神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

クロス

2023-06-24 22:18:05 | 短長編小説

俺は今自分の墓の前に居る

不思議だ・・・・・

まさか自分の墓を自分で見るなんて・・・・
ーーーーーーーーーー

年配の女性
「あの~失礼ですが、息子の知り合いですか?!」
・・・・・・母だった

俺「すいません、僕はクリス・K・カーターと申します、彼がアメリカに来た時に仲良くして頂きました・・・・」

女性「そう・でしたか、わざわざアメリカから・・・、ありがとうございます、息子も喜んで居るはずです、本当にありがとうございました・・・・」

クリス「いいえ、本当はもっと・早く来たかったのですが・・・・」

女性「いいえ、来て頂いただけで・・・もしかして綾(あや)ちゃんの・・・・」

クリス「はい、綾の親戚です」

女性「綾ちゃんは・・・あの~元気ですか?!」

クリス「・・・はい、何とか、でも・記憶は失ったままです、綾にはその方が良かったのかも知れません!!、記憶を取り戻しても・・・両親も和也(かずや)君も失ってしまったのですから!!」

女性「・・・そう・・・ですね、綾ちゃんにとっては・ソレで・良かったッ・・・と思います!!」

クリス「では僕はこれで失礼します・・・・・」

女性「わざわざ、ありがとうございました・・・・和也(涙)」

クリス「・・・・えッ!!」

女性「ゴメンなさい・・・、クリスさんの背中が・・・今・和也と重なってしまって(涙)、本当にゴメンなさい・・・(涙)」

クリス「いえッ!!、では失礼いたします・・・(母さん)」

ーーーーーーーーーー
苑田(そのだ)
「クリス様何かございましたか?」

クリス「・・・車を出してくれ!!」

苑田「承知いたしました!!」

ーーーーーーーーーー
クリスは不思議な感じがした
確かに俺は和也として生まれたが
本物の名はクリスだ!

俺はクリスの記憶を失い生まれた
だがそれも全てモートンを封じる為に俺自身がやった事だ

俺が2000年前にやった事はひとつの賭けだった
だがそれはとてつも無く無謀な賭けだ!

あの時たまたま西村の母の先祖の身体に入り2000年眠り続け
現世界で西村和也として生をうけたが
自分自身で封じた記憶は全てのパーツが揃わなければ記憶は閉ざしたままモートンを消滅させてしまう

そんな事に成ってしまえば大切な者達を悲しませてしまう
ソレを避ける為に時を待った

全ては今を生きる大切な命達の為に
そしてあの星に残しで来た大切な命の為に

俺の命をかけても守り抜くと決めた大切な子供達の為に
俺の・・・俺達の生き様を

今からココへ書き綴る

クリス・k・カーター
ーーーーーーーーーーーーーーーー

あの日・アリアの中に宿る綾の存在を知りまだ見ぬ綾に心引かれた

俺はこの星がある銀河ではない
誰も知らない場所から
ひとりの男を追いかけこの銀河に来た

この星に来て奴を見つけたが宇宙空間の移動で体力を消耗
目的を果たす事が出来ず時を待った

奴との時間差は約500年近くその間奴はこの星に沢山のアジトを作り
新たなアンドロイドを作り戦機として売りさばき稼いだ金を元手に
この星に根を張っていた

俺達が奴を追ってきたのは
研究を重ていた未完成の遺伝子を奴が盗見

勝手に新たな人間を作るも未完成の遺伝子で創りだしたモノは
ただの化け物だった

たが奴は諦めず星の民に未完成の遺伝子を使い人を化け物にした
そして母星は消滅した!!

このままではこの星も俺達の星と同じ末路をたどる・・・・

奴は全てを支配するために
完璧な人間を作りだそうとしたが
母星が消滅したため銀河を越え時間を飛び越えコノ星に逃げ込んだ

奴を元に戻さない限り2つの銀河が消える

どれだけ研究を重ねても
俺達と同じエスパーが生まれる事は無く諦められずに居た!奴は
俺達を探していた

ーーーーーーーーーーーー続く~~
さて~~~運命の歯車は?!

【クロス】始めたさせていただきます
もし興味を持ち最後までお付き合い頂ければとても嬉しく思います

どうかよろしくお願い申し上げます。

神楽より!!




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