芝居２本

東京ネジとゼミナールを見に行った。

ゼミナールはあえて初日１ステージ目を見る。Ｓくんが「困っちゃったなぁ」という風情で芝居している姿を楽しんだ。

東京ネジは、いやあ、みんな大きくなっちゃって、と、親のような目線になってしまう。ふと前の席を見ると、きっと誰かの親戚か親かまあそういう関係であろうと想像させる、ご婦人が。

案の定というかなんというか、途中で、解説を始めた。一緒に来たお隣のご婦人になにやらごにょごにょと舞台に出てきた何かを説明している。

昔は結構そういうの気になってしょうがなかったんだけど、最近はなんか「まあいいや」みたいな気になることが多くて、そのまた内容がまる聞こえだったりすると、それはそれで「面白いのに会っちゃったなぁ」と思ったり出来るようになった。

これを大人になったというのか、鈍感になったというのか、成熟したというのか、日和ったというのか、ダメになったというのか、まあ、そういう風になったのだ。

でも、フラッシュ撮影はダメだね。それはいくら何でもアレでしょ、影響が大きすぎるでしょ。これは注意しちゃうね。

まあ、そういう俺自体が、観劇マナーといわれるものが良いかと言われるとそうでもないと思うんだけど。靴脱ぐし、足よく組み替えたりするし、背中掻いたりするし、とにかく落ち着き無いからね。俺の周りで芝居見る人は、なんか、迷惑かも知れない。

と、自分で気付いていながら、まあしょうがないやって思ってんだけどね。