弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

電力事情

2006年07月02日 | バングラデシュで(JOCV)
7月2日 日曜日

今日は、ダッカで交通機関のストがあった。
なので、移動する人は1日か3日に移動する必要があり・・・。

バングラデシュではホルタル(ゼネスト)の回数が増えています。
来年1月の総選挙に向けて与野党が非難の応酬をしているためで。

野党が良くやる手段は、与党の政策に反対するため一般国民の支持者
や支持団体を利用して経済制裁を加えるというもの。
交通機関の停止、首都から他の地域への移動禁止、今回は交通機関の
みでしたが、商店を一斉閉じたりといったこともあります。

ホルタルは事前に新聞報道等の連絡があり、突然今から!ということ
はありませんが、ホルタル前日になって連絡というケースもあります。


バングラデシュでは野党になるとホルタルをすることが通例のようで、
選挙後には現在の与党がホルタルを呼びかけるかもしれません。

けれど、私からすれば、野党が国民の都合のいいことを言って煽って、
与党に戻れば言葉をひっくり返している歴史があるような。
前回の選挙もそうだったし。

富裕層の人たちと話していると、政治が悪いことを認識していて何と
かしたいというけれど、政治家=政治屋になっている感じがあり、声
を上げても良くなっていく気配があんまり無いようです。

こうなると、国に見切りをつける人がどんどん増えて、知識人や技術
者の流出もおこるわけで。

どうなるんでしょ。
住んでいるチッタゴンは何の関係も無く、バスもCNGも動いています。



ライブドアのニュースでこんなんが。ありました
元URL:http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2149924/detail

「サッカーファン、W杯観戦中の停電に怒り電力会社襲撃=バングラデシュ」

【ライブドア・ニュース 07月01日】- AP通信によると、バングラデシュ
の首都ダッカのサッカーファン数百人が、サッカーのワールドカップ(W杯)
ドイツ大会の準々決勝ドイツ-アルゼンチン戦の中継途中に、停電があった
ことに腹を立て、電力公社の事務所などを襲撃する事件があった。地元警察
関係者が1日、明らかにした。

怒ったサッカーファンらは、ダッカ市内にある電力公社の事務所を襲撃した
ほか、近くの刑務所の玄関などに向けて投石するなどし、複数の刑務所の警
備員が軽傷を負ったとしている。

理由は明らかになっていないが、バングラデシュでは、ブラジルとアルゼン
チンのファンが多く、アルゼンチン戦を観戦できなかったことで、ファンの
怒りが増大したようだ。6月9日のW杯開幕以来、同国では、類似した暴力事
件が複数報告されている。

バングラデシュの1日当たりの発電量は約3000メガワットだが、電力需要は
約4500メガワットとされており、電力不足は深刻な問題となっている。



バングラデシュには大規模な発電施設が5ヶ所あり、1ヶ所あたり1000メガ
ワットと聞いたことがある。うち2ヶ所が故障のため予定発電量が確保でき
ないそうで。
毎日停電はあるけれど、サッカーの時間は停電しないっていう神話はあった
だけに・・・。


写真は、バングラデシュのお菓子。
ベンガル語以外にもイスラミックな言葉が書かれています。
あま~いお菓子、ではなくけっこうスパイシーです。
杏飴に香辛料を入れてすっぱくしたような。
人によってはパスでしょうね。
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