今回も再び面白い小話を。
私がネットから拾った面白い小話集を適当に並べてみます。
どうぞお寛ぎのひとときにでも、ご利用ください。
ただし、突然吹き出してお近くの方に迷惑をかけることのないようご注意ください。
● 中学のとき、英語の試験に、「『No Smoking』を和訳せよ」という問題が出た。「横綱はいない」と書いて出した。
私は、今でも英語に自信がある。
● 今、取引先の担当からメールで、「まずは取り急ぎファックさせていただきます」という丁寧な“犯行予告”が届いた。
● 人相の悪い客が、「責任者を出せ!」と、えらい剣幕で店に入ってきた。
彼は髪の薄くなった店長に向かって、「てめえ、ハゲとる場合じゃねえぞ!」と言った。
私は吹き出すのはこらえたが、失禁した。
● 酔っ払った父が間違えて、すごく高そうな傘を持って帰ってきた。
母は急いで裁縫箱を取りだし、せっせとそれに名前を刺繍していた。
● レストランで長時間待たされたあと、やっと席に着きに案内され注文をした。
「ハンバーグステーキのセットをください」
「食後でよろしいですか?」
その店員、よほど疲れていたらしい。
● アメリカへ行く便で、食事の時間になった。
外国人の客室乗務員がニヤニヤしながら 「おまえはチキン(弱虫)か。 え?」っと英語で挑発してきた。
私は日本男児だ。だから黙って耐え忍んだ。
その後、何度もその嫌がらせは続き、私だけけっきょく食事抜きにさせられた。私は、負けない。
● 予備校時代、英作文の問題で「覆水盆にかえらず」を「Mr.Fukusui did not go home at summer vacation.」と訳したやつがいた。
今でも間違っていないと思う。
● すごい満員電車で、おばちゃんが巨乳をピッタリくっつけてきた。
目が合った時すごく申し訳なさそうに「ボインでごめんねぇ…」って謝られた。
俺は咄嗟に、「バッチリです!」と返してしまって色々悩んでる。
● タクシーに乗ったら、運転手のオッサンが窓開けて月を眺めながら、
「月、綺麗ですよねぇ。アレって地球の影なんでしょ? ということは、私たち二人の影もほんのちょっとだけ、あそこに写ってるんですよねえ」と言った。
待て。俺を胸キュンさせてどうする。
● 30年連れ添った妻とは、会話がほとんどない。
私が帰宅すると、いつものように妻は無機質な声で言った。
その目はすわっていた。
「ご飯にする? お風呂にする? それとも・・・ア、タ、シ?」
・・・私は、凍りついた。
● おやじが、女にフラれた弟を励ましていた。
「大丈夫だって。女なんて、星の数ほどいるじゃないか。手が届かないだけだ」
弟は、それ以後引きこもった。
● 混浴の露天風呂に浸かっていたら、若いカップルが入ってきた。思いっきりじゃれついていた。
「ねえ、お風呂あがりに何飲みたい?」
「俺はブラックコーヒーでいいや」
「えっ? 苦いよ?」
「キミとの時間がとっても甘いから」
歯の浮くようなセリフ。思い切り二人の世界に入っていたようだ。
横のじいさんが大笑いして、入れ歯が外れて湯船に浮いた。
● 医学部で勉強している弟が、最近焦っている。彼女が未だにいないのだ。
「ヤバイ。半年以内に彼女出来ないと、ほんとうにヤバイ。このままだと初めて向き合う女性の裸が、実習の死体になっちまう」
今回はこれにて。
次回をお楽しみに!
*今回は『ネットで拾った面白い小話』シリーズのpart7ですが、これまで載せてきた分もまとめてご覧になりたい方は小話からどうぞ。
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