神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

夕凪の如く

2023-02-13 09:36:21 | 短長編小説
心のざわつき波間を漂う漂流物
静けさは失われ波の音が苦痛を与える
繰り返し繰り返し
与えられる苦痛にもがく

向かう場所は定まらず
生きた場所だけ脳裏に浮かぶ
限り有る命の中で
生きる時間も変わってく

人生の闇に流されて
暗闇を漂うは時間の無駄遣い
行(生)き道見えれば
何を犠牲に生き進む?!

タダほど怖いモノは無し
人ほど強欲な生き物も無し
見つけたい思いが強いなら
何を犠牲に突き進む?

行き(生)場所解らず
ただ波間に漂う白波見つめ
ぼんやり遠くに目をやれば
幻の如く浮かぶは・・・蜃気楼?

一本の線が道を示す
目的が見えれば飛び込むか?
代償は・・・過大!?

僅かに残された炎(命)は
今を生きる為に使えと強い力に押し戻される

瞬時に波(闇)が時を止る
自分の中のタメライ・かッ!
静かに芽を出す瞬間に
無駄にするな時が叫ぶ

それはまるで夕凪の如く
風は海から陸へと押し寄せ
止まった時間が動きだす

風の怒りは瞳を閉ざす
時は見開けと背中を押す
瞼をゆっくり開いて気付く

瞳の中には命が有る
波(闇)に身を委ねるのではなく未来を見ろと耳に届く

いつの間にか遠く漂うモノは消え
夕凪は夕日を連れて海のうねりを白波が隠す

朱色に染まる波がささやく
優しい子守唄を奏でながら
今より未来へ紡いでく

明日にはもう違う何かが見え隠れ
なら何から探しませうか?
全てはアナタが決めるコト〆



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