アコログ

色んなコトを感じ思ったこと。 誰かに伝えたくなったこと。 日々の記憶。忘備録。

ミリキタリの猫

2018-10-29 14:27:51 | 映画
先週末の土曜日はドキュメンタリー映画を
見に行きました

なんか猫とか書かれると
気になって仕方ない(笑)





ミリキタリの猫って映画です



このカフェでの上映なんだけど




前日チケット買いに行った時に、
ミリキタリの猫の絵が飾られてて
写真撮って来ました





なんとも味わい深い猫の絵






ミリキタリとは、NYの路上で暮らす80 歳のおじいちゃん。
日系人の画家ジミー・ミリキタニ
因みに三力谷さんです(珍しい苗字!)



米国はサクラメント生まれで広島出身のミリキタニは、
路上で猫の絵を描く路上生活者。

第2次世界大戦中に、理不尽にも日系人強制収容所に送られ、アメリカ市民権を捨てた。
それ以来、反骨の人生を歩んできた。
故郷に原爆を落とされ、収容所での辛く悲しい戦争体験、
そして9・11テロをきっかけに、ニューヨークで
路上生活を送りながら絵を描いていた彼と
共同生活することになったリンダ(監督)

思いがけなくカメラを回したリンダが撮った
ジミーの映像が映画になったのは、
近所に住むリンダが、ネコの絵に惹かれて
話しかけたことがきっかけだった。

絵を買おうとすると
ジミーは「写真を撮ってくれ」といい、
カメラが無くてビデオカメラがあったから。
それが『ミリキタニの猫』のきっかけとなったそう。
その後ほぼ毎日、リンダは仕事の行きや帰りに
ビデオカメラを持ってジミーを訪れるようになり
友情が芽生えて、2人の人生が変わった。
(ミリキタリは市民権を再度得ることになるし、
リンダはこの映画で映画監督になる。)



ちなみに、猫の絵とかは、写真撮ってくれたり
した人にあげてたみたい。彼はお金では無く
行為や人心につくと言うか…
ある意味猫っぽい(笑)
ミリキタリの猫でなくミリキタリが猫なのかな。


後日談で、ちゃんと絵を取ってて額に入れてた人、
価値がないと捨てた人、様々(笑)


写真を撮ってくれと言ったのは、
路上で暮らすミリキタリの存在証明かなと思う。



彼の描く絵はなんだかほっこりする。
広島の原爆ドームの燃える炎の絵は強烈だけど。




アメリカに対しての怒り。
凄い怒りなのに何故アメリカに居続けて
高齢なのにずーっと路上で暮らしてるのか。
ってかいつから路上生活なのか?
そして、独身女性なのに、リンダがよく
お爺ちゃんでホームレスのミリキタリ氏を家に
入れたなぁ~(;゜0゜)とか。
色々な疑問が出てくるけど、
最後、製作者のマサ・ヨシカワ氏が色々
質問に答えてくれたりして、納得した。


リンダが家に入れたのは、ミリキタリが居たのは
アメリカ同時多発テロのあの現場近くの路上で、
煙がすごくて誰もが避難してるのに、
ミリキタリ氏は居続けたから。
流石に危ないし命に関わることだと危惧して
「家に来ない?」と説得したそう。
言ってから、げげ、どーしよ。。とか思ったものの
もう友達だったから。
で、普通にリンダの家の中で生活してて、
ミリキタリもどんどん普通の優しいお爺ちゃんに変わってく。
やはり外で暮らすって厳しいんだろうなぁ。
家猫と外猫の違いというか…
やはりミリキタリが猫なのかなぁ。
リンダは捨て猫を拾った感じかなぁ(笑)




しっかし…
始まる前にワンドリンクオーダー制で
生ビールなんか頼んじゃって。。




その前にも引っ掛けて来ちゃって
トイレのこと考えてなかったーー


始まって何分かしてめっちゃトイレ!
トイレ!トイレエェェ~~っとトイレの事ばかり
ミリキタリ氏の話も気になるがトイレが頭から離れず、本当参った。しかもトイレはこの上演してる向こう側にあり
行けるわけがない感じで、約90分頑張りました映画の前には水分に注意ですな
良い映画見たのに、落ちがトイレとは…