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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

東京スカイツリーと全日本タワー協議会

2012年04月30日 | 【町歩き・旅】

東京スカイツリーのオープンせまり、毎日スカイツリーの話題で持ちきりですね。

そんな、東京スカイツリー人気の中で、全国のタワーは幾つあるだろうと調べてみました。

なんと全日本タワー協議会なるものがあって、加盟しているタワーは20箇所あることがわかりました。

それに現在未加盟の東京スカイツリーを加えると21箇所になります。

そのタワーは、全国をイースト、セントラル、カンサイ、ウエストの4地区に分けられてます。

茶々丸オヤジの地区は、セントラルで、なんと愛知県に名古屋テレビ塔、東山スカイタワー、ツインアーチ138と3箇所存在します。ちなみにツインアーチ138は、目と鼻の先にあります。

それぞれのタワーを見てると、高さで注目を浴びた東京スカイツリーにお負けず劣らずの個性派ぞろいです。

現在と東京スカイツリーの存在により、かつての人気を独占していた東京タワーにも相乗効果が生まれています。それも、東京スカイツリーへの危機感の表れで、東京タワーの企業努力があってのことだと思います。

全国のタワーも大なり小なり存在感を誇示しながら、努力を続けていることがわかりました。

全国の地元タワーを、東京スカイツリー完成を契機にして、わが街のタワーとして誇りを持って再認識してみませんか。

きっと新たな発見があると思います。


ジェームズ・アンソール展 豊田市美術館

2012年04月29日 | 【美術鑑賞・イベント】

ゴールデンウイークの初日に、ジェームズ・アンソール展を観賞に豊田市美術館に出かけました。

ジェームズ・アンソールは、ベルギーを代表する画家ですが、僕自身もメナード美術館の所蔵する「仮面の中の自画像」くらいしか馴染みが無いのですが、その作品が印象的だったので観賞の機会を楽しみにしてました。

今回の展覧会は、アントワープ王立美術館の所蔵品中心にしたもので、ブリューゲルやフランドルの同時期の作品も並び、アンソールが、影響を受けた様々な絵画技法の系譜をたどる興味深い展覧会とまなりました。

アンソールが最終的にブリューゲルなどのフランドル派の絵画を愛し、仮面や骸骨などをモチーフにした幻想的な技法は、グロテスク絵画といわれ、後の表現主義やシュールレアリズムの先駆けとして高く評価されたことも頷ける展覧会でした。

時代を経て、様々に変化するアンソールの多様性を観るたびに、彼の集大成となったグロテスク絵画の中の仮面の奥にある姿が彼の人生に置き換えられているように感じました。

美術館内にあるレストラン七州でランチ。950円でメインディッシュにパン、デザート、ドリンクが付きます。今回は、舌平目のクリームソース。今回は美味しくいただきました。


大人の美的カフェ「ボンポアンカルダン」

2012年04月26日 | 【グルメ・名古屋めし】

岩倉市の田園の中に佇む北欧スタイルの白い建物が目をひきます。

ここは、サンドイッチ、スイーツを中心にした寛ぎの空間、カフェ・ボン・ポアン・カルダンです。

ここ数年、北欧スタイルのカフェが増えてきましたが、そのほとんど若年層を意識したお店が多いです。

それは、それで良いのですが、茶々丸オヤジのような、中高年世代には、なぜか落ち着かないものです。たぶん、それはターゲットが明らかに若年層を意識しているからでしょう。

その中で、この店は、幅広い層に支持されて老若男女のおしゃれな人たちが集まってきます。

サンドイッチやカレーなどのサイドメニューもハーブや野菜をふんだんに使ったヘルシーなものが多いいです。コーヒーはネルドリップタイプなのも、大人を意識した感じがします。

エビトーストサンドセット

若いオーナーが提供する空間は、ソファー席、イス席、オープンテラスなど、それぞれが自由に寛げる空間を提供しています。

並べられた雑誌や書籍もファッションから美術、建築、エッセイ、写真集と豊富で、ゆったりとした時間を持てる癒しの空間です。

採光をふんだんにとって、時間の経過による変化する空間も魅力的です。ぜひ、足を運んでみて会話に読書に自由な時間を過ごしてみてはどうでしょうか。

 


サッカー五輪代表組み合わせ抽選会

2012年04月25日 | 【スポーツ】

ロンドンオリンピックの男女サッカーの組み合わせが発表された。

今日は、なでしこの金メダル獲得の可能性も含め、対戦相手の分析でワイドショーは盛り上がってました。

今回の組み合せで、男女とも決勝トーナメント進出は確実だと思いますが、なでしこの金メダル予想と違い、男子は、メダル獲得よりオーバーエイジ枠に焦点が当たって、女子と比べてさびしいものがあります。

個人的には、オーバーエイジ枠よりも、香川選手や宮市選手のU23代表選出が気になるところです。

ただし、予選でスペイン、北中米カリブ1位のホンジュラスや身体能力の強いアフリカ勢の中で中で2位となったモロッコと決して、やさしい戦いではないと思います。

サッカーファンとしては、男女共にメダル獲得をのぞんでいます。なでしこブームの影に隠れた存在だった男子代表にも、オーバーエイジにかかわらず、屈辱の歴史をもつ現U23代表には、メキシコ以来のメダル獲得を成し遂げてもらいたいと強く望んでいます。


大人の美的カフェ「シマダ輪店」

2012年04月24日 | 【グルメ・名古屋めし】

前日の榊莫山展のあと、気になるカフェに足を運びました。

津では、かなり有名なお店で、津出身の大橋歩さんもオススメのお店です。

名前は「シマダ輪店」昭和初期の建物に、鏡文字のレトロな看板が目印のお店です。

昭和の商店は玄関先がお店で、奥が自宅の形態が多いのですが、その佇まいを見事に保存しています。

店内のインテリアは、ご主人の趣味が反映されていて、様々な形の椅子やテーブル、照明が店内を控えめに彩っています。

統一感はないものの、微妙なコントラストが織り成す店内のバランスは絶妙です。以前にも述べましたが、こうしたインテリアの構成は、オーナーのセンスがないとアンバランスになりがちです。

オーナーのアジアン嗜好もアクセントとなって、よくありがちな昭和レトロとは違うセンスを感じます。

ランチ時にお伺いし、フォーと生春巻きのセットを注文しましたが、本格的な味でした。

知人が食したグリーンカレーも、丁寧な調理が施されなかなかの味だそうです。

主人は、寡黙で無愛想な感じですが、おしゃれで決して嫌な感じな人では無く、かえって好感が持てました。

奥には、座敷のスペースがあるのですが、ほとんど小さな店内でやりくりされてようです。また、ここで様々なジャンルのライブも行われるそうです。

この店が、愛される空間であるのも頷けます。

23号線を松阪方面に、津駅の手前にあります。近くにお越しの際は、ご主人のペースに合わせてお楽しみください。

 

 


榊莫山展 三重県立美術館

2012年04月23日 | 【美術鑑賞・イベント】

三重県立美術館で開催中の「榊莫山展」を観賞しました。

今回の展覧会は、三重県伊賀市出身の榊莫山氏の遺志により寄贈された作品108点に個人所蔵作品も含めた回顧展です。

榊莫山と言えば、酒造メーカーのCMで、ユーモラスな風貌と奔放な書風で「バクザン先生」として人気を博し全国的に、その名を知られました。

書家として、また詩人としても僕も好きな作家のひとりです。

今回の展覧会は、回顧展にふさわしい、学生時代の作品から絵画の世界まで、莫山先生の生き様を余すところなくあらわしています。

書道三体の楷書、行書、草書には、書家としての本来の姿が見られ、その基本の上に立つ現代書は、そのバランスと構成に、絵画世界を見ることができます。

絵画の道にも進みたかった氏の絵画は、水墨画の技法と日本画の技法を重ね合わせたような独自の世界を展開され、画に加えれた言葉は詩的で、想像力がかきたてられます。

今回の展覧会で、特に印象深いのは、莫山作品が持つ「心の造形美」です。紙の上に言葉が形となって動き、その言葉が観る人の心の中に入り込んで目の前に造形が広がる。

そんな世界がこの展覧会にあふれているように感じました。

 


ヒップホップダンス技能士検定

2012年04月19日 | 【エッセイ・コラム】

今日の朝、テレビを見てたら、茶々丸オヤジには興味深いニュースが流れました。

ヒップホップ技能士検定が初めて実施されるそうです。

学生時代は、ディスコに通い、ダンスに明け暮れた生活をしていた僕にとって、「エー」って絶句しました。

しかも、その複線として、公立中学のカリキュラムの中に、すでにダンスの事業が取り入れられていることに二度絶句しました。

しかもこの検定は、厚生労働省が認可する財団法人職業技能振興会によるものです。

しかも、この検定料が、すごいです。先ず、テキスト代金6,000円。検定料が2万5000円。さらに合格すると認定登録料が5,000円で、三度目の絶句です。

若者の文化を、またもや天下り?団体の私腹を肥やすために使うのかってあきれてしまいます。

そもそも、特定のダンスを、中学のカリキュアラムの必修科目にすること自体疑問です。

日本人ダンサーのレベルは、どの分野にもおいてもかなり高いものがあります。でも、そては、個々人の努力によりなしえたもので、画一した世界の中で育まれる物ではないと思います。

まして、ヒップホップは、ダンスと音楽とアートの三つの融合した黒人文化をベースにして生まれています。そんな文化を机上で学んだって無駄です。

僕が、危惧するのは、一時的なブームにより増殖する技能士と生徒とのバランスが崩れた時に、無意味な資格証書だけが残り、ダンスインストラクター難民が生まれるんじゃないかと思います。

本当に必要なのは、世界で活躍する可能性のあるダンサーへの支援ではないかと思います。


私的男厨論

2012年04月18日 | 【グルメ・名古屋めし】

料理を作るのが好きな茶々丸オヤジですが、10年以上独身でいれば自ずといろいろ覚えるものです。

昔は、男子、厨房に入るべからず言われて、台所は女性の領域でした。これも床の間が主の領域であったように、台所も母の領域として神聖な場所であったからでしょう。

そんな領域も、時代の流れでボーダレス化が進み、今では男厨、弁当男などの言葉が生まれて、今や料理のできる男がもてる時代になりました。

そこで、長年の料理経験から来る私的な男子厨房論を5か条にして語りたいと思います。

私的男厨論5か条

1.男厨たるもの、おふくろの味を極めるべし。

妻の味を母親の味と違うと文句を言うのではありません。煮物、焼き物などのスーパーの食材コーナーにある基本の料理を磨くこと。基本を極まればアレンジの幅が広がります。

2.男厨たるもの、高価な食材や調味料にこだわるべからず。

かつて男の料理の弊害といわれているのが、高い食材や高価な調味料にこだわるばかりにお金がかかること、旬の食材や安価な野菜を用いる。高価な調味料はその場しのぎの料理となり無駄が多いので使わないことです。

3.男厨たるもの、包丁を磨き、鍋を振るべし。

女性が苦手とする部分は、意外と包丁が磨けないことです。包丁は常に磨いて切れ味をよくすれば、ケガもなく、調理もはかどります。また、女性の細腕ではフライ返しがでいないケースも多いです。女性のためにも、包丁を磨き、鍋を振って、男気をしめしてください。

4.男厨たるもの、盛りにこだわらるべし。

女性の盛った髪が美しいように、料理に締めは盛り付けです。美しく盛り付けることにより、目と舌の両方で美味しさを感じることができます。味に美しさが加われば鬼に金棒です。

5.男厨たるもの、立鳥跡を濁すことなかれ。

これは、僕の場合、必要に迫られた感がありますが、かつての男厨は、料理後の後片付けは人任せ、妻任せでした。食べていただいたことに感謝を込めて、器を片付け洗いましょう。そのことが男を上げる最終手段と心に刻んでください。

以上五箇条を述べましたが、茶々丸オヤジは、皆様に振舞うチャンスも少なく、私的男厨論を自分だけに完結してる感があります。

共鳴していただける男子がおられましたら、ぜひ実験証明していただけたら幸いです。


映画「アーティスト」

2012年04月17日 | 【映画・ドラマ・演劇】

本年度アカデミー賞作品賞を受賞した話題作「アーティスト」を観ました。

舞台は、サイレントからトーキーに映る映画草創期。サイレントのスター男優とトーキーのスター女優のラブストリー。

全編モノクロの画面にスクリーンにスクリーンを重ねた、すべてが映画のためにある作品です。

そして、サイレントからトーキーの時代を描きながら、すべてがサイレント仕立てで進み、簡潔なセリフだけで進むのも、セリフの奥に隠された情感があふれ、想像力を描き立てられました。

今の時代と異なる、独特なテンポとノスタルジーなBGMは、大きな感動や涙は生まれませんでしたが、この時代のほのぼのとした幸福感を共有できました。

映画を彩るキャストも、まさにこの時代にピタリとはまり、主演のジャン・デュジャルダンと相手役のベレニス・ベショは、ハリウッドスターをその豊かな表情とダンスで見事に演じきり、運転手役のジェームス・クロムエルは、主人にこよなく愛する忠実な寡黙なスタイルで、スクリーンに緊張感を与えていました。

そして、主人公の愛犬アギーの名犬振りが、この映画の重要なファクターとなり、主演級の演技です。まさに助演男優賞ものです。

映画「アーティスト」はフランス作品でうが、ハリウッドが舞台を提供して制作されました。エスプリを加えた、ハリウッドへのオマージュと言えます。

この映画は、旧きものを大切に育み、新しいことへ挑む、フランスだから作りえた作品ではないでしょうか。

メイキング映像を見ると、この映画の古くて新しい映画であることがわかると思います。

 


【美的B級グルメ】和ちゃんのかつ丼・春日井

2012年04月16日 | 【グルメ・名古屋めし】

茶々丸オヤジが、絶対はずせないB級グルメがカツ丼です。

カツ丼には、他のB級グルメ以上のこだわりがあります。

こだわりの3点は以下です。

肉は、たたいて、噛みやすい厚さであること。

肉には、通常トンカツに用いるコショウは振っていないこと。

とじる卵は、黄身と白身が程よく分かれ半熟であること。

この3点が一体となって、その店独自の味が引き立つと考えています。

その3点を見事に兼ね備え、美しいディティールを持つのが、春日井市役所に程近い、とんかつ専門店和ちゃんです。

いつもは、ランチに伺いますが、サラダ、漬物、味噌汁、フルーツに食後のコーヒーまで付いて850円です。

程よい厚みにやわらかい歯ごたえのカツが、衣とつゆと卵の淡白な部分と濃厚な部分が口の中で広がっていきます。

ぜひ、美しいカツ丼をご賞味してください。

 


いのちの煌めき 田渕俊夫展

2012年04月15日 | 【美術鑑賞・イベント】

名古屋市美術館で開催中のもうひとつの田渕俊夫展を観賞しました。

その前に、松坂屋美術館で春の院展が開催されており、先にこちらを観賞。若手の頃、お付き合いのあった画家さんが、同人と無鑑査になられていて、時代の移り変わりを感じました。

名古屋市美術館での展覧会は、メナード美術館との同時開催で、日本画家・田渕俊夫の歴史をうかがうことができる有意義な展覧会でした。

日本画の伝統を継承しつつ、新しい試みにも挑戦される田渕氏の作品は、静謐でありながらスケールの大きさを感じます。

特に印象に残ったのは、愛知芸大教授時代に描かれた濃尾平野を描いた雄大な作品群です。特に濃尾三川は、木曽川、揖斐川、長良川の三つの川が海へと流れ行く壮大な風景画で、氏の緑青と墨の濃淡が透明感を生み出し、情景的な世界を感じました。

後半の展示では、日本画の中の水墨画という見地から、数々の水墨画による襖絵が展開されています。

京都・智積院の襖絵は、同寺所蔵の国宝・長谷川等伯の松林図への敬意を含めた挑戦と感じました。

名古屋市美術館は、5月20日まで、メナード美術館は、6月17日まで開催中です。

田渕俊夫氏の雄大で緻密な日本画の世界を感じてみてください。

 


パンチパーマの終焉

2012年04月14日 | 【エッセイ・コラム】

パンチパーマの生みの親、永沼さんが亡くなられました。パンチパーマと言えば、短い髪を丸くカールさせた大仏様を想像する髪型ですが、あちらの怖いお兄さんやリーゼントに対抗したヤンキーのお兄さんの印象が強かったです。

とにかく、パンチパーマの威圧感は尋常ではなく、どんな人間もパンチパーマにより、怖い人になる可能性を秘めていました。

永沼さんは、試行錯誤の中、黒人の髪型からヒントを得たそうですが、確かに髪が伸びてくると、アフロヘアに近い感じになった人をよく見ました。

当然美容院でのアフロへアと比べると、その差は明らかですが、この技術をもった理容師も今少ないそうです。まあ、技術を生かす需要と供給のバランスが崩れた結果でしょう。

その上では、美容院でのアフロヘアは、ファッションの一つとして認知されてけっこう、アフロ頭の若者もよく見ます。最近の日本映画を観ても、アフロキャラの主人公の増殖は著しいです。

ご存知の方も多いかと思いますが、美容師と理容師の違いは、顔を剃るカミソリが持てるかどうかの違いで、今やカットにおいては、差はなく、髪をウエットにしてカットをする美容師とぬらさずカットする理容師の技術も相互乗り入れがあるようです。

パンチパーマの終焉と家庭用のカミソリの進化によって、美容師と理容師のボーダレス化は進むような気がします。


増山麗奈とバンクシー

2012年04月13日 | 【映画・ドラマ・演劇】

アート系のドキュメンタリーDVDが2本目に止まりました。

一本は、桃色ゲリラとして環境、反戦、人権運動をアートを通して表現する増山麗奈を追った「桃色のジャンヌ・ダルク」

もう一本は、今最も有名なグラフィティアートのバンクシー監督による「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」です。



直感的に何か共通するのではと思ってましたが、この2本は、アートを通した革命です。その手法は、増山麗奈は、ピンクの衣装でデモや陳情を行い、バンクシーは、落書きやオブジェを使います。

その共通項は、ゲリラ活動です。犯罪行為ギリギリで行う緊張感、増山の場合は、その奇抜なコスチュームからか検挙されたことがないのですが、バンクシーは、反社会的な行為を通して、反戦や人権問題などが作品に反映されています。

両者のパフォーマンスは、アートとしてたいへんクォリティーが高い点も共通しています。

表面的に観ると、奇抜であり、たんなる軽犯罪的な行為に見えますが、その奥にあるものはとても深く、その深さを重く感じさせない点も優れています。

桃色のジャンヌ・ダルクが公開された翌年に東日本大震災での原発問題が注目を浴びる前に、作品では、東電に原発廃止を訴えていることやイグジット。。。では、謎に包まれていたバンクシーと出会った、ビデオオタクの男のサクセスストーリーから、バンクシーのゲリラ活動が深いものであることを感じ取れました。

アートを今を語る上では、欠かせないドキュメンタリー作品です。肩の力を抜いてゲリラ活動を楽しんでみて下さい。


田渕俊夫展 メナード美術館

2012年04月12日 | 【美術鑑賞・イベント】

開館25周年を迎えたメナード美術館の記念展、田渕俊夫展を観賞しました。

田渕俊夫先生は、日本美術院同人で、愛知芸術大学、東京藝術大学の教授を務められた日本画壇を代表する方です。

ここメナード美術館の所蔵作品の中で中核をなす画家で、本展でもおよそ40点の作品が展示されています。

今回の展覧会の特徴は、氏の日本画に対する強い思いが示されています。

その特徴は、緑青、群青、墨などの色彩と線描を中で制作された作品や、かつてドキュメンタリー番組でも紹介された投影機を用いて直接画面に描く、新しい手法による大作の屏風絵をその製作過程とともに展示されています。

さらに人物画や色彩による印象的な四季折々の作品が並んでいます。

氏の作品の特徴である、静謐で透明感のある画面と日本画の花鳥風月を現代社会に反映した今を表現した斬新な作風に改めて魅了されました。

今回の展覧会は、名古屋市美術館での同時開催です。こちらは、週明けに観賞予定ですので次回に紹介したいと思います。

また、春の院展も22日まで松坂屋美術館でも開催されます。

田渕俊夫の日本画の世界をめぐってみるのも一案かと思います。


布袋大仏ナイト&ディ

2012年04月11日 | 【町歩き・旅】

茶々丸オヤジの住んでる江南は、意外とB級スポットの存在する地域として、一部の方には有名です。

たとえば、20世紀少年や黄色い涙の映画のロケ地になった新町、愛栄通り商店街。駅前商店街の激安コロッケのお店や芸能人が番組で紹介した和菓子などがあります。

その中でも、珍スポットとして有名なのが今回紹介する「布袋の大仏」です。数々の番組で取り上げられいます。

江南市の南に位置する布袋町は、古い町並みと駅舎が有名な地域で、織田信長の側室であった吉乃の菩提寺や長久手の戦いにゆかりのある富士塚などの歴史遺産が多数あります。布袋駅舎は、サスペンスドラマでも用いられました。

そんな素敵な町をほていコミュニティ協議会のみなさんの手で町おこしが進められています。

今回の布袋の大仏様のライトアップも町おこしのひとつです。

4月8日にて終了していますが、次回に期待して、ぜひ夜桜と大仏様を楽しんでみてください。

布袋大仏ナイト&ディ