2016-11-11 04:05:54 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
ルールや論理を否定しすぎだルター
   黄金律の新しさ  さあ、エリクソンが黄金律とやり取りについて、どういうことを教えてくれるのか、実に楽しみですね。 p219 本文冒頭から。  ........
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p167、第2パラグラフ、6行目途中から。

 

 

 

 

 

 

直ぐにはっきりしたことが一つありました。もしも、ケースワーカーらが、非難した家族のこと(思い出してください、とっても小さな町の出来事ですし、ほとんどの人が顔見知りだったんですよ)をよく知っており、好感を持っていたならば、ケースワーカーらは、ヴァーノン一家告発を受付なかったことでしょうし、別の話ももとめたことでしょう。ケースワーカーらがヴァーノン一家のことが好きでなければ、親達は調べ上げられて、子ども達は取り上げられたでしょう。

 

 

 

 

 

 ケースワーカーらのお役所仕事の仕業でしょう。間違った情報、間違ったやり方をするということは、ケースのことがよく分からないからです被災地の無知な「専門家」も、それを歓迎したお役所やカウンセラー達も、子どもたちの現実をあまりにも知らずに、お役所仕事に終始していたから、大間違いをやらかし続けたわけですね。

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記録が大事

2016-11-10 02:34:37 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
倫理に関して、ルターに対する厳しい見方
   ルターはについて、社会学者が記したものは、大雑把すぎるとエリクソンは言います。 Young Man Luther 『青年ルター』p.239の第3パラグラフ、R......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p167、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 幸いなことに、多くの「抱っこ療法」や関係する面接が、録音されたり、録画されたりしていました。恐る恐るそれをみとると、信じられたいことがあったことが、直ぐに解かりましたね。どの子どもが本当に親の犠牲にされたのか、どの親が非難されたのか、しかもそれは、ヴァーノン一家の子ども達が、悪魔調査官たちを喜ばせる為に、新たな名前で呼んだからでしたね。

 

 

 

 

 

 面接の記録が大事なことが解かります。

 面接は振り返りができる形で記録に残すことが大事です。

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教育やセラピーは、子どもが自由になるためにこそある

2016-11-06 05:54:16 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
心理学の唯一の法則 : ティグ・ナット・ハーンさんのことば
   信頼すればこそ やけくその勇気は偽物。人も自分も傷つける。 人を大事にする勇気こそ本物。自分が損する勇気があるから、人を大事にできる。 p117第......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p166、下から3行目途中から。

 

 

 

 

 

すぐにみんなが分かったのは、赤ちゃんの犠牲、人喰い、悪魔のお面、薪を持って円をなしている、フードを被った人たち、悪魔教団の祭壇の話を飲みこみましたが、それはすべて、面接者たちの問いや誘導に由るものでした。アメリカ式養父母たちが儀式で虐待したという「診断」も飲み込んだわけでした。まもなく、その子ども達が言い出したのは、「僕らは、倉庫でポルノ映像を撮られてる」「たくさんの殺しを見た」ということでした。アメリカ式養父母たちが、他の子ども達がカルト集団から虐待されたかどうかを質問しだすと、「抱っこ」療法をやりたくないばっかりに、その子どもたちは、友達の名前をあげだしました。結果的に、他に2人の子ども達が親元から離されて、もっと多くの子ども達が、その虐待の犠牲者ということになりました。

 

 

 

 

 

 「抱っこ」療法が、いかに子どもたちの自由を奪っていたのかが解かりますでしょ。

 教育やセラピーは、子どもが自由になるためにこそある

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「抱っこ」療法こそ、虐待

2016-11-05 06:13:37 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
それでも、ここに立ったルター
   ルターは、いろいろ批判しなくてはならない点もありますけれども、もちろん、従う人として、尊敬に値します。 Young Man Luther 『青年ルター』p.2......
 


 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p166、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 「抱っこ」療法をしている間、アメリカ式養父母たち、それから、たまにはケースワーカーらと「悪魔調査官」らも、子ども達は、悪魔礼拝をしていた親のことを、根掘り葉掘り、聞きだそうとしました。この人たちは、長々と、誘導的な質問をしたかと思えば、子どもの心に土足で踏み込んで、自分らの筋書きに「そうです」と言わせたのです。子ども達がすぐに分かったのは、親たちのカルト集団の関わりと「告白」し、その儀式を描けば、「抱っこ」療法をすぐに終わりにしてくれる、ということでした。

 

 

 

 

 

 「抱っこ」療法は、「抱っこ」というソフトなイメージは真逆で、非常に暴力的、強制的なお仕着せです。大人に都合の良いことを、子どもに強いています。こういったものはセラピーでも教育でもありません。「抱っこ」療法こそ、虐待そのものです。

 

 

 

 

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ダメなセラピー、ダメな学校は、発達トラウマ障害(DTD)の子どもに災難、迷惑です

2016-11-04 02:24:39 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
いつでも何度でも大事な≪いまここ≫
   親替え=悪い良心→良い良心  昨日のところ、苦難の神義論。東日本大震災を経験したものには、傾聴に値するところじゃぁ、ないですか? 1000年に1回......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p166、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 過去のトラウマのことをあれもこれも正確に思い出さない限り、トラウマから回復することはできない、と思い込んでたら、それは、自分が実際にそうなる予言になりますね。そんな思い込みがあったら、過去に気が行って、現在がおろそかになりがちです。たとえば、過去のよくないことを、ああでもないこうでもないと考えてたら、うつが悪化しちゃった生徒もいますよ。記憶の働きかたを考えたら、過去のろくでもないことをクヨクヨと考えるのは、昔の、釈然としない記憶を、新たな視点で思い出しますから、その人の記憶は、ますます暗くなって、しまいには、現実にはなかったトラウマになってしまいます。強制的で、身体的に攻撃的な、「抱っこ」療法を、頭が柔らかい幼い子どもにやったら、悲劇を招くことになりますからね。

 

 

 

 

 

 

 今のニッポンの学校でやってることのほとんどが、この強制的な抱っこ療法と同じです。ですから、いろんな悲劇が時間を掛けて、実現しています。学校に行けば行くほど、心を病む人が増え、心の闇も深まっていることに、それがハッキリと出ています

 

 

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