タンゴ・ルネサンス、セステート・メディリオナル楽団による、タンゴ演奏とダンスを観賞
久しぶりのタンゴ観賞だったのですが、タンゴのドラマチックな演奏と歌、そしてダンスは、魅力的です。
タンゴと言えば民音と云われるくらい毎年一流の楽団とダンサーが出演します。今回はタンゴ・ルネサンスと題し、現在のタンゴの主流である伝統に根差した新しいタンゴのスタイルが披露されました。
楽団のリーダーであり、ピアノのパブロ・エスティガリビア氏は、ブエノスアイレスへの移住をきっかけにピアノを始め、2015年には初のアルバムが、アルゼンチンで最も権威あるガルデル賞を受賞した気鋭のピアニストで、今回が二度目の来日。
タンゴの魅力の一つであるバンドネオンに、バイオリン、コントラバスの構成で美しい旋律と力強いリズムでタンゴのスタンダードにオリジナルを加えた22曲を演奏。
またダンサーも毎年民音での来日が約束された世界チャンピオンに加えて、初代チャンピオン、海外出身のトップダンサーの3組がダイナミックで魅惑的なダンスを随所に披露してくれました。
コンサートは1月から3月初頭まで行われ、各所でタンゴの華が咲きます。タンゴの基礎的な解説も加わったタンゴ初心者の方にも十二分に楽しめる内容です。
あなたもタンゴの魅力を味わってみませんか。