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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

新庄劇場

2006年10月28日 | 【スポーツ】
新庄のコトバ

講談社

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日本シリーズが、あっけなく終り。セリーグ優勝の歓喜も新庄選手ひとりにかき消されてしまった。しかし、憎めない、ほんとう良いやつだと思った。

かっこよさの中に、今までにない男気を感じた。
最後の試合。最後の打席の新庄の涙を見て、正直もう、かなわないとドラゴンズの選手もファンも監督も思っただろう。

野球の神様は、52年ぶりの日本一よりも新庄という一選手の引退の花道を一番に選んだのだ。
たぶん神様は、衰退の岐路に立たされた日本のプロ野球の最大の功労者に彼を選び、黄金の道を最後にプレゼントしたのだろう。

新庄は、今でこそ明るいキャラクターだが野球については人知れず悩み苦悩していたに違いない。
阪神時代に野球に絶望しやめようとした彼の姿を知る人は少ないだろう。
その野球にふみとどめさせた人物が、あの野村監督であることも。
選手に愚痴を言う野村監督でさえ、彼のことを悪くは言わない。
むしろ、バッティングをのぞくすべての面で最高のプレヤーと言わしめる。

今回の日本一は、プロ野球再興にとって良い結果だったかもしれない。
新庄が引退した後、どうやってプロ野球を盛り上げていくかを考える絶好の機会だ。

ばかげた話かもしれないが、野球を知らないコミッショナーよりも新庄にコミッショナーにするぐらいの思い切った改革が必要だと感じる。

新庄選手の足元

2006年10月25日 | 【スポーツ】
昨日はの夜は、もうショックで立ち直れない状態だった。
日本シリーズ札幌でのドラゴンズの初戦完敗。
どうした、ドラゴンズ。落合監督以下、ベンチのあの静けさはなんだ。

くらべて、ファイターズの選手の元気だけが伝わる試合だった。
これでは、一勝もできず名古屋に戻れないだろう。

ファイターズファンのあの地響きの如く揺れる声援の中、せめて、必死で応援してる球場のドラゴンズファンにだけは、元気なプレーを見せてほしい。
今日、明日の試合で意地をみせろ!ドラナイン!

愚痴はこのくらいにして、日本シリーズの高視聴率の要因は間違いなく新庄選手だろう。
悔しいけどかっこいい。イチローの静のかっこよさなら、新庄は動のかっこよさ。
プレースタイルはもとより、ユニフォームの細かいところにもその動のこだわりがある。

リストバンドの赤に黒と赤のギンガムチェック。赤のリストバンドは、日替わりで彼の選手としてのカウントダウンが刺繍されている。また、メッセージを刻んだグローブやシューズは彼の動のこだわりに思える。

そして、僕の注目はパンツのすそ。
最近の選手はストッキングの見えない長いパンツが主流。イチロー選手にならい、ストッキングを見せる人もいるが、ほとんどがズルズルと引きずるように長い。
これは、足の締め付けを選手が嫌うことによるらしい。

新庄選手も長いが、よく見ると彼独特のこだわりが、ほんの少しブーツカットのラインに裾が、モーニングカットされているのだ。

これは、礼服やスーツなど足元を美しく見せる究極の技だが。これを取り入れている。
たんなるおしゃれだけに見えるが、これは、彼のプレースタイルにとって理にかなっているのだ。長い裾は、踏みやすく、つまづきやすい。選手が走るときに転ぶのはこれが原因だ。

新庄選手の裾は、重ね縫いではなく、かがり縫いにしており、スパイクのソール部分より上にある。こうすることにより、縦と横の動きがスムーズになり、守備やベースランニングの抵抗を抑えている。
野球でなく、新庄に興味のある人は、新庄の足元にも注目して楽しんで見てはと思う。野球人新庄のこだわりを感じてほしい。

※新庄選手の足元(絵がへたですみません)




硫黄島からの手紙・クリントイーストウッド

2006年10月22日 | 【映画・ドラマ・演劇】
嵐の二宮和也君がアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされる可能性が高いとか?
これは、クリントイーストウッド監督の日米の大戦を描いた二部作のひとつ「硫黄島からの手紙」の演技が評価されていることからだ。

先日もクリントイーストウッドがニュースステーションに衛星中継で古館のインタビューに答えていたが、日米の両面から描いていて興味深い作品として僕も注目している。

その二宮君も蜷川作品の「青の炎」での演技でいい役者になるとは思っていたが、イーストウッドの作品でどんな演技をしているか楽しみだ。
ジャニーズの中でも彼は、影のある存在で少し違う存在だと僕は思っている。
彼が、年齢を重ねジャニーズの枠の中から飛び出すとき、ファンには、申し訳ないが、より大きな輝きを放つ予感がする。

うさうさ/右脳左脳占い

2006年10月21日 | 【エッセイ・コラム】
最近人気急上昇中の右脳左脳占いチェックしてみた。

占いの前に、このサイトのイラストがキッチュでいい感じ。どうも、名古屋出身の二人組女性ユニット・二枚貝により開発された。
山田、鈴木と名乗るところもなかなかのものだ。これからもお騒がせ企画を進行中とか。名古屋人列伝にくわえたいユニットだ。

今までの占いって、本読まないと理解に苦しむところがあったが、日本人の占い好きを程よく刺激して、単純明快なところも良い。

この人がどう言う思考を持っているかを、しぐさで判断するところもコミュニケーションツールとしては最適ではないか。
しかも、その人間性を把握していれば、トラブルも程よく解消できそうだ。
ただ、人間は、いろいろなパターンを持ってる場合もあるから単純に判断はできない。
逆に、その人のパターンが時に変化するのを見るのも楽しい。

ちなみに、僕は普段はささ男だが、ときおりうさ男に豹変する。


いじめにあってる子供たちへ

2006年10月19日 | 【エッセイ・コラム】
これは、かつていじめにあったおじさんからのメッセージです。

いじめにあってる子供たちへ
死ぬな!絶対死んではいけないよ。

つらいと思う。でも、ひとりで悩まなくてもいいよ。
君たちのお母さんやお父さん、そしてまわりの大人たちが君たちを守ってくれる。
今すぐに、いじめられていると、打ち明けてください。

僕も、いじめられて、恥ずかしくて話せなかった。
いっしょにいじめれていた友達ももっといじめられると思って話せなかった。
でも勇気を出して、僕のお母さんに話したんだ。
お母さんは、すぐに先生のところに行ってくれた。
そしたら、いじめてない友達がいっしょに遊んでくれたんだ。

もし、話す勇気がないなら、学校を休めばいい。無理して行くな。
そして、お父さんやお母さんが聞いたら話してみて。

いじめられている子は、日本中のどこにでもいる。
ひとりじゃないよ。
みんなで、がんばろうってメッセージを送ろうよ!
そして、いじめてるやつに言おう!

僕には、日本中に友達がいる。
だから、恐くないって。

いじめられるのが、恐いからいじめに加わってる君。
また、いじめられるからいじめてる君。
そして、いじめることでしか仲間ができない君。
みんな、汚い言葉は、みんな自分の汚い心。
今の君たちが、一番醜くて、汚い。
醜くて、汚い姿でいたくないなら、今すぐやめよっ!
ごめん。ってあやまる勇気をもとう。

いじめにあってる子は、やさしい心をもってる友達だから。
きっと許してくれる。

千手観音

2006年10月18日 | 【エッセイ・コラム】
月曜日に、見る予定だった「極上の月夜」に出演した中国で70%を超える視聴率を上げたエンターテーメント千手観音をビデオで見た。

月曜日は、魅惑のエンターテイメントに釘付けになった人も多かっただろう。
もちろん、僕もそのひとり。

中国と言えば、雑技団や京劇など、世界に誇れるエンターテーメントがあるが、この千手観音もそのひとつとして挙げられるだろう。
そして、その演技を担うメンバーが障害者であることに驚嘆する。

耳が聞こえない人たちが、いかに音を感じ、演技を合わせることができるのか。その演技の秘密を番組で公開していたが、聴覚障害の人たちが、振動により音を感じ、演技を合わせるための行為が息にあることが明かされた。
なるほど、よく気持ちをひとつにすると言うけれど、その気持ちとは呼吸を合わせることであることを発見した。

そして、ひとつのものを失う事以上に、人はそれ以上の才能を神から与えられることを学んだ。
千手観音のメンバーは、音を失うことと引き換えに耳以外のすべての能力を常人よりもはるかに高く得ることができた。
そして、演じることの喜びと観衆の感動の笑みを得ることができる。
それは、至高の喜びなのかもしれない。

好きな男 木村拓哉

2006年10月15日 | 【エッセイ・コラム】
アンアンの選ぶ好きな男ナンバー1に11年連続で木村拓哉が選ばれた。
ちなみに2位は福山でこれも常連。
あとは、20代の若手の俳優の台頭が際立った。

キムタク主演のドラマは欠かさず見てるのだが、今冬公開される主演の時代劇映画武士の一分は、何となく侍姿が僕のイメージと違うので、イマイチ見に行く気分になれない。
山田洋次監督だから、いい作品には仕上がってるだろうけど。

前に自身のホームページのコラムで、ポストキムタクは誰か?占ってみた。
僕が、ポストキムタクに挙げたのは長瀬智也。
ジャニーズ事務所で、ドラマでいい味を出している点だ。あとは、僕が思うところ匂いが似ているから。

でも、よく考えれば、これだけ長く不動の地位をキープしている男もめずらしい。
このまま、続けば長瀬もいい年齢になり結局ポストキムタクとはいかないことに気づいた。

しかし、彼の魅力はと言われると、歌がうまいでもなく、演技が優れているでもなく、背もそんなに高くなく足も長くない。
漠然としていてわからないのだが、なぜか、あの「さらり」とした世界に魅了されてしまう。


日本ハムファイターズ優勝

2006年10月13日 | 【スポーツ】
やばいよ!やばいよ!
日本ハムファイターズ強いよ!

ドラゴンズとしてはこれは、やばいよ!
だって、新庄選手を敵に回すだけどやばいよ!
ついでに、テレビ中継まであってずるいよ!ずるいよ!

野球に詳しくない人にとっては、イケメン、個性派ぞろいのファイターズに人気が集中!日本全国敵に回してドラゴンズは戦わなければならない。

確かにドラゴンズの選手は、地味なキャラが多い。良い意味渋い選手が多いんだけど、全国区と言えば、アンナとフライデーされた立浪選手に、WBCで活躍した福留選手、後は、川上、岩瀬ぐらいだもん。

こうなれば、オヤジと渋い野球好きの男組&ドラゴンズファン芸能人総動員で応援せねば!

ドラゴンズの日本一に涙したい僕として、新庄大明神を拝み倒してでもお願いしたい気持ちです。

ともあれ、日本シリーズは、日ハム優勝で前々回の低視聴率&低入場者にはならずにすみそうです。

中日ドラゴンズ優勝

2006年10月11日 | 【スポーツ】
我が中日ドラゴンズが優勝した。
マジック点灯から2ヶ月。長かった道のり。
阪神との80勝の高レベルの争いは球史に残る一年だっと思う。

昨日は、なんと中継なし。日本テレビが巨人の低迷を理由にしてか?
プロ野球中継を終了してしまった。かろうじて、NHKのBSでの放映があったが、家は地上波しかないんじゃ!やっぱ、野球は地上波じゃーーー!
中日ファンは許さんぞ!ついでに逆らうこともできない、中京テレビは名古屋の裏切り者じゃーーーーー!
おまいらに、落合監督を語る資格はねー!(電車男&次長課長風に)

と言うわけで、ラジオ片手に一喜一憂。巨人の胴上げ阻止の執念もあり、試合は延長12回の攻防に。
こういう試合をすればプロ野球の火は消えない。両チームに敬意を表します。
延長12回にドラゴンズの猛打爆発!優勝を確信した僕は、BSのある友人宅に押しかけ、落合監督の胴上げを見届けに。

胴上げが中継されないテレビなんて、テレビじゃない!
どのチームが優勝してもテレビ局は放映すべき。それがプロ野球ファンの思いだ。

WBCの優勝で、盛り上がりつつあるプロ野球の火を消すな!
来年は、両リーグプレーオフがスタートする。
この新しい試みを成功に導くのは、球団、選手、ファン、マスコミが一体になっていくことだ。

プロ野球再燃のためにも、今年の日本シリーズでの感動を期待してます。
日本一目指してがんばれ!ドラゴンズ!


押尾コータローIN江南

2006年10月09日 | 【音楽・ライブ】
先日7日(土)に押尾コータローが江南に来ました♪
何で押尾コータローが江南に疑問を感じつつ、ぜひ生のライブを見たいと江南市民文化会館へ出かけました。

押尾コータローといえばアコギ(アコースティックギター)を両手で操る天才ギタリスト。
本当天才です。すごい妙技!

しょっぱなからそのテクニックを如何なく披露。聴衆は度肝を抜かれました。
たぶん、コータローを知らずに来た人もかなりいたと思います。
すごい、うまいの声があちこちで聞こえてました。

僕は、すでに4枚のCDを所有してしょっちゅう聞いてるので、そのサウンドは経験済みですが、DVDでテクも見てはいますが、やっぱ生はすごい。
ビンビン来ます。

コータローは現在38歳でメジャーデビューも4年前ですから遅咲きのミュージシャンです。
しかしながらデビューから3年連続して、あのモントレージャスフェスティバルにも出演しているので、国際的な評価も高いミュージシャンです。
今回演奏がなかったボレロの演奏は、超絶ものです。

今回の江南のコンサートは、地元のサンデーフォークプロモーションの鈴木さんのおかげで実現したそうです。
鈴木さんありがとう。また、他県ナンバーの車が多くファンの方の応援があって成功したと思います。

江南人として、またコータローのコンサートが実現されるように、コータローの魅力を伝えたいと強く思いました。
コータローの益々の活躍を祈ってます。サンキュー!押尾コータロー。

体罰と愛育(2)

2006年10月03日 | 【エッセイ・コラム】
地元に帰った僕は、ボタンティア団体の役員をしていた。
夏休みの期間を利用して、地元の小中学校にユネスコの識字教育の支援活動を依頼した。

ある中学校を訪問したとき、あの担任教師に久しぶりに再会した。
なんと先生は、中学の校長になっていた。
世間話のなか、僕が美術関係の仕事をしていると聞くと、盛んに地元の美術協会への入会を勧誘してきた。先生は、美術専攻でこの協会の会長でもあった。
僕は、その場で即答を避けた。
実は、同業者が利用された挙句に倒産に追い込まれた経緯があったからだ。
ちなみに、入会を避けた僕の店に、未だ一度も訪れたことはない。
ボランティアの話は、教頭先生にまかせて、その先生は早々に退席された。

地元の子供たちと担当の先生の協力により、多大な貢献ができた。
後にこの活動は、ユネスコ本部のスポーツ部長やベトナムやバングラデシュのユネスコ幹部から賞賛をいただいた。

地元の子供達からの読み書きのできない発展途上国の子供達へ支援を通して思いやりの教育ができたと自負している。
子供たちの愛が、世界の子供たちへ届けられた。

話はそれたが、その先生は、僕たちの後体罰が無くなったそうだ。
その後、先生は順調に昇進し、小中学校の校長を歴任され、定年後天下り、公民館の館長になられた。その公民館の玄関には、先生の絵が飾られている。

先輩からは、あの先生の体罰は今でも許せないと言う話を聞く。一方で後輩は、あの先生が体罰教師だったことが信じれないと言う。

体罰が愛だと言うならば、本当に生徒が間違いを犯したとき行なわれるものではないか。
決して日常的に行なわれるものではないはずだ。しかも、成長過程の小学生に対して行なわれるものではない。

僕が先生なら、生徒が間違いを犯したときにだけ、殴る前に心から涙が流れる如く訴える。愛とはそういうものではないだろうか。
愛ある教育ならば、心は必ず揺り動かされると僕は信じている。



体罰と愛育(1)

2006年10月01日 | 【エッセイ・コラム】
ドラッグなんていらない―出会ってしまう前の君に伝えたいこと

東山書房

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○ドラッグの恐ろしさを小学生の子供と親が学べる本。

朝のテレビ「ザ・サンデー」で戸塚ヨットスクールの子供たちのタイトルで特集を組んでいた。
戸塚ヨットスクールは体罰を肯定するスクールだ。
年間500万を払って親が子供たちを預ける。預けると言うよりも放棄すると言う感じだった。

ある子供は、ここで自分が変わったとしても親との関係は変わらないと言っていたが、今の状況を的確に判断してるなと思った。

ワタミの渡邉社長と井筒監督が、体罰で論戦していたが、結論は親の教育と偏差値教育の弊害を問題にしていた。
僕は、現在の体罰は否定する。それは、過去に理由もない体罰を教師から受けた実体験があるからだ。

小学生5年生の時、その場の雰囲気で級長になった。当時の担任の先生は、授業中頭の良い生徒を地元のエリート中学に入れることに熱心だった。

先生は、授業中目をかけていた生徒に事あるごとに体罰を繰り返していた。
往復ビンタをされた生徒が鼻血を出すこともあった。

僕は、頭のいい生徒ではなく、もとより私立中学など進学の予定はなかった。
だから、僕は連帯責任の対象として体罰を受けた。

ある時、理由は忘れたが僕と女子の級長が連帯責任で体罰を受けた。
先生は僕と彼女の鎖骨を掴んで持ち上げた。
油汗が出て、気を失うほどの傷みが全身を回る。
今から考えたら、成長途中の小学生の体を体罰と言う愛でここまでするかと、思い出すたびに怒りを覚える。

その当時、クラスの全員はそれが生徒への愛だと思い込んでいた。
後に、大学を卒業し地元に戻り仕事を始めた時、先生の体罰が愛情ではないことを知ることになる。(続く)