通堂（小禄本店）

今日は梅雨の季節を避け、那覇に行きました。

が、こちらもまだ梅雨でした（笑）

時間がないので、「一店集中」のつもりで那覇のラーメン事情を事前にチェックしましたが、本土のチェーン店が多くて地元の人の話からもやはりこちらに落ち着いてしまいました。

「通堂」の本店です

こちらのお店は、以前に「ラー博」にありましたので、実は食べたことあったのですけど。まあ、そうは言ってもかなり昔なのであまり記憶がないですが…。

店内に入ろうとするものの、若干開店が遅れているようで、しばし待ちました。

外につるしてあるメニューを見て、「小ラーメン」があることに気づきました。

ということで注文が決まり

開店して中に通されます。

本店だけあって、席がかなり多いですね。

開店したらどんどんお客さんが入ってきました、人気のようです。

あちこちにレトロな雰囲気がありましたが、一番レトロな雰囲気だったのはトイレでした

こちらのメニューから、「おとこ味のミニ」と「おんな味のミニ」を注文。

おとこ味については麺の固さを選べるので、オススメの固めにしました。

「お連れ様が見えられますか」

と店員さんに聞かれたのは、ご愛敬

ラーメンが同時に来ても大丈夫だと思いましたが、店員さんが気を利かせてくれ、「先にどちらをお持ちしましょうか？」聞いてくれました。

厨房内はかなり広く、それぞれ忙しそうに動いています。

奥には製麺所もありました。そう、ここは自家製麺なんですよ！

待っている間に、噂の「無料おつまみもやし」をパクパク食べました。これは美味しかったです。もやしがしっかりした豆もやしで、唐辛子が島唐辛子を使っているからか、親店と言われている「一風堂」のより美味しかったです

ほかにも箸がこちら。

かっこいいですね。繰り返し使える竹の箸です。

さて、まず、来たのは「おんな味ミニ５２０円」。

小だからかなり小さいかなと思いましたが、結構大きめでした

こちらは鶏主体で沖縄の塩を使ったあっさり系のラーメンで、沖縄の海をイメージしているそうです。

早速一口。

おお、マイルド

塩でも複雑な味わいではなく、スープ自体はシンプルですね。

豚骨や節系も多少入っているようですが、基本は鶏のようです。

塩も３種類の沖縄の塩をブレンドしているということらしいですが、そこまでは分かりません（笑）

尖ったところが無く、まろやかな味でした。





具は個性的で、沖縄の食に使われる、冬瓜や刻んだ昆布が入っています。ほかはねぎとチャーシュー。

昆布の食感が良いですね、コリコリして美味しいです。冬瓜もくせがなく、似たところでは大根を使うよりもラーメンに合っている気がしますね

麺は平打ちの滑らかな麺。

加水率高めでつるんとした口当たりを大事にした自家製麺のようです。「おんな味」の名前に合わせた麺ですね。

全体は表面に多少脂が浮いていて、唐辛子でぴりっとしめています。





チャーシューが美味しかった

肉の旨みがつまっていました。このラーメン、かなり上手くできていました、美味しかったです





つづけて来たのがこちら。

おお、ガラリと変わりますね。

こちらが昔食べた方の、「おとこ味ミニ５７０円」です。

こちらはよく見かける顔（表情）をしていますね

豚骨スープに背脂も足してあるのか、結構コッテリしています。

食べてみるとやはりまさに「一風堂」テイスト。

ただ若干豚クササはこちらが上で、スープは少しこちらの方があっさりしています

ニンニクの量も一風堂の方が多いかな

麺は「おんな味」とガラリと変わって、細麺の低下水麺。固めにして正解で、キレがあるパキパキした麺でした。

具はもやし、チャーシュー、きくらげ、ねぎといかにも豚骨ラーメンらしい具です。

きくらげの食感が良かったです

ピリ辛のもやしと一緒に食べたりして、これまたあっさりと完食。

麺の量はミニと言っても１００gくらいあるかもしれません、十分でした

どちらも上手くできていて、さすがだなあと思いました。

やはり「おとこ味」の方が売れていて、沖縄に来る方もそちらを頼むことが多いようですが、自分的には「おんな味」の方が気に入りました

創作系もやったら面白そうなお店なんですけどね