気侭に

その時々で気の向くままに

モリンガが育ってきました。

2017年09月16日 | 

 

 今年の春に植えたモリンガがようやく36㎝まで育ちました。

 モリンガは、熱帯・亜熱帯の植物ですから、日本で普通に育つのは沖縄くらいで、あとは関東以南でビニールハウスで栽培している所があるくらいです。

 今これを育てている東京も段々涼しくなり、葉もだんだん黄ばんできているようですし、そろそろ室内に入れて育てる必要があるようです。

 

 モリンガの原産地はインド・パキスタン近辺ですが、現在はアフリカや東南アジアでも広く栽培されるようになっています。因みに写真にある種はカンボジアで栽培された種です。

 

 

 モリンガは、農作物の栽培には適さない痩せて半乾燥した砂地であっても、また条件が良ければ半年で4~5m の高さまで育つほどの強い生命力を持った植物です。しかもその過程で吸収するCO2  の量が普通の植物の20 倍ともいわれ、植樹するだけでも現代の大きなCO2  問題に貢献できることが注目されています。そしてそのモリンガの葉から鞘・種・幹から根に至るまで全てが捨てることなく利用でき、特にその葉に含まれるバランスの良い多量の栄養分が、アフリカでは飢餓に苦しむ人々や乳幼児の栄養補助食品として既に利用されています。

 

 モリンガは、葉を乾燥粉末にした健康サプリメント以外に、種子から採ったオイルを原料とした石鹸や化粧品も市販されています。

 私はモリンガパウダー(葉の乾燥粉末)をカレー料理やお好み焼きなどの隠し味に使っていますが、ある時意外な効果に気がつきました。

 私は30歳を越えた頃から花粉症に苦しんでいたのですが、このモリンガを食べた後にその辛い症状がなくなるのです。とは言っても数時間経つとまた症状がぶり返しますが、それほど酷くはありません。以後、私には欠かせないサプリメントとなっています。

 モリンガの生育に適した気温は25~35℃ということですし、室内で栽培するとしても冬を越すのは厳しそうです。なんとかこのまま育ってくれると良いのですが・・・。

 



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