昨日会った知人が「最近冷蔵庫が冷えなくなったので買い換えなくちゃ。氷はできるのに・・・」と言っていました。
その場合、
「買い換え、ちょっと待った!」
です。
岡山県環境保全事業団より
冷凍室は正常に機能していて冷蔵室が冷えない情況では、まず考えられる原因は冷蔵室へfanで冷季を送る通気口が、凍り付いた霜によって詰まっているということです。
ですから、買い換えたり修理を依頼する前に、一度冷蔵庫のコンセントを抜き、冷蔵庫内を空の状態にした上で、外内全ての扉を開いた状態で6~10時間放置し、冷蔵庫内の見えない氷を全て溶かしてみると良いでしょう。
その際、多くの水が落ちてきますので、まず冷蔵庫のある床の周囲を古新聞や吸水性の良い布類で囲った上で、冷蔵庫の一番下外部にある水受けトレイ内の水がたまるごとに捨てるようにしてください。
水が落ちてこなくなれば氷が全て溶けたということですから、冷蔵庫のコンセントを差し込んで電源を入れてください。 内部が冷えるまで3時間ほどかかりますが、多くの場合、これで冷蔵室も冷えるようになっているはずです。
もしそれでも冷えないというのでしたら、その原因は冷季を送り込むファンやセンサーなど電気系統の故障ということになりそうですから、その場合ですと買い換えか修理を依頼する必要があります。
30年ほど前にわが家の冷蔵庫が同じ状態になった時に修理をしてもらったのですが、その時は内部のパネルまで外し、通気口にこびりついた氷を剝がしたりしていて高い修理代を取られました。
冷蔵庫修理を受け付けるサービスセンターも、「一度、冷蔵庫のコンセントを抜いて放置してみてからお知らせください」とひとこと言ってくれると良いのですが、なかなかそのような融通はきかせていただけないようですね。