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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

永遠のつま恋

2016年09月04日 | 【音楽・ライブ】

静岡県掛川市にある音楽の聖地つま恋の年内終了が発表され惜しむ声が広がっています。

日本の各所で野外フェスが行われる以前から、つま恋がまさに野外コンサート聖地でした。なかでも、1975年5月オープン以来、経営母体のヤマハ主催で行われた「ポピュラーソングコンテスト」は、ポプコンの愛称で親しまれ、第7回から開催され第10回大会での中島みゆきの「時代」でのグランプリは、今でも鮮明に記憶しています。

他にも当地で、世良公則&ツイスト「あんたのバラード」円広志「夢想花」クリスタルキング「大都会」などの名曲を生み、この地で実力をつけたアーティストは、チャゲ&飛鳥、長渕剛、佐野元春など、日本のニューミュージックの聖地とも言える存在でした。

また、1975年に2日間で65000人を動員した「吉田拓郎&かぐや姫コンサート」は、日本のウッドストックとして行われた、今の夏フェスの原点となっています。

その存在は、無くなっても日本武道館や日比谷野外音楽堂など、音楽の聖地として、つま恋は日本の音楽史に当地を踏んだミュージシャンと共に永遠に語り継がれると感じます。

 


ビートルズ来日50周年トリビュートライブ

2016年06月29日 | 【音楽・ライブ】

今日6月29日は、ビートルズの来日から50周年の記念日です。

名古屋では、昨日と今日の二日間。盛大に記念ライブ「ビートルズトリビュートライブ」が行われました。なんで名古屋で?って思う方も多いと思いますが、実はビートルズを日本に招聘し武道館公演を実現させたのが、中部日本放送のCBCなんです。その後、武道館は、ロックの殿堂的存在として、多くのミュージシャンがコンサートを行っているのは、周知のとおりです。

今回のライブでは、様々なアーティストがビートルズのカバーで、この日を音楽で彩ってくれました。僕は、昨日のライブを観賞、若手ロックバンドの代表THE BAWDIESのボーカルROY に、愛知出身のスキマスイッチ、僕が愛してやまないLOVEPSYCHEDELICOにCharと個性的な面々が、ビートルズの想い出と共にビートルズの曲を披露してくれました。また、今回のライブの特別ゲストして、ジョン・レノンの妹、ジュリア・ベア―ドさんが来日し、ライブを一緒に楽しみました。

僕のビートルズへの思いは、さかのぼること小学6年生。すでにビートルズは解散して神話的状況にあり、中学に上がるころには、洋楽イコールビートルズで、誰もが彼らに熱狂してました。そんな状態に逆らうように天邪鬼な僕は、ストーンズに夢中になりましたが、思えば、ビートルズの存在がストーンズへと導いてくれたのは確かです。なにせ、巷で耳にするのはビートルズの曲ばかりで、アルバムは持ってなくても、わかるようなそんな時代でした。

中学の音楽の授業で、クラスの仲間でバンドを組んでコピーして歌った曲がヘイ・ジュード。僕が初めて歌った英語の歌がビートルズでした。

今回のライブでも出演者も観客も老若男女の幅広く、ジョンやジョージは天国に旅立っている今でも、世代や時代を超えて愛されているのを強く感じました。

次の50年先には、僕もこの世にいないと思いますが、ビートルズナンバーは、永遠に愛され続けていくことは間違いないと思います。

 


第58回グラミー賞発表

2016年02月17日 | 【音楽・ライブ】

第58回グラミー賞が発表されました。

主要4部門は以下の通り。

年間最優秀レコード/「Uptown Funk」 マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ
年間最優秀アルバム/「1989」 テイラー・スウィフト
年間最優秀楽曲/「Thinking Out Loud」エド・シーラン
最優秀新人賞/メーガン・トレイナー

最近の僕は、以前よりCDを買わなくなった僕も、主要4部門を受賞した顔ぶれは、メディアでも聞きなれた顔ぶれで、一昨年のアデル、昨年のサム・スミスのような衝撃的な展開はなく、洋楽ファンなら予想通りの顔ぶれだったと思います。

個人的には、テイラー・スウィフトが2度目の最優秀アルバム受賞とエド・シーランの楽曲賞に注目。テイラーはカウントリー畑の新星として15歳より注目を浴びていた逸材だけに、アメリカでの地位を26歳の若さで確立し、さらにカントリーミュージックをワールドワイドに復活させた功績は大きいと思ってます。

それも、モデル並みのスタイルと美貌に加え、その確かなキャリアに裏付けされた歌唱力によるものと改めて感じました。

もう一人の若きソングライター、エド・シーラン。今やイギリス出身のシンガーソングライターの存在は、グラミーでは欠かせないもの、25歳の若さでの最優秀楽曲賞は、彼の可能性を大きく証明したと思います。年を重ねるごとに、その歌唱力と楽曲での進化が期待されます。

かつては、地上波で録画放送されていたグラミー賞。洋楽離れの中では致し仕方ないかもしれませんが、多くのジャンルを持ち、ワールドワイドに音楽の素晴らしさを発信してくれるグラミー賞。今回の小澤征爾など、日本人アーティスト活躍も決して少なくはなく、今後も、この賞の発表には目が離せません。

Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars


タンゴ・ルネサンス2016・一宮市民会館

2016年02月10日 | 【音楽・ライブ】

タンゴ・ルネサンス、セステート・メディリオナル楽団による、タンゴ演奏とダンスを観賞

 

久しぶりのタンゴ観賞だったのですが、タンゴのドラマチックな演奏と歌、そしてダンスは、魅力的です。

タンゴと言えば民音と云われるくらい毎年一流の楽団とダンサーが出演します。今回はタンゴ・ルネサンスと題し、現在のタンゴの主流である伝統に根差した新しいタンゴのスタイルが披露されました。

楽団のリーダーであり、ピアノのパブロ・エスティガリビア氏は、ブエノスアイレスへの移住をきっかけにピアノを始め、2015年には初のアルバムが、アルゼンチンで最も権威あるガルデル賞を受賞した気鋭のピアニストで、今回が二度目の来日。

タンゴの魅力の一つであるバンドネオンに、バイオリン、コントラバスの構成で美しい旋律と力強いリズムでタンゴのスタンダードにオリジナルを加えた22曲を演奏。

またダンサーも毎年民音での来日が約束された世界チャンピオンに加えて、初代チャンピオン、海外出身のトップダンサーの3組がダイナミックで魅惑的なダンスを随所に披露してくれました。

コンサートは1月から3月初頭まで行われ、各所でタンゴの華が咲きます。タンゴの基礎的な解説も加わったタンゴ初心者の方にも十二分に楽しめる内容です。

あなたもタンゴの魅力を味わってみませんか。

 


哀悼・EW&Fモーリス・ホワイト

2016年02月06日 | 【音楽・ライブ】

Earth, Wind & Fire - Boogie Wonderland

2月3日、EW&Fのリーダーでボーカルのモーリス・ホワイトが天国に召されました。

享年74歳。原因は、パーキンソン病が原因だそうです。ロビン・ウイリアムスさんも、この病は不治の病で進行を抑えるしかないそうで、今の時代早すぎる死は惜しまれます。

アースウインド&ファイアーを知ったのは高校生の時、縁あって講談社の雑誌「アパッチ」のモニターをやっいたのですが、その創刊号の特集が、ピラミッドパワーで、EW&Fのアルバムジャケットが長岡秀星さんで、スーパーリアルの作品と共に、EW&Fが大々的に紹介されたのがきっかけでした。

その後に70年後半のディスコブームによって彼らの音楽は日本に浸透していきます。リーダーでありボーカルのモーリス・ホワイトさんのディープな声の中に甘さが備わったボーカルとフィリップ・ベイリーのファルセットボイスのツインボーカルは、アップテンポのディスコミュージックに甘く切ないバラードで、僕たちを魅了していきました。

先日のイーグルス、グレン・フライやデヴィッド・ボウイなど、一つの時代を彩り、その時代の人々に大きな影響を与えたアーティストの死は、一時代が過去のものになっていくことを示し、寂しさをぬぐえません。

しかし、彼らが与えた音楽は、次のアーティストの中で音楽性を形成していく一つの核になっていくに違いないと思います。

音楽は永遠に語り継がれ、新しい音楽に生まれ変わることを信じて。

 

 


哀悼・デビッド・ボウイとベルリンの壁

2016年01月12日 | 【音楽・ライブ】

また、ひとりロックのレジェンドが天国へ逝った。デビッド・ボウイ愛あるロックスター。

"Heroes"

今朝、ラジオから訃報のニュースが流れ、彼がドイツに3年間住まいを構えていた話題が語られた。僕は、記憶の奥底から蘇ったエピソードに彼の愛と平和のスプリットに再び心が震えた。

1987年6月ベルリン壁の傍で開いたコンサート。ボウイが「ヒーローズ」歌う前に「私たちは願いを壁の向こうにいる友人たちに送ります」とドイツ語で語る。東ドイツ側の若者たちは、ボウイと一緒に歌い始めましたと言うエピ―ソード。

ボウイの死を悼み、ドイツ外務省は「グッド・バイ、デビッド・ボウイ。あなたは今、ヒーローズの中にいます。壁を崩壊させるのを助けてくれてありがとう」とツイートしたのだ。

ボウイの纏うスタイルと音楽は、常に時代のトレンドして輝き続け常に時代の若者たちやミュージシャンに多大な影響を与えてきた。

ボウイと言う生き方は、永遠に次の世代に語り継がれ、進化していく核となって輝き続けるに違いない。


インディーズと言う生き方

2015年10月07日 | 【音楽・ライブ】

10月6日Zepp名古屋にてモンゴル800のライブに出かけました。

今回のライブは、7枚目のアルバムリリースツアーとして全国25か所29公演で行われるもので、ホールとライブハウスの異なる形態も特色です。17年のキャリアが示す幅広い年齢層のファンは、初めての観る人も多く、最強インディーズバンドとして、そのパワフルな音楽性とファミリーでフレンドリーなライブの雰囲気で楽しめました。

ボーカルのキヨサクは、ライブ中に今回のアルバムがメッセージ色の強いものとなったことを語りましたが、決して明確に示すことなく、インディーズバンドとしてのコンセンサスを無言で語っているように思えました。

沖縄のバンドには、一時成功をおさめても、あえてインディーズの留まるような選択します。僕は、そこに自分たちの音楽はぶれることなく、長く続けられる理由があり、今の時代には、そんな生き方が適切ではと感じます。

ハイスタンダードの横山健がラジオの番組で、一時期に比べるとバンドをやる若い世代も減っていル現状を語っていましたが、少子高齢化とネット社会の情報化により、選択の幅が広がり、分散化することで、数が減ることは必然です。

CDにとって代わろうとしてる音楽配信によりアルバムの選択肢がなくなります。メジャーを選択すればメディアの露出と大きなホールでのクリエイティヴィティが増します。そうなれば音楽性を重視するバンドの存在感は薄らいでいくに違いありません。

インディーズの選択は、バンドにとっては必然となると思います。当然バンドは、ファンとの間に親密感があるライブでの露出が増してきます。情報発信はSNSや動画サービスなどのコンテンツで容易に発信可能です。そして、これらのツールは世代の時間軸を近づけ、幅広いファン層をつかむことを可能にしています。

インディーズの選択は、これからの音楽業界を変革しうる道になるのではと僕はワクワクしながら楽しんでいます。


ラブ・サイケデリコ15周年ツアー・Zepp名古屋

2015年06月27日 | 【音楽・ライブ】

6月26日。ラブ・サイケデリコ15周年ツアーのZepp名古屋でのライブに参加。

前回のツアーに引き続き、デリコのライブは僕の楽しみのひとつです。アルバムリリースが少ないこととメディアでの露出が少ないバンドだけに結成から15年も経っているのが不思議なくらい、いつも新鮮なライブを届けてくれます。

そして、今回のライブは、ドラムに高橋幸宏氏をスペシャルメンバーに迎えて、ますますフレッシュさが増していました。

変わらないシンプルなライブパフォーマンスは、ファンとバンドが一体となって、心地よいリズムを刻みながらノンストップで進んでいきます。そして、そんなライブパフォーマンスを楽しむかのように、幸宏さんが的確にリズムを刻み、ソリッドなかつエモーショナルな音楽を支えてくれていました。

200年代最高のバンド。ラブ・サイケデリコ。デリコサウンドは、時代を超えて色あせることなく新しいファンも取り込みながら、永遠のサウンドをさらに刻み込んでいきます。

 

 


畠山美由紀コンサート・村国座

2015年05月24日 | 【音楽・ライブ】

各務原市にある有形無形文化財「村国座」に久しぶりに出かけました。ふと、ここでのライブを思い出してチェックしてみたら、ちょうど畠山美由紀さんのコンサートがあり観賞することにしました。

ここ村国座は、各務原市にあり明治初期に創建された芝居小屋で、当時盛んにおこなわれた農村歌舞伎の舞台として使用されていました。その後の農村歌舞伎の衰退により子供歌舞伎として、その伝統は受け継がけれ、平成大改修を機に、歌舞伎以外の音楽や演劇などのコンサートして使用されています。

畠山美由紀さんは、宮城県気仙沼出身の歌手でジャズ、ボサノバ、ポップスと様々なジャンルを歌う実力派です。松任谷由美や大貫妙子、セルジオ・メンデスなどからも評価されるシンガーで、テレビドラマ、映画、CMなどの主題歌や挿入歌をうたってます。最近では、角ハイボールの最新CM曲が彼女の歌声です。

今回の畠山美由紀コンサートは、歌で逢いましょうをテーマに、かもめはかもめ、シクラメンの香り、越冬つばめなど昭和の名曲やボサノバ、オリジナル曲を中心にたっぷり2時間のコンサートで、畠山美由紀さんの艶があり、それでいて癒されるボーカルを堪能しできました。

今回のコンサート市文化協会の自主事業で行われましたが、リーズナブルな料金で、一流歌手やミュージシャンのステージが楽しめるのも魅力です。歴史ある文化財の異空間と異文化の交流を楽しんでみてはどうでしょう。 


UKシンガーの実力

2015年02月17日 | 【音楽・ライブ】

2015年グラミー賞の発表で、UKの新人サム・スミスが主要4部門の内3部門を獲得しました。特にソング・オブ・ザ・イヤーとレコード・オブ・ザ・イヤーを獲得したことを彼の実力と将来への期待の表れのように思います。

その歌声に加えてソングライターとしての実力を兼ね備えた彼。その風貌は、かつてのボーイ・ジョージの雰囲気を漂わているように感じましたが、ご存知の通りゲイを告白したシンガーでもあり不遇の人生から栄光への軌跡を今歩もうとしています。間違いなく、音楽史に名を刻むであろう逸材です。

思えば、亡きエイミー・ワインハウスやアデル、またオーディション番組で脚光を浴び、その人生も映画化されたポール・ボッツなどUKには優れたシンガーが数多く存在します。今やグラミー賞をにぎわすのはUKシンガー無くして考えれられない時代になっています。そして特徴としてはポップミュージックやソウルミュージックの系譜を持つシンガーが独自の歌唱力を持って人々を魅了する力を持っていることではないでしょうか。ひとことで言ううならば「シンプル」なのです。

アメリカにおいては、ブラックミュージックとりわけヒップホップシンガーが席巻し、そのほかのアーティストもパフォーマンスが先行する状況で、かつての歌唱力で勝負するアーティストはなくなったように僕は感じています。音楽シーンは、確実にUKの手にあるように感じてなりません。そして人種を超えた優れたアーティストが今後も誕生するような予感があります。そんなことを考えているとアジア人アーティストも近い将来グラミーの主要部門を獲得する日も近いのでは感じます。

Sam Smith - Lay Me Down (Live on SNL)


追悼・ロッククイーン・シーナ

2015年02月16日 | 【音楽・ライブ】

僕のロックの持論。年齢を重ねてもロックスタイルを崩さないこと。内面も外面も含めてロックであって欲しいとの願望からです。当然一世を風靡した人たちでも、ブクブクと太った体で昔のファン目当てに復活するバンドなんて認めません。

女性ロックシンガーとして走り続けたシーナさん。その後の女性ロックシンガーに多大な影響を与え常にロックであり続けた女性だと思います。ギタリスト鮎川誠さんとのおしどりロッカーとしての存在感もカッコ良く、シーナ&ロケットが時代を超えて、カリスマ的存在として君臨していることでも、彼女が日本のロッククイーンであるとことは間違いない事実でえす。

彼女が子宮頚ガンと闘いながら天国のノックを61歳でたたいたのは寂しいですが、きっと天国のロッククイーンたちとライブしてると思います。

シーナ、フォーエバー ウイズ アズ エバー!

シーナ&ロケッツ - Ride the Lightning


BABYMETALとクールジャパン

2014年12月25日 | 【音楽・ライブ】

アイドル&ヘビメタ音楽ファンならBABYMETALを知らない人はいないと思います。先日のNHKが特番で取り上げワールドツアーでの熱狂ぶりを紹介してました。彼女たちは、レディの前座も務めるほどの人気です。

そのライブパフォーマンスは圧巻。3人の統率された激しいダンスとスゥメタルのボーカル。そしてバックバンドの卓越したテクニックが融合して新しいヘビメタスタイルを確立してます。

先日紅白出場歌手が発表されましたが、BABYMETALが選ばれなかったのは残念でなりません。先日、ラジオ番組で津田大介さんが、彼女たちをクールジャパンとして世界にPRしていくべきとの趣旨を述べられてましたが、インターナショナルに活躍するBABYMETALが、今後クールジャパンの代表格となることは間違いないと思います。

今後のアイドル像を考えると、ももクロやパフュームなど既存の音楽との新たな融合が新しいクールジャパンを築き上げていくように感じます。それは音楽以外でも共通するのではないかと思います。日本文化がインターナショナルな形で支持されていくスタイルがBABYMETALに隠されているような感じます。

BABYMETAL 日本のTV番組出演集【編集版】


バンド・エイド30 - Do They Know It's Christmas? (2014)

2014年11月21日 | 【音楽・ライブ】

Band Aid 30 - Do They Know It's Christmas? (2014)

昨日17日、30年前にアフリカ飢餓支援のためにイギリスのミュージシャンを中心に結成され、チャリティーソングの草分けとなったバンド・エイドの「Do They Know It's Christmas? 」が、エボラ救済支援ソングとして公開されました。

現在ダウンロード(250円)での寄付を行われていて早速僕もダウンロードしました。過去3回の曲と比べると少し緩やかなリズムになってましたが、U2ボノ、コールドプレイのクリス・マーティン、ワンダイレクションなど豪華なメンバーが共演してます。

バンド・エイドが結成される度に批判が付きまといますが、これも発起人のゲドルフの強い発言が影響してるように思います。しかし、彼のような強い求心力があって成立し、そのたびに多額な基金を達成している現実をみれば個人的には納得できます。今回も僅か数分で100万ポンド(1億8千万円)が集まっています。

エボラ出血熱で苦しむアフリカの人々を世界の人々の力で救うことができる「バンド・エイド30」新たなクリスマスソングとして、集まったミュージシャンの魂を感じながら支援の輪が広がっていくことを願ってます。


AORの意味

2014年10月02日 | 【音楽・ライブ】

あるテレビ番組を何気なく見てたら、ボズ・スキャッグスの名曲「ウイ・アー・オール・アローン」の秘話を紹介してました。

1980年代に青春を過ごした世代にとってこの曲は今も心に響く曲だと思います。そして、この時代のオシャレな音楽として誰もが聞いていたのがAORでした。

番組でAORに影響を受けた角松敏生さんがAORを解説してましたがアダルトオリエンテッドロックと言う日本での造語だなのは知っていたのですが、その語源がアダルトではなくアルバムだっと言うことを初めて知りました。そう考えればAORを代表するミュージシャンはロックはもちらん、フォーク、ジャズ、レゲエなどジャンルを超えたクロスオーバーなサウンドをアルバムの中で展開していたのに改めて気づかされました。

その代表格がボズ・スキャッグスであり、後にボズのバックミュージシャンであったTOTOやビリージョエルなど、幅広い音楽性に裏付けられた完成度の高い曲を提供していたように思います。

日本でアダルトになったのも角松さんいわく、カッコいい大人へのあこがれから生まれたとも。確かに音楽やファッション、ライフスタイルなどは、すべてカッコいい大人が作っていた時代でした。見習う者が目の前にあるのは時代をリアルに感じられ、そこから学んだとは忘れることがないのです。

振りかえって今は、価値観が多様化してカッコいい大人の概念は薄まって、あの時代よりもより文化的には幅広く感じ、僕でもいい時代になったと感じています。ただ感じるのは、身近にカッコいい大人を感じることが少なくなり、文化がリアルでなくバーチャルなものとなって軽薄になったように思うのは僕だけじゃないと思います。

僕が、リアルにカッコいい大人で居続けたいと思うことはそこにあります。僕がカッコいい大人たちから学んで今があるように。

Boz Scaggs / We're All Alone (Live)


濱口祐自ライブ みのや北村酒店

2014年07月23日 | 【音楽・ライブ】

先日の記事「ネット社会がもたらす音楽の奇跡」でも紹介しました、濱口祐自さんのライブに出かけました。

今回の名古屋でのライブは、北区大曽根にある「みのや北村酒店」でお酒の陳列棚と店の一角に立ち吞みスペースがある異色の会場。その中と外に100名近い人が集まりました。年代層も20代から70代以上と思われる人で幅広く、改めてメディアの力を感じました。

フランクな会場の中、ライブが始まると濱口さんの親しみやすいトークと彼の童謡からクラシック、カントリー、ブルースと彼の音楽ルーツを感じる演奏に会場内は、優しい熱気にあふれてました。

今回のライブは、お客がアーティストに対し納得するお金を払う投げ銭瀬制で、会場の雰囲気も独特なものがあり普段のライブとは、少し違った雰囲気を楽しめましたが、自前の竹製のスピーカーや持ち込みらしいPA機材である程度はカバーできたと思いますが、今度名古屋でライブが行われるときには、音響環境が整った会場で心行くまで、彼の演奏を楽しみたいと思いました。

59歳でメジャーデビューを飾った濱口さん、独特な空気で会場を和まし、その音色で癒しの空間を与える存在感は、彼の変わらない音楽と故郷への愛で培われているんだなと感じました。